蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

安曇野チロルへ♪  #ひとり芝居 #夢幻工房 #バイオリン #サムライ伝

2019年04月26日 17時04分10秒 | 日記

今日は安曇野にあるカフェギャラリー「チロル」さんへ♡

6月にこのカフェでナント!

“ひとり芝居”を上演予定なのだ❣

本日は開催に向けてオーナーのM氏との打ち合わせ。

このひとり芝居、バイオリニストの牧さんにも
友情出演していただく方向で調整中。

そんなわけで、牧さんも同席してくださり
ピアニストの真実さんもいらしてくださった。

皆さま、ありがとうございます!

誰のひとり芝居だと思いますか?

私じゃありません💦

夢幻の看板役者“青木賢治”のひとり芝居!

タイトルは「サムライ伝 源義経」

ケンジにとっても新たな挑戦!

コレ私の新作☆書下ろし♪♪
ひとり芝居を執筆するのは初めてなので
私にとっても新たな挑戦の一つ(*^^*)

何役も演じるのはもちろんのこと
殺陣、アクション、ダンス、マイム、歌で紡ぐ
たった一人の小劇場エンタメ♪

ひとり芝居なのでフットワーク軽く
どこへでも持っていけるし
考えるだけで楽しみで仕方ない~~

安曇野での公演は、数年前に安曇野教育委員会様のご依頼で
穂高交流学習センター みらいで上演させていただいた
児童音楽劇「カン太の涙」以来、数年ぶり♪

宣伝面に関してM氏に色々とアドバイスをいただき

 なるほど~

と思うことがいっぱい!(^^)!

勉強になります!ありがとうございます(*^^*)

舞台の詳細はチラシが完成次第、公開予定。

今しばらくお待ちくださいm(__)m


旧優生保護法救済法 成立

2019年04月24日 23時20分09秒 | 日記

TVで「旧優生保護法救済法 成立」のニュースを見た。

優生保護法・・・記憶が曖昧だ(^_^;)

なので、これまでの経緯を調べた。

◎1940年 「国民優生法」が制定

これは第2次世界大戦中の立法であり、出産増加に重点をおいた法律だった。

◎1948年 「優生保護法」が制定

「不良な子孫の出生を防止する」という優生思想に基づいていた法律
遺伝子疾患や精神障害を理由にした不妊、中絶手術を容認。
障碍者
への差別になるとの強い批判を受けた。

◎1996年 「母性保護法」として改正

従来の〈不良な子孫の出生を防止する〉という法律の目的を削除
優生思想に基づく障害者などに対する差別規定をすべて削除
しかし中絶規定については議論が紛糾し,改訂は見送られた・・・

中絶議論紛糾の内容は・・・

★配偶者の同意がなければ中絶できない
リプロダクティブ・ライツ(女性の体への自己決定権である「性と生殖に関する権利」)に
抵触しかねない条項が残されていて、「女性の権利の保障」がないと批判が続出。
胎児の異常が出生前に診断された場合でも、妊娠中絶は適用されないが
こうした場合に妊娠中絶を認める胎児条項を法律に加えようという動きもある。
しかし、障害を持った人間の存在を否定することにもなり
また全ての胎児を選別する危険性を抱えてもいる・・・

科学が発達し、出生前診断の精度が上昇。
今後、胎児のダウン症の有無などを調べられる新型出生前診断が
一般診療化に向けて動き出すかもしれない・・・

私は「子どもは天からの授かりもの」と教わって育った世代。

障害があろうとなかろうと生まれいづる子どもは
かけがえのない存在
責任を持って愛情を注ぎながら
未来の人材に育てていこう・・・

そんな決意を胸に抱きながら出産に臨んだことを思い出した。

一方、理不尽な国家の定めた法律により
不妊手術を受けざるを得ない方々が・・・

命は重い、尊い、はずなのに

質って何さ

優性、劣性、って・・・

ああ・・・

国家とは恐ろしい。

国益のためであれば、尊い命まで操れるのだから。

国益とは・・・
国家や、その国全ての国民の利益。
主に対外的な政策において用いられる概念。
「国益を保護するため」の外交、軍事活動。

全ての国民の利益とは何を指すのか?

