蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

舞台のご感想 その2

2012年08月31日 19時30分41秒 | 日記
お二人から届いた長文のご感想メール(抜粋)をご紹介します。
ご丁寧で詳細なご感想・ご意見をありがとうございました。

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さらにパワーアップした舞台を拝見させていただき本当にありがとうございました。
今年は雨も降らずに本番を通せてほんとによかったですね。
昨年のことを思うと今年は、とてもよかったと思います。
今後に生かしていってもらえればと思い、いくつか感想を送らせていただきます。

1:主人公の葛藤とストーリーの葛藤を同一化させて欲しい。
人間側の欲求や本質を体現していたのは今回採掘王の夫妻でした。
しかしそれをもっちゃん(鈴名里:坂本)が持っていたらと思いました。
山を切り開き、民を富ませ、そして少しでも明日を変えて行こうとする人間の代表は
主人公であるもっちゃんが体現していたら・・。
自然との共存のメッセージとか、本質は正しいというどっちかというとありきたりに傾きがちなメッセージ性よりも
野外でのドラマチックな、自然の中に放り込まれる観劇体験と
日常のちまちました我々の生活の違和感なんかが浮き彫りにされる・・
そんな目眩のするような体験を目指してもらいたいなあと思いました。
もう一つは、もっちゃんは、毅然とした立ち振る舞いが
優しい顔と不釣り合いなのが魅力の女優さんだと思っております。
だから今回のような、あっちこっちに揺れる優しい女よりも信念を通そうとして壁にぶち当たり
それを無残に覆される不条理に悶え苦しむ様を見たい。
人としての本質に悶え苦しむ。でもそこからは絶対に離れられない。
また青木君は今回のようなどっちかというとフール的な役よりも一途で馬鹿正直。
そして裏切られ、泣き、死ぬ。
そんな役がしっくりくる感じがします。
フール役はまだほかの人のほうがよりいいんではないでしょうか?

2:色気について
実は三年前の「0」を観劇したときに思ったんですが
「なんか色気のあるオネーサン達が一杯でてきて素敵だなあ、いいなあ」とかって思ってて
結構それが印象に残ってたんですよ。
それが今年はなんか子供じみてきていてもったいないと思いました。
異界のモノでもいいんですが、露出が大胆な衣装とか、キラキラメイクとか
夏の一夜の夢みたいな、色気のある女性達が踊りまくるぞ=みたいな感じって
結構大事な要素みたいな気がしてたんですよ。
勝手な思い込みですが。なんかそういう要素が減っていって
健康的と言うか、ご家族向けというかそっちへ流れていくのはもったいないと思いました。

勝手なこと言いまくりましたが、それだけなにか残った作品でした。
続けていくのはほんとに大変なことですね。とにかく無理せず続けてください。

追伸:塚田君は絶対に出演したほうが良いと思います。(H・N)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ご成功おめでとうございます。
平田オリザさんではないですが小学校高学年以降に演劇の授業をしていただく必要性を感じる今日この頃、
知事さんも引き込んで、益々影響力を持っていただきたいと感じました。
素人ながら感じたことをお伝えしたく思い、ストレートに書きました。
宜しければご一読いただき何かの役に立てて頂ければ幸いです。
因みに、初日パイプ椅子左側中程・二日目空気椅子センター右側にて観劇しまし た。

◆声楽とスズナリのかぶり
初日はOK。
声楽のボリュームを下げず音楽で感情を増幅しつつセリフも聞き取れ効果的であるとさえ感じた。
歌詞の合間に台詞が上手く組み込ま れ“すごい技術だ!”と 思った。
日曜はかぶってしまい台詞が聞き取りにくく残念だった。
人間のハヤテが消失しONUに 変化する場面で、「消えた!!」がどよめきに隠れ両日とも聞こえにくかった。残念。

◆一般参加者の名目で配役してあるが、経験者だよねと思わせる演技
ONUの 中で笑顔で踊る娘に目が行く。
笑顔でなくとも目が行く人はいるので役の上での個性と捉えることはできるが
笑顔でない状態は“キリッとし た表情”“やる気のない表情”に分かれる気がして
後者は見ていて視線を背けたくなる。

