チェインブレーカー及び関連領域の郵便史

ユーゴスラヴィア建国当時~1922年頃までの旧オーストリア・ハンガリー帝国地域のチェインブレーカーを中心とした郵便史

ユーゴスラヴィア切手ハンドブック 第4巻 p.60 印刷版

2008年04月26日 19時25分47秒 | スロヴェニア切手
「Priručnik Maraka Jugoslavenskih Zemalja, vol.4, 1945, Zagreb (Croatia)、翻訳:ユーゴスラヴィア切手ハンドブック 第4巻」
p.60 印刷版

リュブリャナ(ドイツ語名ライバッハ)の郵政局は、これらの発行切手の記録を持っており、この分野の研究創始者であるA. Gaberが20年以上も前に個々のページに個々の印刷版に関する記述を記入したので、完全ではないが郵趣研究に関しては興味深い。彼のこれに関する論評の一部は、種々の専門誌とリュブリャナの日刊新聞「Jutro」の郵趣欄に公表された。

後にV. FleckとD. Novakは、記録を調査し、印刷版に関する重要な記述を行ない、そしてD. Novakはザグレブの日刊新聞「Novosti」 1933/34の郵趣欄に広範な公開を行なった。

後に、S. Veselićは、郵政局の記録保管所で全ての記録を調査し、これらの発行切手の印刷について引用した、しかし、記録保管所に全く存在しないウィーンのA. Reisserで印刷されたものは含まれていない。

良く知られた研究者E. Deroccoは、その当時A. Gaberが実施したものと、D. NovakとS. Veselićにより印刷版が研究されたものを比較し、「Filatelista」 1939/40に発表した。

我々は、Derocco、Fleck、Novakの研究を拠り所として一覧表を示し、それと同時に最も重要な印刷の欠陥をNovostiとFilatelistaから引用する。

訳注: 切手の刷色の翻訳
切手の刷色の翻訳に際しては、色の解釈は人によって異なるでしょうから、ドイツ語原文の記載と日本語訳を併記しておき、読者がドイツ語をご自分で翻訳して解釈できるようにしておきます。


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