教えて!貿易アドバイザー

海外貿易取引や、貿易顧問の仕事そして貿易コンサルティングの内容など貿易アドバイザーが日常の仕事を通じてご案内いたします。

貿易アドバイザー IN 香港

2012年09月20日 | 貿易取引

香港国際空港からです。昨日一日の仕事が終わり、今日は午前中顧問先の社長と場もとで現状についての話が行われ、お二人は明日日本へ帰国で、私一人空港まで来ています。ホテルからバスに乗り、九龍ステーションまで来てMTRに乗り飛行場まで来ました。バスの運転はかなり乱暴でしたが、MTRは快適で、タクシーより時間がかからないのではないかと思います。途中香港のコンテナヤードも真近に見られて面白かったです。

 顧問先の社長さんは、私が香港に到着した日に中国から戻りましたが、やはり、土日は外出を控えたということです。先に香港入りした常務も北京へ行くはずでしたが、先方からの指示で、今は来ないほうが良いとのことで香港で待機していました。香港でも、ホテルのすぐ近くで日本人が襲われたことそして、カラオケで日本の歌を歌っていたところ、中国の人たちがなだれ込んできたことなど聞かされています。

 テレビでも日本と中国の領土問題として、一日中報道されていましたが、昨日あたりから少し落ち着いた感じはします。香港は、最近は余りきてはいませんが、いつもと変わらぬ顔で迎えてくれた気がしています。

 それにしても、この顧問先とはもうかなり長い付き合いになりますが、社長も常務もそして、社員の皆さん、本当に奮闘しています。 中国との取引自体大変だと思いますが、社長自ら正面から取り組んでいます。頭が下がります。 できる限りの協力ができればと常々もいます。

 今回の騒乱で、中国各地の日本スーパーやレストランそして日本企業の工場などにも被害が広がっています。長引けば、日本の経済も痛手をこうむるのは必然です。かといって、尖閣問題も、引き下がれる問題ではありません。前回も書いたかもしれませんが、日本の政治も、もっともっと頑張ってもらわないといけませんね。日本の大企業も中小企業も本当にこのように頑張っているのです。

 私達も、平和が続いた時代で平和ボケから早く目覚めて、国際社会の厳しさに立ち向かわなければいけないと思います。

 東日本大震災と福島原発、そして日本の国際競争力の低下、今回の尖閣、竹島問題と問題が噴出しています。負けないで頑張るしかありません。 こんな時代こそ、みんなで力を合わせて頑張りましょう。

 これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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貿易アドバイザーと尖閣諸島

2012年09月18日 | 貿易取引

お早うございます。今回は珍しく羽田空港国際ターミナルからです。国際線が開港した時に一度だけ帰国便で使用したことがありますが、出発は初めてです。これから香港に飛びます。今日の夕方と、明日3件ほどの商談があり、長い付き合いの顧問先からの招聘です。あさってには帰国ですが、密度の濃い出張となりそうです。

 

香港はそれほどでもないでしょうが、中国では尖閣に対する反日デモが暴動化しているようで、毎日メディアを賑わせています。海外メディアも大きく報道しています。

尖閣諸島は日本にとっても大切な領土です。中国の真意がなんであるか見極めることも大切だと思います。

 

ベトナムやフィリピンとの南シナ海での紛争もそうですが、領海の拡大と防衛そして天然資源の確保がまず考えられると思います。もう一つ、国内の不平不満のはけ口としての反日。でも行き過ぎると中国共産党への抗議につながりかねないという念もあるようです。古来中国の民衆パワーは侮れないようですね。

 

ヨーカ堂やユニクロ、すし屋さん、日本車のディーラーさんなどが実際に被害にあっているようです。キャノンやトヨタなどの工場や7-11なども現在閉鎖中とのニュースもあります。

 

日本製品の不買運動も起きているのでしょうか。生産も一時ストップし、これもまた、日本経済にとっては厳しい状況が起きてきますね。この反日運動がいつまで続くかわかりませんが、尖閣問題については、中国はかなり真剣に突っ込んできています。日本は、中途半端な対応はできません。もちろん感情的に走ることは厳禁です。 テレビの報道では

何かというと冷静にという言葉が出てきますが、日本人だってもっと怒りを表明しても良いとは思います。竹島問題しかりです。私が言うのは感情的な怒りではありません。正当性を主張するということです。長い時間がかかっても良いではありませんか。

 

昨年の大地震や福島原発の時もそうでしたが、日本はもっと明確なコメントを海外に発信するべきだと常に思っています。今回の領土問題がそうだと思いますが、いままで、なにか、先送り、当り障らずという感じで取り組んできたのではないでしょうか。その結果が、「今」だと思えてなりません。

 

ビジネスもそうですが、海外との交渉ごとはいうべきことwはっきりと言わなければなりません。何も言わないことは、相手の主張、考えを受け入れたということになります。

 

中国との取引は日本にとっても今ではとても重要です。このような事態がいつまで続くかわかりませんが、日本全体として、問題から逃げないで、腹に力を入れ、心して、問題に対処していく「時」だと痛感しています。

 

とはいえ、私の顧問先企業も含め、中国に投資している日本の多くの企業の方々の、懸念はたいへんなものだとおもいます。 日本の経済を政治が足を引っ張っている図がここに見えます。まさにこのような時期に現場で仕事をされている日本の企業の皆さんには本当に頭が下がります。  

 

話がいつもとは全く違おう方向に行ってしまいました。私は政治問題の専門家ではありませんし、ましてや、right wingの人間でもありません。一貿易ビジネスマンしての視点から今日は書いておきます。

 