安保や軍備増強、米軍基地や原発問題も
国家的視点と価値観により国会で決定されていく。

国家と国民では見るところが異なるから
どこまで行っても平行線・・・

国益の意味には、全ての国民の利益という表現がある。

この「全て」というところが曖昧になってしまう一番の要因かもしれない。

だって、価値観が異なれば利益も異なるわけで
大切に思うことによっても利益は変わるし
見方によっても利益は変わる。

Wikiの「国益」に「不確定性」という欄がありそこには下記の記述がある。

国益の定義や優先順位は、時代、その国の価値観、体制、政策立案者などにより大きく異なる。
特に民主主義
の国では世論も外交上重要な位置を占めるため
国家間同士だけでなく、国民世論への配慮の必要性がある。
しかし、対外的にとられた戦略は内政にも影響を与えるため
国を構成する誰もが利益を得るとは限らず
一部の国民や勢力にとっては負担を受けたり痛みをともなう事もある。
そのため民主主義のもとでは、国民の間に一定のコモンセンス
が求められる。

コモンセンスとは、常識・良識のことだが
そもそもこの常識というのも曖昧になりつつあるし
何を持って良識と言うのかも曖昧・・・

このたび成立した旧優性保護某救済法の前文には
下記のような内容が記されているそうで・・・

旧優生保護法のもとで不妊手術などを受けた人が
「心身に多大な苦痛を受けてきた」として
法律を制定した国会や、執行した政府を意味する「我々」が
「真摯に反省し、心から深くおわびする」と。

この法律では下記が定められた。

精神障害や遺伝性の疾患などを理由に
不妊手術を受けた人を対象に
医師や弁護士などで構成する審査会で
手術を受けたことが認められれば
一時金として、一律320万円を支給する

但し、一時金の請求は本人が行う必要があり
その期限は、法律の施行から5年以内だそうで・・・

一時金の対象となるのは、およそ2万5000人にのぼるらしい。

320万円という数字はどこから出てきたのか・・・

対象者全員に情報がきちんと伝わるのか・・・

なぜ5年以内なのか・・・

疑問だらけの法律だけど、国家が謝罪したことにより
国家による恐ろしい法律で、犠牲を強いられた方々の苦しみが
少しでも救われることを願います・・・

今後、同じ過ちを犯さないよう
これまでの歴史と経緯を
次世代に伝えていく必要がある。


黒姫童話館へ #黒姫物語 #黒姫童話館 #ことたま座 #語り芝居 #照明

2019年04月23日 23時44分09秒 | 日記

今日は信濃町にある黒姫童話館へ♪

この童話館には小さなホールがあり
夏休みや週末に演劇、人形劇、紙芝居、コンサート、落語等
様々なイベントが開催されている。

しかもこのイベント、童話館の入場料のみで観覧可能♪

昨年、このホールで「ことたま座」さんが語り芝居を4回上演し
今年も新作「黒姫物語」を上演することが決まった。

これは、童話館の館長さんが新たに執筆・製作された絵本「黒姫物語」を原作に
ことたま座の言湖さんが台本に起こし、キョウコちゃんとクボちゃん二人で創作した作品。

千年の時を超えて今よみがえる民話「黒姫ものがたり」
北信濃に語り継がれる、竜と黒姫の愛と戦いの物語の舞台化である。

原作:いぶき彰吾
台本:言湖
出演:ことたま座 窪田裕子 松本恭子

 

黒姫物語は信濃の伝説で、様々な言い伝えがあり
私が以前所属していた劇団くるま座でも
童話館で上演したことがある作品だ。

私もくるま座在籍中は、毎年黒姫童話館の舞台に立たせていただいたっけ。

懐かしいな~

キョウコちゃんとクボちゃんはくるま座時代の仲間で
今は、夢幻の公演に度々客演してくれて
様々な面でサポートもしてくれる有難い舞台人たち。

昨年は、感謝の気持ちで舞台照明のお手伝いをさせていただき
夢幻研修生のユウマ君にオペレートを担当してもらった。

そして今年も照明プラン&オペをお手伝いすることになり
今日はリハーサルと照明仕込み&プラン作成を兼ねて
ことたま座のお二人とユウマ君と一緒に童話館へ・・・

童話館の周囲はまだ雪が残っている。

久しぶりの高原♪

 気持ちいい~~

これが完全な休日だったらどんなに幸せだろう♪
と思いつつ、仕事とは言え、高原に来れたことに感謝!(^^)!