◆日曜のトラブル
ヤマタノオロチが退ける場面で、ニノとマノは突っ伏した状態で周囲を確認できなかったはず。
しかし、布が外され場面展開の鈴の音が鳴るまで
引っ張り続けた音楽隊と舞台上とのコンビネーションは大したものだと感じ た。

◆ニノ・マノの舞踏
土曜はパイプ椅子席の中程で観劇していたが、舞台最下部で踊る姿はあまり見えなかった。
2段目以上で踊っていただきたかった。

◆変な人
夢幻の舞台で初めて腹を抱え笑えた。特にライトとハヤテのやり取りは楽しかった。

◆大道具・照明
他の舞台を見る経験は残念ながらないが、質感・メリハリ・色の発現がとても良い 意味で綺麗だった。
数年前とは全く変わったと思える。
地すべりの表現をするために“光か大きな膜”を上手から下手へ走らせるか
舞台から客席後方へ動かしもっとダイナミックさをアピールしたかった。
音の移動も5.1chのサラウンドを使いたい。

◆音のバランス
左側の席ではバランスが偏り舞台の外から台詞が聞こえてしまう。
センターにもスピーカーを置くような工夫が必要か?
日曜の座席位置右センター前から3列目で確認。
その席では非常にバランスよく聞こえた。

◆二度の舞台を見たのは…
娘(一年生)がもう一度見たいと言ったから。
初日は途中で眠く なっていた(普段20~21時には寝る)が、総踊りの部分で完全に復活。
音楽に合わせ踊る姿はとても魅力的て、特にガンタロの踊りがに気にいったようす。
帰ってから「わからないところがあったから、また教えてね。」と言われた。
人間関係やどれが“門”なのか?など・・

◆入場
金銭の扱いの有無で受付を分けており、前売り・招待券には3つ口を用意していたと思うが
空港税関で課税商品をわざと持ち込んだ時と同じく
当日券料金を支払った方が早く席を選べる状態が見られた。
席は多数あるので実害は少ないと思うが、長蛇最後尾に着くと精神的に辛い感じがした。(初日)
二日目は当日券を買いました。思い通りの席が選べました。

◆個性的
ムンカデやさんりは個性が光りますね。
みすずは、発声・感情・キャラが立ってます。
他人の子ながら成長を感じます。

◆楽しみ方
ミクマリやハヤテの口上には歌舞伎色を感じ、観客席から「成駒屋!」など声をかけた くなる一面があった。
観客との一体感(声や鳴り物、拍手を求めるetc)も今後のアイディアか?

妻は「バイオリン・笛がいいなあ。」と。
印象深い順で時系列は考慮しませんでしたが、以上気づいた点です。
いつもながら数回の公演は非常に勿体ない気がします。
是非とももっとお金を取れる劇団になって夢幻も観客もwin-winな状態になって欲しいです。
まあ、ほんの少しのチャンスだからこそ価値が光るのだとも言えますが・・・
少しずつ長野市民の文化的な資質が向上しますように祈ります。(T・Y)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ご感想から物凄いエネルギーを感じ、頑張らねば!と改めて思いました。
ご期待に沿えるよう精進してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。

舞台のご感想 その1

2012年08月31日 18時17分02秒 | 日記
『NAGANO open-air THEATER 2012』の終演翌日から
事務局と私のところにたくさんのご感想メールが届いています。
また、公演後のアンケートも大勢の方からいただいております。

アンケート及びご感想をお寄せいただきました皆様
ありがとうございました。

HPに別ページとしてご感想ページを設けると良いのですが
諸事情により現状厳しく、申し訳ありません。

ということで、このブログに何回かに分けて
ご感想とご意見を掲載させていただきたいと思います。
基本的に全文をご紹介しますが、出演者以外の個人名や
団体名に関わる箇所は控えさせていただきました。
ご了承ください。

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素晴らしい劇を観させて頂きましてありがとうございました。
毎回グレードアップされていることに敬服しました。
構成的にも、最初に見た葬儀のシーンが最後になって
良く意味が通じました。
生演奏も、生コーラスも、生バレーもどれもレベルが高かった!!
私も目から水が出てきましたが、2回だけじゃもったいない!
素晴らしかったです!!!!大勢の人に伝えたいですね。
益々のご活躍を!(K・N)

