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貿易アドバイザーが見た年末年始の為替相場

2007年12月28日 | 海外取引
いよいよ2007年も押迫って参りました。昨日で仕事納めの会社も多かったのでしょうか?居酒屋さんも最終電車も満員でした。今朝の日経新聞に「年初のドル安に警戒感」という記事がありました。記事の一部を引用しますと「12月のドル上昇を支えた一因として、欧米の金融機関が円などの通貨を売ってドルを買い、年末超えの資金確保に動いたことがあげられている。年をまたげば、こうしたドル買い需要は落ち込むと見られる。」常々申し上げておりますが、私は外国為替の専門家ではないので、為替相場の動向などは予測できないのですが、年末年始になるといつも心配なことがあります。この時期、東京市場が休場のときは為替市場が大きく振れることが多いものです。欧米でのクリスマス休暇の時期は、相場はあまり変動しませんが、その分エネルギーでもたまるのでしょうか?
昨日のNY市場で、ブット元首相暗殺の一報で株価が下落し、ドルも売られたということです。その流れを受けて東京市場もドル安円高の展開です。今までは「有事に強いドル」だったのですが、今は『有事のドル売り」だそうです。世の中の流れですね!
ブット元首相の暗殺のニュースも衝撃でした。パキスタンもますます混迷が深まりますね。アフガニスタンと隣接しているし、核保有国でもあるパキスタンの混乱は、深刻です。各国からはテロに対する非難声明がいっせいに表明されております。
来年1月にはパキスタンの商業ミッションが来日し、その際に日本市場の紹介のセミナーを依頼されておりましたが、いまだに確認が取れず残念ながら流れそうです。ブット女史のご冥福をお祈りいたします。


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