蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

舞台三昧&老いる母との格闘

2023年09月08日 11時03分54秒 | 日記

blogの更新ができないまま
いつの間にか9月に突入💦

上半期も精力的に活動を展開していましたよ~
マメにblogをアップできれば
もっと多くの方に活動を知っていただけるはずなんだけど・・・

書き出すと時間をかけ過ぎてしまうのが悪い癖💦
簡単に備忘録として記載しようと思ったのに
それがなかなか・・・

ひとまず、上半期の活動をチラシと共に掲載しておきます。

4月から「0歳から始めるチャイルド・プロジェクト」を本格始動。

先月下旬に開催したワークショップは
0~1歳児の母子ペアが大勢参加してくれて
非常に有意義なひと時となった。


 

このチャイルド・プロジェクトの夏休み特別講座を
学校法人いいづな学園様との共同主催で
7/30に飯綱地域で開催。
100名に近い親子が参加してくださり大変好評だった。

 

上記WSは毎月テキストを製作中。
年度末に冊子を発行できれば・・・と考えている。

8月上旬、ファンタジー&ドキュメンタリーミュージカル
「チュイチュイ~左手のバイオリン弾き」大町&茅野公演を
無事好評のうちに終えた。

 

ご来場を賜りました皆さま並びに
公演にあたりご尽力を賜りました皆さま
誠にありがとうございました❣

ご共催をいただきました大町市文化会館様と
ご提携をいただきました茅野市民館指定管理者株式会社地域創造様に
心より感謝申し上げます。

昨夜、劇団員のみーさんからアンケートの集計結果が届いた。
早速確認したところ
両公演とも「夢幻の舞台を初めて観た」という方が圧倒的多数
にもかかわらず「期待以上だった」と言う方が9割を占め
「期待通りだった」を含めるとほぼ100%の方に
ご満足をいただけた舞台であったことがわかる。

もちろんどんな舞台も100人中100人が賞賛する作品は皆無で
チュイチュイも例外ではないことはわかっている。
アンケートを出してくださらなかった方の中には
不満に感じた方もいらっしゃることだろう。

なので、今後もお客様のご意見を伺いながら
更にリニューアルをしていきたいと思う。
一人でも多くの方にご満足をしていただけるように・・・

私の目標は、7割の方が「観て良かった」と思っていただける舞台💛

9/3には研修生発表会&キッズオープニングアクトを上演。

8月のお盆期間中(チュイチュイ公演終了の2日後💦)に
この発表会に向けての稽古合宿を行った。

準備は全て保護者の皆様が請け負ってくださり
初日の夜はみんなでバーベキューをしながら
交流を深めることもできた。

夢幻の保護者の皆様の手際の良さ
イベントを製作実行する能力に脱帽💛
本当に感謝しかありません(*^▽^*)

そして先日の日曜、無事研修生発表会を終えた。

 

このチラシは、研修生のユノちゃんが
お母様のサポートをいただきながら製作♪
こだわりを感じられる素敵な仕上がり♪

研修生を7チームにわけて、短編7作品を上演し
お客様に審査していただく「劇合戦」を行った。
何ともチャレンジャー企画だよねー

キッズのオープニングアクトは
「星のない町ぼくの町」のダンスメドレー

あさみ先生と淳先生が振付てくださったダンスを元に
賢治がフォーメーションを考えて制作
次々に変化するフォーメーションに
驚かれた方も多かったことでしょう。

笑顔で大きく踊れるようになってきたキッズたち
今後の更なる成長に期待大💛

研修生たちに企画~準備~本番まで全てを委ね
私たち劇団員は裏からサポート。
あ、演出は私が5作品、賢治が2作品を行いました。

審査結果をもとに11/26に予定している劇団感謝祭
「サンクス・ギビング・デー from 夢幻」での
上演作品を決定する予定。

ご来場を賜りました皆さま
発表会にあたりお力添えをいただいた保護者の皆さま
誠にありがとうございました。

キッズも研修生も、それぞれの成長を感じることができ
それがとても嬉しくて、私の活力にもなりました~💛

ふぅ・・・

ちょっとだけ一息・・・ということでblogを執筆中だけど
振り返ってみると、忙しい理由がはっきりわかった💦

チュイチュイの稽古をしつつ
研修生発表会で上演する3作品・・・
うちダブルキャストが2作品なので
厳密に言うと5作品の演出を行いつつ
来月上演を予定している辰野市民劇
「樋口次郎物語 天翔ける蛍 其の参」の
台本執筆と演出プラン、音楽製作も行い
今は、来年3月に予定している小布施市民劇の
台本執筆にあたっている。

 

今月下旬からは須坂市で開催される
「キッズ・シアターなおとら」の稽古も始まる。

 

