教えて!貿易アドバイザー

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貿易顧問が見たホーチミンとハノイ。 

2013年03月11日 | 貿易取引

今日は、東北大震災から2年目の日でしたね。 ニュースを見ると、この2年、本当にあっという間でしたね。それでも、本当にそれぞれの皆さんの思いが伝わってきて、胸につまされる思いですね。各地で追悼式が行われていますが、ニューヨークやブラジルなどでも行われているという報道がありました。 ベトナムでも、この日に合わせて、式典があったようです。私のパートナーの会社でも、従業員さんの理解を得て、給与から10%の寄付を募り、社長の分を含め,100万円を日本大使館へ寄付したということです。かれらからすると、これまで日本はいろいろな意味でベトナムを支援してきている。それにこたえたいという気持ちなのでしょう。ベトナムは本当に親日的です。

今回は、ハノイとホーチミンを訪れましたが、とても相違が大きいです。ハノイの町がまだまだ古い街並みを残していて、今やっと近代化が始まったという感じですが、ホーチミンは本当に大都会です。道路も広いし、ビルなんかも立ち並んでいます。私し的には、東京都あまり変わらないといった感じです。

今回ホーチミンでは、一人の時間が持てたので、自分でレストランなど探しましたが、有名なショッピングセンターの地下には、フードコートや、ファーストフードのような店も多く、何もわからない外国人にとってはとても便利でした。

大きなフォーのチェーン店「PHO24」にも行きましたが、結構『地球の歩き方』を片手に持った日本人観光客の姿も大変目立ちました。

味は、ハノイのパートナーが連れて行ってくれる伝統的なレストランの味にはかないませんが、今回、ホーチミンでは、自分で歩いて回り、楽しむことが出来ました。昨日は、午後ホテルのロビーで仕事が出きましたが、日本のパン屋さんをまねしたのでしょうか、菓子パンなど買ってきて結構仕事を楽しむことが出来ました。

気性もかなり違うと思います。ハノイの人間は、保守的でまじめ。其れに対して、ホーチミンは結構、おおざっぱで事務的。といった感じがしています。

ビジネスを考えると、私は、ハノイから始まりましたが、ホーチミンのほうが、ビジネス・チャンスは多いかもしれないと感じています。もちろん、きちっと取り組めるかどうかは別ですが。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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貿易アドバイザーとベトナムと東北大震災

2013年03月09日 | 貿易取引

ホーチミンシィティーのいつものホテルからです。ホテルの窓から外を見ながらのブログです。そろそろ日が暮れる時刻です。少しばかり長かった出張も、明日で終了です。

先ほど、メーカーさんボードメンバーの方やベトナムのパトナーとお別れし、それぞれ、日本とハノイへの飛行機で帰りの途につきます。私は明日、午前中一件、仕事での人と会い、あとは深夜便の時間までの時間を一人、ホーチミンで過ごすことになります。

今回の出張は、始めは、仕事の詰めの話し、そして後半は同メーカーさんの理事の方々のベトナム市場視察のお手伝いと、全く違う内容で、いろいろと気を使うことが多い出張でした。

私が、成田へ帰る日は3月11日、東北大震災から2年が過ぎましたね。被災された方々のご苦労は本当に身につまされる思いです。復興のために頑張っていらっしゃる方々。そして、どうしてもやむを得ず故郷を後にした方々の苦悩にもとても身につまされる思いです。

あの日から丸2年が過ぎたのですね。あの日、東京でもかなりの揺れを感じましたが、電車が止まってしまい、家まで歩いて帰りました。9時ころ事務所を出ましたが、途中女房の実家へ立ち寄ったり、自分の実家へ立ち寄ったりで2時ころの帰宅だったのを覚えています。

