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今日、南シナ海をめぐる中国の主張に対して、国連海洋法条約違反としてフィリピンが申し立てた仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は、中国が「歴史的権利」として主張する「九段線」について国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表しました。世界の常識として当然の裁定だと思います。 この地域は、フィリピンだけではなく、ベトナム、インドネシアや台湾にとっても大切な了解です。そして日本も、軍事的な意味合いではなく、中東からの石油の輸入ルートにとってとても大事な了解となっています。
この画像をご覧ください。九段線と言われていますが、U字線とか「中国の赤い舌」などとも呼ばれています。中国はこの地域が歴史的に自国領海であると近年主張しているわけです。でも、これはあんまりですよね。南沙諸島のスカーボロ礁の領有権を主張し、同海域のフィリピン船舶を退去、中国漁船の操業や中国の公的船舶の航行を干渉しないことを主張しているのですね。ベトナムとも同様な問題が起こっています。
最近、BREXITを含め大きな問題が起きていますが、これからも中国が打つ2手目3手目に注目せざるえません。
もっと貿易に直接かかわるニュースを書きたいのですが、緊張する国際情勢から目が離せません。 このような情勢下で日本は安定している阿部政権 に参院選で選択しましあ。
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