ホールに入ってすぐに照明仕込み開始。

ことたま座さんは舞台上に楽器や布・パネルなどを設置。

先週一度だけ稽古見学をさせてもらったが
その後、台本に変更があったそうで
到着後、新台本を受け取り、サーっと目を通す。

原作が童話なのでわかりやすく
照明イメージも湧きやすい。

しかも35分程度の短編♪

新作だし、昨年とは諸々異なるので
照明も異なる仕込みにしてみた。

あっという間にお昼の時間!

少し風が強めだったけど、日差しは温かく
高原を眺めながらのランチ♪

ピクニック気分で楽しかった~♡

まだ桜は咲いていない。

樹々もまだ葉をつけていない。

新緑の季節にまた来たいなーと思いつつ
午後から気合を入れて照明合わせ(^_^;)

ユウマ君、だいぶ慣れてきたなー
私も童話館に設置されている照明を記憶しているので
昨年ほど苦労はせず無事終了。

15:00に童話館の喫茶店「時間どろぼう」さんから
コーヒーを出前していただき、コーヒーブレイク♪♪
ご馳走さまでした!!

リハーサル(ゲネに近いかな?)の準備をして
15:50頃からリハーサル開始。

16:20 リハ終了後、いつくか照明を修正
すぐに撤収をして、想定どおり17:00に終了!

夜は武将隊の自主稽古なので、私はお休み。

ということで、みんなで夕飯を食べていくことに♪

向かったのは「とんかつ かつ源」若槻店♪♪

ロースカツもチーズカツも美味しかった~

芝居の話題はいくら話してもつきないねー

舞台の仕事で脳はフル回転したけど
大自然の空気に触れて
美味しいものを食べて
気分的にはオフな一日だったなー

キョウコちゃん、クボちゃん、そしてユウマ君
一日お疲れ様でした!

皆さん、ことたま座さんの新作「黒姫物語」を観劇がてら
黒姫童話館へ足をお運びください!

館内の展示物も素敵だし、牛も見れるし(笑)
夏のトウモロコシも美味しいし
近くにある秋のコスモス園は見ごたえ十分(*^^*)

 

童話館の帰路中、久しぶりに某制作会社から
スチールフォトモデルのお仕事依頼が!

ありがとうございます!!

さて、人選してオファーだ・・・

むむ・・・台本執筆が遅れてる・・・

ガンバローヾ(@⌒ー⌒@)ノ


スリランカで恐ろしい爆弾テロが!

2019年04月22日 23時07分19秒 | 日記

なぜこんな恐ろしいテロが・・・

スリランカの3つの都市で起きた
連続爆弾テロ
標的は・・・
キリスト教のカトリック教会と
多くの外国人が宿泊する高級ホテル・・・

死者は日本人女性を含む290人
負傷者は500人にのぼるという(うち日本人は4人)

4/21朝に起きた8件の爆発のうち
最初の6カ所の爆発は7人の実行犯による自爆テロ。

この日はキリスト教徒にとって
1年で最も神聖なイースター(復活祭)の日
複数の教会で信者が復活祭の礼拝に参加している最中に
この連続爆破が行われた・・・

なぜこんなことが・・・

スリランカは1983~2009年の長きにわたり
宗教が異なる民族の武力闘争が続いていた。
いわゆる内戦である。

戦いは主にシンハラ人を主体とした政府と
タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)との間で起きていた・・・

10年前の2009年に政府軍の猛攻により、LTTEが降伏。

この間の死者は7~8万人にのぼると言う。

スリランカの最新国勢調査によると
国内では仏教徒が国民の70.2%を占め
ヒンドゥー教徒は12.6%
イスラム教徒は9.7%
キリスト教徒は1割未満で約150万人
その殆どがカトリック教徒とのこと。

ここ10年間のスリランカ情勢は安定していたとも聞くが
何度もテロ事件が起きていて死者は相当数にのぼり
日本人の死者も多くて・・・

ニュースで見ていたはずなのだが
日本にいる私にとっては
対岸の火事になってしまっていた・・・

9.11の光景が脳裏に浮かぶ。

あの時、テロが起きる根源を見つめていた。

調査を重ねて、犯罪者心理を必死に学んで・・・

人間は誰だって・・・

幸せになりたいはずなのに・・・

平和を望んでいるはずなのに・・・

本当は死にたくないはずなのに・・・

なぜ自爆テロを選ぶのか・・・

その裏側に潜むのは、恨みと憎悪、権力闘争・・・

人間は生存する限り、地球が消滅するまで
同じことを繰り返すのか・・・

日本を取り巻く情勢も、戦争の火種はそこかしこにあり―

 