楽しく観劇させていただきました♪
相変わらずの皆さんの熱気とパワー、そして今の世へのメッセージが込められていて、今回もしびれました♪
今回誘った劇団仲間の女優さん二人とうちの嫁も帰りの車ですごくはしゃいでいましたよ(*^o^*) (M・M)

引き込まれました!
初めと終わりが見事に繋がって、感心しました。
鉱山の採掘作業の集団表現、見事だと思いました。
音楽も雰囲気が出ていて、よかったです。
今後のご活躍、期待しています。(H・K)

10か月の娘を連れていったのですが、早々にぐずってしまい途中で泣く泣く帰ることになってしまいました。
最後までいれずに申し訳ありませんでした。
昨年とは違い天候にも恵まれてよかったですね。(昨年の雨の舞台も心打たれるところありましたが…)
また、昨年出られてた役者さんの演技にもより磨きがかかって(味がでる?)いたように感じました。
娘も小さいながら何かを感じ取ってくれたと思います。
来年も楽しみにしております!(T・K)

大変素晴らしい公演でした。掛け値なしに面白い。
1500円のチケットでは採算が合う筈はなく、こういう事業は補助金なしでは成り立ちません。
このような素晴らしい事業が今後もずっと継続していけるよう、強く願うものです。
脚本構成が素晴らしいのはもちろんですが、バックの演奏がまた素晴らしかった。
今度市民音楽祭で演奏して下さる杉沼さんは、森で尺八を吹くと鳥が寄って来るそうです。
竹笛の後藤さんがまさに同じタイプに思えます。
また、左手障害克服のため左手に弓を持つ、バイオリンの牧さん。
すすり泣くような表現が絶品です。
それからメゾソプラノ宮澤さんのあの表現力。我々の目指すのはあそこだと思いました。
また、彼女を活かせる声域を駆使して作曲したと思われる森さんの見事さ。
洪水の時の大地の震動を実際のように表現した音響など、枚挙にいとまがありません。
阿部知事の挨拶も良かった。おそらく本心でしょう。結構いい人なんでしょうね。
また来年も見に行きたいと思います。これ、見なかったら損です。(H・Y)

8月25日の公演を拝見いたしました。
とても素晴らしかったです。
野外劇は迫力が違います。吸い込まれるような気分になりました。
やはり野外はいいですね!
ハヤテが人間界に徐々に馴染んていく所がとても良く出ていて素晴らしかったです。
また、坑夫役の皆さんも子供たちもダンサーの方も声楽隊の皆さんとても素敵でした!
本当に勇気を頂きました。
皆さん自分の中の「ミエナイモン」が見えていて、またそれを力にしているように思いました。
青木さんは作品の背景で、「思っているだけでは何も変わりません。変わらぬ思いを持ち勇気を持って行動する事。
それが良い循環を生み出す一筋の光」とおっしゃっていますが、本当にその通りだと思います。
正直、今の私には「一筋の光」を生み出す事は出来ていませんが、公演に出演されている皆さんの光は見えました。
私も今の甘えた自分を変えたいと強く思い、まずはコンプレックスである外見を変えようと頑張っています。
今回の公演を見て、より一層頑張ろうと決意致しました。
夢幻工房さんの公演を拝見する度に、元気・勇気・やる気を貰います。
いつか私も元気・勇気・やる気をあげられるようになろうという目標ができました。
ありがとうございました。(K・N)

昨日は、大変素晴らしい公演をありがとうございました。
お天気にも二日間恵まれた素晴らしい公演で、内容も良くわかりました。
皆さんのエネルギーをたくさん頂きました。
この舞台を見せて頂いて、長野市民会館の重要度が、また違った意味で理解できた気がします。
本当にありがとうございました。(E・K)

