クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

ハイティンク/ACOのワーグナー管弦楽曲集

2006年07月16日 05時53分56秒 | 管弦楽曲
猛暑がやってきました。たまらんぞ・・・・。と思ったら、当地西条では気温37度を突破しているそうです。いやはや、しばらくは我慢の季節ですな。さて、今日は暑いさなかのワーグナーの管弦楽曲集。暑苦しそうな気もしますが、そうでもない演奏で。ステーキで云えば、そうコッテリしたものじゃなく、舌触りが良くじっくり味わえる、少し薄味かな・・・・・でもこんな夏には良いかもしれません。演奏はベルナルド・ハイティンク指 . . . 本文を読む

オーマンディ/フィラデルフィア管のR・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」

2006年07月15日 01時29分47秒 | 管弦楽曲
一気に暑さがやってきました。陽射しも気温も、夕方に見た入道雲の様子も、もうすっかり真夏です。梅雨明け宣言がまだですが、もう明けたようなもんでしょう・・・・・・・・と、夕暮れの、茜色の空を見ていて思いました。さて、今日はR・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。1978年2月15日(一日でのテイク!)、スコッティッシュ・ライト・カテドラルでの録 . . . 本文を読む

ドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調 ミッシャ・マイスキー(Vc)バーンスタイン/IPO

2006年07月14日 01時30分57秒 | 協奏曲
ここのところ、ボヘミアの名曲を続けて聴いています。今日は、ドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調 作品104。ミッシャ・マイスキーのチェロ、レナード・バーンスタイン指揮イスラエル・フィルの演奏。1988年6月、テルアビヴでのライヴ・レコーディング(といっても、バーンスタインのライヴ盤は客がいない会場録音だが)。DG盤。ドヴォルザークのニューヨーク時代最後の作品であり、チェロ協奏曲としては古今無双の名曲 . . . 本文を読む

ベルグルンド/ドレスデン・シュターツカペレのスメタナ 「わが祖国」全曲

2006年07月13日 02時18分10秒 | 管弦楽曲
あまりの蒸し暑さに、今夏初めてクーラーのスイッチを入れました。田舎は風の通りがよいので ー特に田んぼの中はよく通りますー、そんなにエアコンを必要としないんですが、さすがに暑いですなぁ・・・・(^^ゞ。梅雨明けも間近でしょう。さて、今日はスメタナの交響詩「わが祖国」。パーヴォ・ベルグルンド指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。1978年3月、ドレスデンのルカ教会での録音。EMI原盤。これは。EMI . . . 本文を読む

ノイマン/チェコ・フィルのドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」

2006年07月12日 02時24分28秒 | 交響曲
昨日は、このDoblogがあまりに重く、途中でメンテナンスも入って更新できませんでした。スタッフの人も大変でしょうなぁ。きっとユーザーから文句も多いんでしょうなぁ。いつも書きますが、タダで楽しませてもらっている訳ですから、時々異状が起こるのは仕方ないことだと思っています。他のブログサイトも結構重いようですしね。きっと、どこもユーザー(ブロガーって云うんですかね)の爆発的増加で弱っているんでしょうね . . . 本文を読む

ラドゥ・ルプーのベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」

2006年07月10日 02時58分43秒 | 器楽曲
降りそうで降らない・・・・と思っていると俄に雨が降り出す・・・今年の梅雨は気まぐれです。午後からは晴れ間が見えて、暑くなりました。そして、夜は月夜。十三夜でした。で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」。ラドゥ・ルプーのピアノ独奏。1972年6月、ウェスト・ハンプステッドでの録音というから、ルプーがメジャーデビューして間もない頃のもの。第1楽章から、テンポがかなり遅く、たっぷりと . . . 本文を読む

マリナー/アカデミー室内管のヘンデル 「水上の音楽」

2006年07月09日 05時24分08秒 | 管弦楽曲
今年の梅雨は実に「梅雨」であります。蒸し暑い日には、「水上の音楽」を聴きたくなる・・・・・。この数日は特に暑い。湿度がたまらない。せめて、涼やかなバロック音楽を聴いて、暑気払いをしよう・・・。そこで、ヘンデルの「水上の音楽」。ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管の演奏。1979年1月、ロンドンでの録音。フィリップス盤。これは1000円盤で出ている。マリナー指揮アカデミー室内管の演奏らしい、爽やか . . . 本文を読む

バレンボイム/SKBのベートーヴェン 交響曲第2番ニ長調

2006年07月08日 02時37分19秒 | 交響曲
ようやく仕事のメドがついて、一息入れております。6月上旬から1カ月ずっと激務でありました。こんなに仕事をしたのは久しぶり。自分の身体が2つ3つ欲しいと思ったほど。3つの大仕事を抱えて、並行して完成させなくちゃならない・・・いやはやしんどかった・・・・。でも音楽は聴いてました。家では仕事しませんからね。音楽は聴けました。忙しいと云っても所詮そんなもんです。ガハハ。さて、今日はベートーヴェンの交響曲第 . . . 本文を読む

ザンデルリンクのチャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 ベルリンSO

2006年07月07日 04時19分12秒 | 交響曲
今年の梅雨は実に梅雨らしい梅雨であります。雨も多いし、湿度も高い。今日は実に湿っぽい一日でした。しかし、気温が少し下がったので、クラシック音楽を聴くにはエエですな。さて、今日はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を。クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団の演奏。1979年9月、東ベルリンのイエス・キリスト教会での録音で、独シャルプラッテンとDENONとの共同制作盤。1979年といえば、東ドイ . . . 本文を読む

内田光子のモーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491 テイト/イギリス室内管

2006年07月06日 03時58分20秒 | 協奏曲
今日はモーツァルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調K491を。短調のモーツァルトの中でも、情念がこもっているような作品。ただ、そこはモーツァルト、常に微笑みを忘れない。特にこの曲は。短調から長調へ、また短調へ・・・・・転調する間際の美しさが例えようもない・・・・・。演奏は、内田光子のピアノ、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管。1988年5月、ロンドンでの録音。フィリップス盤。第1楽章の冒頭、イギリス . . . 本文を読む

モントゥー/ロンドン響のラヴェル 「ラ・ヴァルス」

2006年07月05日 02時43分51秒 | 管弦楽曲
ラヴェルの管弦楽曲は繊細で精巧で、独特の響きが楽しい。刻一刻と音楽の表情が変わってゆく面白さ。旋律よりもオーケストラの響き、音色、楽器の重なり具合を楽しませるような工夫。初めて聴いたときにはビックリしたなぁ・・・・こんな音楽があるんやなぁ・・・とっつきにくかったなぁ・・・・・。だって、ボクはバッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスあたりからクラシック音楽を聴き始めたものだから・・・(典型的 . . . 本文を読む

ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」 ジョン・ウィリアムス(g) フレモー/フィルハーモニア管

2006年07月04日 03時05分53秒 | 協奏曲
蒸し暑いです。日本の夏です。職場に毎日2リットルの水をペットボトルで持参しているんですが、殆ど飲んでしまうほど、汗だくであります。しかしこの水が旨い。我が家の水です。井戸水です。これが、わが西条の水です。「うちぬき」と言います。市内のあちこちから湧いてます。ナンボでも出てくる。渇水も関係なし。「名水百選」で検索してみてください(^-^)。さて、今日は爽やかなギターの音色を味わおうと、取り出したのは . . . 本文を読む

ルチア・ポップのオペラ・アリア集 アイヒホルン/ミュンヘン放送管弦楽団

2006年07月03日 06時06分43秒 | 声楽曲・オペラ
今日はルチア・ポップのオペラ・アリア集であります。彼女の魅力が一杯に詰まったCDです。伴奏はクルト・アイヒホルン指揮ミュンヘン放送管弦楽団。1983年の録音で、ARTSレーベルの輸入盤。ドヴォルザーク、モーツァルト、ウェーバー他の歌唱が素晴らしい。ポップの歌はいつ聴いてもプレーンで、突き抜けてゆく透明な高音が素晴らしい。1曲目は「魔笛」からのパミーナのアリア。ポップはハイティンク/バイエルン放送響 . . . 本文を読む

カラヤン/ベルリン・フィルのベートーヴェン 交響曲第6番「田園」

2006年07月02日 04時34分48秒 | 交響曲
休日であります。のんびりと聴くのは、ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」。今日はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏で。1984年1月、フィルハーモニーでの録音。カラヤン最後の全集となったデジタル録音のDG盤。第1楽章から、颯爽と速いのがカラヤン。録音のせいか、重低音の迫力があるので、軽い演奏にはなっていない(尤も、カラヤンの録音は、オーケストラの音がかぶり気味のモノが多い . . . 本文を読む

ブレンデルで聴くシューベルト 即興曲集

2006年07月01日 03時13分36秒 | 器楽曲
シューベルトの即興曲集。作品90、D.899と作品142、D.935。ピアノ独奏はアルフレート・ブレンデル。1972年の録音フィリップス盤。シューベルトの即興曲集は学生の頃からの愛聴盤。特に、ロザムンデの主題を用いた作品142の第3番変ロ長調がイイ。初めて買ったLPはブレンデルの旧盤。LPジャケットの袋はミノヤとあるので、所沢の駅前商店街で買ったものだろう(さて、今はミノヤというショップははあるの . . . 本文を読む