犠牲となられた方々の御冥福をお祈りすると共に
負傷者の皆様にお見舞いを申し上げます・・・

ああ・・・言葉がむなしい・・・

・・・ご遺族の皆様の悲しみはいかばかりか・・・

ああ・・・何を言っても軽い・・・軽すぎる・・・・・・


下記の動画を見つけた。

20190422 スリランカ連続爆破テロの背景【及川幸久−BREAKING−】


権力とお金、侵略・・・

いつの時代も同じだ。

人の感情を利用してそれを操る権力者がいるのだとすれば
それこそが悪なのではないか・・・

しかし・・・

善悪は人の価値観によって異なるんだよね・・・

今は祈ろう・・・

スリランカの方々の苦しみと悲しみが癒えることを願って・・・


小布施野外シアターWS~MAプログラム #WS #野外劇 #バレエ #表現 #インプロ

2019年04月21日 22時09分23秒 | 日記

今日は小布施野外シアター2019のワークショップ2回目。

先週は2時間弱と短時間だったため
演劇基礎レッスンはざっくりさわりだけに留めたが
今日はインプロゲームや体を使った遊びから入って
ストレッチ、筋トレ、発声をガッツリ♪

  

 

 

 

その後、夢幻マッスルトレーニングでリズム運動&体幹トレーニング。

最後に2チームに分かれてエチュードを行った。

宮沢賢治さんの「風の又三郎」の冒頭詩をもとにして
チームで話し合い創り上げていく。

毎年初回に行っているこのエチュードだが
始める前に手拍子・足音の面白さを体感してもらい
風の擬音をみんなに考えてもらってから創作に入った。

今日は保護者の皆様や実行委員の方々もいらしていて
見学者がびっくりするくらい多かった(^.^)

そのせいかどうかわからないけど
両チームとも例年よりダイナミックな発表となりました~

リピーターの子どもたちの成長が著しい。

須坂☆キッズシアタープロジェクトにも参加した子どもたちは
声も良く出ているし、堂々と演じられるようになっている。

奉納劇が初舞台だったメンバーが、今回も参加してくれていて
最初会った時とは比べ物にならないくらい大きな声が出ている!

声だけじゃない。
実に楽しそうで生き生きとしてるの♪

そして、今回初参加の皆さんもとっても前向き♪

中には演劇経験者もいて頼もしい♪

いいね~いいね~

これからがますます楽しみなメンバーだ\(^o^)/

終了後、MA会場へ急ぐ。

今日のメニューは

 ①クラッシック・バレエ
 ②殺陣アクション
 ③表現としての演劇

①は朋友バレエ団の大先生・重野先生がじきじきに教えてくださる。
それこそ手取り足取りで♪

なんと贅沢な時間♪♪

なぜみんな参加しないんだろう?
こんな安価で、その道のプロに教えていただける絶好の機会なのに
マジもったいないよなー・・・

と毎回思うが、こちらも宣伝する余裕がないので仕方ない。

継続している団員たちは、明らかに成長している。

まさに「継続は力なり」だねー

殺陣アクションは、毎回ケンジが工夫を凝らして取り組んでいる。
体幹を意識しつつ、相手との間合いに注意しながら
しっかりと腰を入れた剣さばきができるように・・・

「表現としての演劇」の講座では・・・

内容は、身体をほぐして声を出した後
インプロやエチュードで脳や身体、感情に刺激を与えるワークショップ。

最近は想像力の向上と、他者とのコミュニケーションをとる中で生まれる
瞬間の閃きに重点を置いて行っている。

日曜日の夜、がっつり3時間というのが体力的に大変な人が多いんだと思うけど
この日この時間じゃないと先生方のご都合がつかないんだよねー

何しろ交通費だけでご指導くださっているご奇特な先生方。

これ以上のご無理は言えませぬ(^_^;)

このMAプログラムに少しでも興味を持った方は
ぜひ一度体験にお越しくださいね♪

初回体験は無料!

待ってますねー(笑)