帰宅後、テレビで見た津波の映像は本当に衝撃でした。そして、其の後福島原発の事故、というより津波による被害。大変でしたね。影響は非常に大きいものです。いまだに、家にかれない方々も多いです。産業界への影響も多大です。御存じのとおり私はベトナムへ食品を輸出していますが、これが止まってしまいます。当時、毎日毎日、農林水産省や厚生労働省へ電話をかけまくりました。農林水産省の電話の対応は素晴らしいのですが、結局担当者ベースで止まってしまし、食品の放射能Free証明が発行されず、其の後、私の輸出は8分の1に減少でした。農林水産省はその後いろいろと活動を行って、証明書などの発行も何とか対応されるようになりました。ただし、厚生労働省は、輸入にあれだけ厳しいのですが、輸出関係は、全く『われ関せず』という対処でしたね。

今回、ベトナムへ来て、久しぶりに小売店や卸売りの方々からいろいろなお話を聞きましたが、いまだに福島原発のインパクトがかなり強く、日本の食品は買い控えたいといったコメントも随分と聞きました。日本政府の情報発信力の弱さが、再認識されました。

気が付くと、外はとっぷりと日が暮れ、サイゴンのネオンサインが賑やかになりました。

これから、近くで夕食をとり、ホテルに帰ってから、少し残ってしまった仕事をかたずけるか、もう寝てしまうかわかりませんが、取りあえず、出張のけじめですね。


貿易アドバイザー ハノイレポート

2013年03月07日 | 貿易取引

昨日、メーカーの担当者を交えた打ち合わせが終了しました。 お互いにかなり厳しい要望もありますが、これからも情報交換しながらお互いに協力を約束して、一段落です。

昨夜は、「ASHIMA」という「きのこ鍋」のレストランで夕食を取りました。このレストランには良く来るのですが、何時も日本の方が居ます。 きのこを豊富に使い、スッポンか鶏を入れた鍋料理です。 日本人にはピッタリの料理です。目の前でスッポンをさばいてくれるのですが、僕はあまり得意ではありません。一緒に来るメンバーにもよるのですが、僕は鶏のほうが好きです。

メーカーの担当者は、今日、まだ零度以下の国へと向かいました。午後に、同じメーカーの役員の方が訪問するので、私と、日本のパートナーである社長は残って視察の同行となります。ベトナムのパートナーも忙しいので、今日は、午後ホテルに来てもらい役員の方を飛行場まで向かい行きます。

そんなわけで今朝は時間があり、一仕事片づけているところです。朝食後、ホテルの近辺を少しだけ散歩と思ったのですが、「ホーチミンの家」の近くまで歩き、一時間程のウォーキングを楽しみました。

明日は、一日ハノイ市場を回り、夜にはホーチミンに向かいます。せっかくの時間なので、また、一仕事することにします。

そう言えば、ハノイはまだそれほど暑くなく、長袖にベストでちょうど良いくらいです。夜はベストとかjyケットが必要なくらいです。 ちなみにホーチミンは35℃くらいということです。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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貿易アドバイザー in ハノイ、2013

2013年03月06日 | 貿易取引

いつものハノイのホテルからです。昨日にハノイ入りです。今日は一日、メーカーの担当者とベトナムのパートナーとの打ち合わせでした。とても重要な話ですが、メーカーさんの担当者の努力には大変頭が下がります。彼は、私よりかなり年下ですが、ある大手食品商社の出身で、商社の立場とメーカーの立場と両方の理解があります。そして、彼は私などよりずっと海外出張が多いですし、日本にいる時も、なんだか土、日でもメールが入ってきます。かれの担当はベトナムだけではなく、東南アジア諸国やほかの国も担当しています。彼のような努力があってこそ、私などがベトナムでビジネスを行うことができるのだと、つくずく思う今日この頃です。感謝!感謝!です。

明日も、おそらく一日打ち合わせになります。その後、彼はほかの国へ向かいます。 私たちは、メーカーさんの理事の方を迎えて、ハノイとホーチミンの市場の視察となります。

夕方、打ち合わせを終了後、ホテルで、メールへの返事や今日のレポート等を書き上げ、ベトナムのパートナーとメーカーの担当者そして今日から仲間入りした日本のパートナーと4人で今日は、ハノイのチェコのビールレストランで食事をとりました。

日本は既に明日になっています。ベトナムは10時半。そろそろ明日に備えて、It’s just about time to go to bed. Good Night.