小学生であればどなたでも参加できるので
ご興味のある方はドリーム・コンシェルさんにご一報を❣

どれも大切な作品なので寸暇を惜しみながら
同時並行で脳をフル回転中。

更に活動と並行して今年は介護について学ぶ一年にもなっている。

実は・・・

義母、実母の介護問題もあり
そのための時間を作らねばならないことも多々あり
それもあって例年以上に時間が不足しがちだったりする。

けど、諦めず粘り強く
今できることを精一杯取り組む・・・
それが私の生き方である。

義母は今年1月から入院。
8月までリハビリのため入院していたけど
寝たきりの状態(要介護5)から未だ脱することができない。

自宅に戻ることを強く希望しているが
今は私も介護の時間をつくったり
ケアサービスを受けるための段取りもできないため
ひとまず老健に入所していただいた。

今後、主人の弟妹と相談しながら
来春には自宅に呼び寄せることができるよう
長男の嫁としての責務を果たしていきたいと思っている。

実母は、2年前に心不全を患い、足の血管を心臓につなげる大手術を受け
心臓のほうは良くなったが、足の血管を切った傷が完治せず
それが原因で杖無しでは歩けない身体になってしまった。

退院後1年程度は弟妹の家で数か月ずつ
介護をしてもらって
昨年秋からは自宅をリフォームして
再び一人暮らしを始めていた。

が、ここに来て、心不全を再発💦

先々週入院し、一週間程度で心不全の症状は落ち着き
医師から退院許可が下りたんだけどね・・・

病院側から

 一人暮らしは危険
 家族と同居、あるいは施設へ入所

を勧められ、私たち兄弟姉妹は今すぐに
母の介護を出来る状態になく。。。
神奈川に住むすぐ下の弟は一ヶ月程度の準備期間が欲しいと言い
実家がある千葉県に住む弟妹は・・・
妹:10月にマンションへの転居を予定している
末っ子の弟:お嫁さんが8/30に手術をして入院中・・・

遠方長野に住み仕事が山積みの私はどう考えても厳しい・・・

兄弟姉妹で相談し、母に一時的に老健へ入所してくれるよう頼んでみた。

が、母はこれを断固拒否💦

実家で一人暮らしをすると言い張る💦

医師からは、次に心不全の発作が起きたら命に危険が及ぶ可能性があると言われ
看護師さんからは、転倒して動けなくなる可能性が高いとも言われ

それを母に説明するが全く聞いてくれない。

そこで考えたのは、毎日ヘルパーさんに見守りを兼ねて
お手伝いに来ていただく手法。

母は現在「要介護1」

ケアマネージャーさんにお電話して
介護保険でヘルパーさんにお願いできる範囲を確認したところ
一日90分であれば、毎日ヘルパーさんを依頼することが可能とのこと。

90分あれば、買い物や掃除、ちょっとしたお料理をお願いしたり
病院の付き添いもお願いできるかも・・・

母の様子を毎日確認してくださる方がいれば
私たちも少しは安心することができる。

病院にも相談してみたところ
ヘルパーさんにお願いするということで
自宅への退院許可をいただくことができた。

にもかかわらず・・・
ここでまた母が拒否行動を始めてくれて・・・
朝に晩に母から電話がかかってくる。

これまでは、できるだけ母の愚痴や話に
耳を傾けるようにしてきたけれど
今回ばかりは母の思い通りにさせるわけにはいかない。

なので、悪いと思いつつも
ヘルパーさん拒否の話になった瞬間、電話を切るという
傍目から見れば何とも親不孝な態度だけど
母に気持ちを切り替えてもらうために
あえて、親不孝をやり続けることに決めた。

このままこれが続いたらどうしよう・・・という不安もあったけど
一人暮らしさせるわけにはいかない状態の母を
「じゃあ、勝手にすれば」と放置することは出来ない😢

この電話対応に母もようやく諦めたのか
3日目にようやく「わかった」と言ってくれて・・・😢
何とか退院に漕ぎつけた。

いずれ弟夫婦か妹夫婦と同居して欲しいのだが
それぞれの連れ合いと母の折り合いもあって
今後も課題は満載だ・・・

私は実働が出来ない分、電話でケアマネージャーさんや
病院との対応にあたり、弟妹の相談に乗ったり
母の愚痴をひたすら傾聴することに徹しているが・・・

弟妹にはただただ感謝😢

義母のほうは、自宅へ帰りたいという希望を叶えて上げられるよう
これから予定を調整しつつ、手法も探っていきたい。

老いは誰にでもやって来る。
いつか自分が老いて身体が動かなくなった時の在り方を
義母、実母の介護をしながら学んでいる。

体験、経験ってやっぱり大事ですねー