エネルギーに満ちた作品をありがとうございます!
夏の夜にふさわしい生き生きした野外劇でした。
正直始めのうち、3つのパート、精霊、オヌ(鬼)と人間界の違いがよくわからず戸惑いました。
音楽とテンポのよい声に乗せられて、やがて異空間へ入り込んでいました。
最初と最後の全体で踊る音楽がとても印象に残りました。初めての観劇です。
疾風を演じた俳優が、途中から全体の骨子になっていきいい感じでした。
淡い恋愛感情も強い主題にはせず、自然界の中で三者が生きるすばらしさを前面に出していると思いました。
劇中の森と会場の芝の緑が交錯し不思議な空間でした。夜の照明もステキです。
演劇関係の方ならおわかりになると思いますが、かの蛭川氏ご推薦の美内すずえ氏の演劇漫画に
「ガラスの仮面」という著名な話があります。
そこにシェークスピア作の「真夏の夜の夢」を野外劇で演じる場面があります。
天才主人公マヤは、要の妖精パックを演じます。舞台狭しと走り回り、道化と物語の進行を兼ねま
す。今回のONU疾風の演技は彼女の演技を彷彿させました。(架空の人物ですが・・)
設定も夏の野外での精霊と人間界の絡み合いという点も似ております。
ただ鉱毒水という社会問題とは異なり、あちらは結婚祝いの劇でありますが。
他には一般人とプロのによる演技の住み分け?が、違和感なく良かったでした。
いろんな人達が協力し合って作り上げ、1+1=2ではなく3にも4にもなるすごさを感じました。
参加した素人が過程を通じ、何かを体験し発見していく意識の流れが感じられます。
こわごわ始め物語の一部の意識となり、やがていきいきとした人物として動き始めていく・・
(個人的には大道具の背景画の手伝いがいいなあなんて考えながら、大きな木を見ていました。)
機会が有りましたら、又拝観させて頂きたく存じます。(S)

昨日は、素晴らしい舞台をありがとうございました。
家内と2人で楽しませていただきました。
周りのお客様も、とても満足していました。
次回の公演も楽しみにしています。(A・Y)

妻と日曜日に見に行きましたが、大変に大掛かり
内容も濃い立派な演劇で大感激しました(S・T)

26日(日)の公演を拝見させていただきました。
エンターティンメント溢れるステージでしたね。
ダンスパフォーマンスも楽しむことが出来ました。
終盤のヤマタノオロチの形象の工夫には感心させられました。
音楽も充実していました。森さんの成長も素晴らしいですね。
ありがとうございました。(Y・N)

「人間の心は本当はもっと美しいのだよ。」と、言う
今までの作品で薄々と感じてた事が
今回の作品はすっと通っていてわかりやすかったです。
内容がわかりやすく、引き込まれるのが一瞬でした。
エンディングでオープニングとつながり賦に落ちやすかったです。
一体感がとてもあり、ダンサーも良い意味で目立つ事なく
ストーリーを楽しめました。(A・M)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ご感想②に続く

バカの壁か・・・

2012年08月31日 16時08分02秒 | 日記
ようやく脳が動き出し、反省点を並べていくと
見えて来るものがある。

それは、バカの壁…

今回、運営面で私のミスが多く

  これだけ注意しても結果がこれじゃ…
  私には無理なのか…

と思う点が多々あり、そのために
大勢の方にご迷惑をおかけしてしまった。

本当に申し訳ありません。

気にしなければならない点が多いのは確かだけど
気にすべき点を毎回洗い出してチェックしていたかというと
多忙を理由に疎かにしていたと、今は思う。

気になりつつ見過ごす…
これは責任者として責任を果たしていないことになる。
この当たり前のことが、精神的にいっぱいいっぱいになると
見えなくなり、気付けなくなる。

私の中にある「バカの壁」…
これを取り払うことができれば、どんなに多忙でも
いっぱいいっぱいにならずに済むかもしれない。

養老氏の仰っているのと違うかもしれないが
私には、この表現がしっくりくる。
このキーワードを元にして、常にチェックし続ければ
今回のようなミスは事前に防げるかもしれない。

