昨日、朝早く日本に戻りました。そのまま、事務所へ直行して、結局夜の10時ころまで仕事となりました。 さすがに、今日は、ゆっくりと寝坊を決め込みました。ジャカルタを起点として、スラバヤ、バンドンそしてバンテン州タンゲランとまわり、JICAと商業省共催による、IJEPA(日本インドネシア経済協力協定)の特に原産地証明書の活用の入ついてのワークショップが3か所で開かれ同時に、各地のメーカーさんを訪問し、IJEPAの活用状況などの調査が行われました。
私の仕事は、3か所でのセミナーで『日本への輸入時に関わる輸入規制と日本の品質基準』というタイトルで、今回特に靴とアパレルについての話しでした。それに加えて、靴やアパレルの日本における市場についても盛り込みました。
今回のワークショップの特徴は、2部構成になっていることです。午前中と午後に分かれ、1部はJICAのインドネシアチーフアドバイザーのY氏により、IJEPAによる原産地証明書とその説明、そして、私のセミナーに続き、KAKENという日本の検査機関のインドネシア支所による、品質検査のセミナーがおこなわれました。 そして、2部では、インドネシアの銀行による、輸出金融についてのセミナーがおこなわれました。非常に充実したワークショップでした。各部の終了前には、ディスカッションの時間が設けられ、参加者からの質問も大変真剣なものでした。
そして、今回の特徴は、それぞれの地域でメーカーを訪問したことです。スラバヤでは、飛行場についてからそのまま2社の工場を訪問しました。午後からの訪問だったので、2社目は5時ころの到着でした。翌日は夕方4時までワークショップ、翌日、工場2社訪問後後飛行機でジャカルタへ戻り、翌日は休養日、日曜日の午後車でバンドンに向かい、翌日は工場2社訪問。そして、翌日はまた、ワークショップ。次の日は、バンドン周辺のメーカーさん2件を訪問しそのままジャカルタへ戻りました。
次の日も、車でバンテン州タンゲラン市へ向かいそのまま工場を2件訪問し、翌日はワークショップ。そして最終日も工場を2件訪問し、夕方そのまま飛行場へ向かいその夜日本へのフライトです。
インドネシアはどこへ行っても、車の大渋滞。時間が読めません。最終日は、通訳のNさんはジョクジャカルタへ向かうのですが、少し遅刻して到着でしたが、幸い、飛行機が遅れたということで、無事その日のうちに帰宅できたということでした。
上述のように、大変忙しい日程でしたが、2週間近い旅程も、あっという間に過ぎ去りました。 ワークショップも真剣でしたし、メーカー訪問もとても興味深く、勉強になりました。夕食は、通訳のNさんがとてもグルメで、毎晩インドネシア料理を堪能しました。其れがまた安い!回教徒が多い国なので、お酒の種類は多くないですが、ビールはどこでも飲めました。食後、近くのスーパーなどへも行き、商品陳列や値段、そして、ハラールマークなどの調査もできました。
インドネシア商業省の方々もとても気さくで、最終日には、コーヒーやインドネシアのソースなどをお土産に頂きました。友人関係が築けました。 今回、インドネシアは初めての訪問でしたが、インドネシアの人はとても人情的ですね。そして、何時も微笑みを絶やしませんし、挨拶も気軽にします。 日本との結びつきもとても深く、天然資源も多く、これからが大変楽しみな国です。
とっても疲れましたが、とても有意義な出張でした。
今週は、水、金とセミナーが続きます。現行の最後の詰めもあるし、2週間近くできなかった仕事もあり、明日からまた、いそがしい日が始まります。
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