そして、皆さん、日本にいる中国の人に対して、悪感情を持つことだけはやめましょうね。世界へ出ていつも思うのですが、そこに住んでいる人間はどこの国でもみな同じように暮らしているということです。

 

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貿易アドバイザー at T.G.I.Friday

2012年09月07日 | 貿易取引

上野不忍池の近くのT.G.I.Fridayからです。 東京には2店舗ほどあるのでしょうか。ニューヨークへ行った時は必ず一回は行くレストランです。

 ここのアメリカンな雰囲気が気に入っていて、少しだけ高いのですが、たまにランチに来るお店です。アメリカンだけあり、ボリュームは満点です。 チェックの時に、「当たり」がでて、ジャックダニエルズ・チキンという料理の無料券をいただきました。ちなみに\1,690.今日はこれから成田のホテルへ直行で、明日からまたベトナムへ飛びます。夕方少し早目に仕事を終えて、ここで夕食を取り、成田へ向かいます。

ここのT.G.I.Fridayはプロモーションというかサービス券などが多く、そして、若い店員さんも活気に溢れています。サービス券につられてのPRになっているかもしれませんね。でも一度、立ち寄ってみてください。 

今日は金曜日でしたね。結構、満席に近い状態ですが、私は一人廻りを気にせず、ブログを作成しています。料理が来る前に終わるといいですが。こんなのも、アメリカンですね。

以前にも、書いたことがあるかもしれませんが、皆さんT.G.I.F.という言葉はどんな意味か、ご存知ですか? Thanks God ( got) it Friday! と言って、神様金曜日をありがとう。God とgotをかけているのですけど、金曜日のサヨナラとかじゃまたね See YouはT.G.I.F.と言ってお別れします。もうずいぶんと昔のはなしになります。 イギリス人や最近の若いアメリカ人に行っても通じません。 

私が貿易マンの駆け出しのころ、都内を車で走り回っていたころ、FEN放送などで金曜日になるとキャスターが盛んに 「T.G.I.F.!」と元気に、テンポよく連発していました。

それでは皆さん、T.G.I.F.!

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日本柔道と植物防疫

2012年09月03日 | 貿易取引
すでにパラリンピックが真っ最中で、オリンピックの話題は少し古くなってしまいましたが、このたびのオリンピックでの日本柔道の不振がまだ取りざたされています。女子の松本さんが金メダルを取りましたが、後は上野さんの銅メダル、杉本美香さんの銀メダル。男子柔道はメダル零でしたか? 色々と理由はあるのでしょうが、貿易アドバイザーとしての意見を少々。

ずいぶん前に言われていたことですが、日本柔道の不振の原因は、柔道場で使用する畳が海外で使用できないということが言われておりました。日本もそうですが、海外の各国も植物防疫にかなり気を遣っています。そんな訳で、イグサを使用した畳がこの植物防疫に掛かり、輸入できず、海外での十度の試合に使う畳はビニール製となり、これが日本柔道を弱くした原因だということが一時言われていました。イグサの場合は、足や足指でしっかりと畳を捕らえることができたのですが、ビニール製では滑ってしまい、足裏に力が出ないということでした。今現在、どのような状況なのか調べていませんが、飛んだところで日本柔道もとばっちりリを受けてしまったものです。

それでも、植物防疫には各国非常に神経を使っています。 海外旅行も一般的ですが、行くときも帰るときも、果物などは持ち込みできません。これが植物防疫です。海外からの害虫が侵入することを防ぐための体制です。果物や野菜など、種類によってはある国からの輸入が禁止されています。日本では、ドライフラワーやお香なんかも対象になっています。材木など木工製品も加工の度合いにより植物防疫の対象となります。そして、砂利とか石なども土が付着しているかいないか厳しくチェックされます。また、梱包に材木を使用している場合など、輸出国で梱包財の薫蒸などしておく必要があります。薫蒸というのは、煙の殺虫剤のことですね。

たまには、貿易アドバイザーらしいブログです。

すでにパラリンピックが真っ最中で、オリンピックの話題は少し古くなってしまいましたが、このたびのオリンピックでの日本柔道の不振がまだ取りざたされています。女子の松本さんが金メダルを取りましたが、後は上野さんの銅メダル、杉本美香さんの銀メダル。男子柔道はメダル零でしたか? 色々と理由はあるのでしょうが、貿易アドバイザーとしての意見を少々。

ずいぶん前に言われていたことですが、日本柔道の不振の原因は、柔道場で使用する畳が海外で使用できないということが言われておりました。日本もそうですが、海外の各国も植物防疫にかなり気を遣っています。そんな訳で、イグサを使用した畳がこの植物防疫に掛かり、輸入できず、海外での十度の試合に使う畳はビニール製となり、これが日本柔道を弱くした原因だということが一時言われていました。イグサの場合は、足や足指でしっかりと畳を捕らえることができたのですが、ビニール製では滑ってしまい、足裏に力が出ないということでした。今現在、どのような状況なのか調べていませんが、飛んだところで日本柔道もとばっちりリを受けてしまったものです。

それでも、植物防疫には各国非常に神経を使っています。 海外旅行も一般的ですが、行くときも帰るときも、果物などは持ち込みできません。これが植物防疫です。海外からの害虫が侵入することを防ぐための体制です。果物や野菜など、種類によってはある国からの輸入が禁止されています。日本では、ドライフラワーやお香なんかも対象になっています。材木など木工製品も加工の度合いにより植物防疫の対象となります。そして、砂利とか石なども土が付着しているかいないか厳しくチェックされます。また、梱包に材木を使用している場合など、輸出国で梱包財の薫蒸などしておく必要があります。薫蒸というのは、煙の殺虫剤のことですね。

たまには、貿易アドバイザーらしいブログもいかがですか?。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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