私のバカの壁の「バカ」には2種類ある。

  「感情」と「麻痺」

舞台中心に考えれば何事もシンプルで判断がつくと思っていたが
この舞台中心、の大切にすべきポイントが
いくつか抜け落ちたがために起きたミスだった。

優先順位が明らかに狂っていた。

お客様からは、温かいご感想をいただいているし
観客席から観た舞台は、確かに見応えがあった。
それは事実だし、出演者・スタッフに落ち度はない。

全ては私自身の問題…

毎回反省点に上げていた一つなのに
また提出する舞台が最優先になっていた。

より良い舞台を提出するのは演出家として当然のこと。
それとは別に、運営側として作品以前の優先事項がある。

………

運営面を最優先に置きながら、グレードの高い舞台を創造するのは
並大抵のことではないが…

「バカの壁」を取り払い、もっと脳の回転を上げ
きちんとチェックしていけば、不可能じゃないはず。

創造者としての視点と運営者としての視点
この両者を持ち合わせることが、今後の私の課題。
必ず修得する…必ず…
これからも続けていくために…

これから・・・

2012年08月30日 14時26分47秒 | 日記
二日前のブログをようやく書き上げ
これから、お借りしていた車を返却しに菅平まで行くことに。

今週は昨日まで、脳の働きが鈍く、異常に忘れっぽくなり
体も思うように動かず、疲労からだと思っていたけど
原因は軽い熱中症だったようにも思う。

まだボーっとした感じは抜けきらないが
脳は大分はっきりしてきたので、これなら運転も大丈夫なはず。

車は、オープンエアが終了するまでという約束で
賛助会員のSさんがご提供してくださっていた。
助かりました!ありがとうございました!

何しろ貧乏なもので、車3台を持つのはかなり厳しい状況でして。。

しかし…
何とかもう一台、購入しないと色々と不便すぎるよなぁ…

取り敢えず、菅平までドライブがてら行って来ます♪

NAGANO open-ari THEATER 2012 終演☆

2012年08月28日 12時24分05秒 | 日記
一昨日の日曜日、無事オープンエアシアター2012が終演となりました。
ご来場いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

二日間にわたる公演は、好天に恵まれ
初日は540名ものお客様が会場に足を運んで下さり
計900名ほどの方にご観覧いただきました。

初日は、長野県知事もご来場くださり、終演後
感動されたご様子で、あたたかいご感想を述べてくださいました。

両日とも終演後、お客様が会場内に留まり
出演者やスタッフと笑顔で話している姿を見て

  ああ…今年の夏も、たくさんの笑顔に出会えた…

と、安堵しました。

美して面白くてエネルギッシュな舞台になったと思います。
皆さんが身体訓練を重ねて来た成果だと思います。
舞台ビデオを早く見せてあげたい…そんな気持ちです。

昨日は、最後の撤収作業。
私も参加する予定でしたが…ごめんなさい。
最後までお手伝いいただいた皆さん
さぞ疲れたことでしょう。
助かりました。本当にありがとうございました!

今日は、この舞台に関わった皆さんの顔を思い浮かべていました。

四ヶ月間に亘る稽古に一生懸命取り組んでくれた一般参加の皆さんは
稽古のみならず、ポスター貼り、衣装裁断・縫製、仕込み~バラシまで
労力を惜しまずお手伝いをしてくれました。
中には、大道具・小道具もお手伝いしてくれたメンバーもいます。
身体訓練やダンスの稽古は、特にきつかったことでしょう。
学校や仕事との両立も大変だったことでしょう。
みんなが最後まで諦めずに一致団結して頑張ってくれたことが
大きなエネルギーとなって、お客様の心に響いたのだと思います。
本当にお疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

森さんを中心に演奏隊・声楽隊のメンバーは
ご多忙の中、この舞台のためにお時間を作って
練習を重ね、美しくも力強い音楽と歌声をご提供くださいました。
毎年のことながら、今年も大変好評です。
森さんが作曲される舞台音楽は、シーンのイメージを
更に広げてくださっています。
ダンサーも出演者も、踊りやすい、踊りたくなると口々に言っていました。
森さん、そして演奏・声楽隊の皆さん、ありがとうございました!

ダンサーのお二人は、遠方から振り付けとリハーサルのために
7月~8月にかけて2回、3回目は本番一週間前から長野入りして
連日リハーサルを重ねて、役者陣ともコミュニケーションを取りながら
台本を読み込み、台詞も覚え、役者に劣らぬ身体演技と共に
会場を魅了するダンスを提供してくださいました。
群衆のダンスも大変好評をいただいています。
ありがとうございました!

今回初めて、通常稽古のサポートとして
稽古に参加してくださったTさんには
役者の演技面や精神面、最後は衣装の着方まで
多方面に亘り、助けていただきました。
ありがとうございました!

