教えて!貿易アドバイザー

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今日の貿易アドバイザー

2007年12月06日 | 海外取引
今日は、ミプロでの相談の日でした。今日も食品輸入の相談が多かったですね。食品の輸入については、食品衛生法に従って、それなりの手続きが必要です。食品の輸入時には、通関の前に、厚生労働省食品検疫所に「食品等輸入届け」を提出することが義務つけられていますが、そのときに成分表とか製造工程表の添付が必要になります。この成分表と製造工程表は製造業者しか知りえないものなのですが、メーカーあるいはメーカーに近い輸出者からのみ入手できる書類です。事前に入手して、添加物や残留農薬、抗生物質などについて、厚生労働省・食品検疫所で前もって確認を取っておく事を勧めています。食品の輸入は、手続きも気を抜けませんが、賞味期限などにも気を使うので、結構大変なビジネスですね。メーカーサイドでは、よくあることなのですが、成分表や製造工程表は企業秘密なので提出できないといったような抵抗にもあいます。また、提出してくれたとしても、厚生労働省の細かい質問に対して、きちっと解答してくれるとも限りません。厚生労働省・東京検疫所の相談窓口では、先日ミプロで公講演していただいた蟹江さんグループの相談を受ける事になります。大変お忙しい部署なので、すぐに処理してくれるとも限らずあっというまに日時が過ぎてしまうこともざらにあることです。
食品の輸入をお考えの方は、是非一度ミプロで相談してください。私も食品は得意ですが、先輩である野本アドバイザーはは、食品と物流に対しては非常に造詣の深い方です。でも、もちろんこのブログを見ていただいた方は、私、芝田アドバイザーにご予約ください。野本先輩、申しわけございません!
あるいは、有料になりますが、シバタ・インターナショナルにご依頼いただければ、外国の輸出者あるいはメーカーとの交渉から、相談窓口での事前チェックを含め、その他の商談交渉、船積の指示やフォーワーダーへの指示など一手にお引き受けいたします。

さて、本日の東京外為市場の寄り付きは1ドル111円を超えましたが、その後110円台に戻っています。やはり、111円前半で輸出の予約が多いのでしょうね。この辺りがドルの頭というマーケットの読みなのでしょうか?素人の邪推なのですが、市場がドル安に振れる、どこかで誰かが意識的にドル高要因になるニュースを流しているような気がしてならないのですが。あくまでも素人の勘ぐりですが。

食品の輸入をお考えの企業の方是非
シバタ・インターナショナルまでご連絡ください。ジェトロ認定の貿易アドバイザーが、誠意を持ってお応えいたします。

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ミプロ貿易投資アドバイザー
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少しは働き過ぎたようなので、今日はこの辺で家路につこうと思います。
See you tomorrow!


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