特別出演の皆さんは、団員や一般参加者と
積極的にコミュニケーションを取ってくださり
演技に関して教えて下さったり体現して見せて下さったり
衣装や道具までもお手伝いいただいたり…
本番では、存在感のある演技が光っていました。
ありがとうございました!

衣装のKitamuraさんは、生地買い出し、パターン起こし
生地裁断、縫製、そして公演二日間は会場で
衣装の不備をチェック・手直しをしてくださいました。
今年は衣装点数が多く、大変ご苦労をおかけしました。
腰にかなり来ていたようで、足をひきずりながらも
「やらないと落ちつかなから」と言って稽古場に足しげく通って下さり…
同じくハヤテの衣装縫製を担当してくれたNamiちゃんも
何度も稽古場に足を運んでくださいました。
ありがとうございました!

三光スタッフの皆さんは、毎年のことながら
一生懸命より良い舞台になるようご尽力をいただきました。
私の想像する舞台装置を何とか成立させようと
一緒に考えて下さったり、危うい箇所や
万が一…などのアドバイスもいただき
舞台全般を支えていただきました。
お陰さまで大きな事故もなく、公演を終えることができました。
ありがとうございました!

ボランティアスタッフの皆さんは
ポスター貼りや衣装裁断にも参加してくださった方や
仕込み前から稽古に参加してくださった方
仕込み~片付けの計5日間、全てに参加して下さった方もいます。
また、炎天下にもかかわらず、愚痴一つ言わずに
会場をつくり、椅子を丁寧に拭いてくださり
開場前から駐車場に立ち、誘導してくださり
受付で大勢のお客様ににこやかに対応してくださり
終演後は、早々に片づけを開始してくださり・・・
バラシも大勢の方にお手伝いいただきました。
ありがとうございました!

研修生諸君は、主催者側であるという意識を持ち
それぞれの環境下の中で、出来得る限りのことを全うしてくれました。
裏方作業はもちろんのこと
研修生が一般参加者のフォローをしてくれたり
一緒に自主稽古を重ねてくれたおかげで
隊列やダンスや演技のレベルがアップしました。
ヒモロギの木や仮面、衣装、メイクデザイン、オロチ布なども…
学校や仕事があり厳しい状況下でも
一分でも早く稽古場へ行こうと一生懸命駆け付けてくれていましたね。
あの美しい舞台をお客様に提供できたのはみんなの協力があったからです。
今回出演せずに裏方に徹してくれた研修生メンバーは
毎週稽古場に来て、準備や後片付けはもちろんのこと
代読みや音出しをしてくれて助かりました。
会場入りしてからは、ボランティアスタッフさんと一緒に
会場設営・受付・舞台裏、そしてバラシのお手伝いをしてくれました。
本当にお疲れさま。そして、ありがとう!

劇団員諸君…
あなたたちのこの舞台にかける思いと尽力は
計り知れないものがあります。
この四ヶ月間、基礎訓練はもちろんこと
多大な時間を費やし、稽古の合間に
膨大な作業に真摯に取り組んでくれました。
制作・広報、大道具・小道具製作、会計管理、事務作業
会場借用の打診・一般公募から始まり
駐車場の確保・周辺の皆様の挨拶回り、レンタル物の手配
日暮里への生地買い出し、ポスター貼り、チラシ配り
毎日の稽古場管理、公演会場の警備etc…
今年も何とか乗り切ってくれました。
ガンちゃんは、役者として壁にぶちあたりつつ
何とか乗り越えて本番を迎えた…と私は思っています。
ケンジ君は主役と言う大役の重圧を本番で改めて感じたようで
今後につながる舞台となったようです。
制作のケンタロウ君は業務以外にも
細やかな気遣いでバックアップしてくれてました。
本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!

そして、出演者全員で宣伝とチケット販売を推進した結果
大勢の方にご来場いただくことができました。

…他にもここには書ききれない大勢の方が
オープンエアを多方面で支えて下さっていました。
出演者のご家族、賛助会員の皆様、支援者の皆様
行政関係の皆様、カメラ・ビデオ撮影のカメラマンさん
そして、大道具製作のために倉庫をご提供して下さった方
その後、倉庫をお貸し下さった皆様etc

全ての関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

現在、私は舞台を振り返りつつ反省点を洗い出しているところ。
次の舞台をより良い公演にするために…
更に精進を続けていこうと思います。