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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ヨーロッパ旅行記~フランス編(南西部)

2019-06-05 23:10:54 | 海外旅行
初めて訪れるフランス南部。
中でも南西部には、中世の面影を色濃く残す小さなが村が点在しています。

トゥールから約280キロ南に下り、中継地となるフィジャックへ。
フィジャックも昔の街並みが保存されており、一応観光地になっているようですが、あくまでも中継地。
わざわざ観光目的だけで訪れるとちょっとがっかりしそうな町。


広場と呼ぶには控えめな旧市街の中心


昔の家並み。空き家が目立ちます。


「小さな村巡り」の旅、まずはサン・シル・ラポピーから。
フィジャックからサン・シル・ラポピーまで約40キロ、川沿いに広がる綺麗な光景


途中目にした岩壁に食い込むように建てられた住居


フィジャックを出発して狭いくねくね道を走ること約1時間、最初の小さな村サン・シル・ラポピーに到着。
切り立った断崖に佇む15~16世紀に建てられた中世の街並みは絶景そのもの。


町の中は狭い路地を挟んで昔の街並みが良く保存されていて、どこも絵になる美しさ。






村の教会


村の高台からは村の全容とロット川を望むことができます。




サン・シル・ラポピーの次に訪れた村は、13世紀に築かれた村、コルド・シュル・シェル。「空の上のコルド」という意味だそうです。海抜は約300m。
(全体写真は無いのでネットから引用)


シャトルバスで上まで行き、徒歩で下りながら街中を散策。






この村は遠くから眺めて絵になる村です。

この辺りにはコンクなど他にも知られた小さな村や世界遺産のアルビなど観光スポットがありますが、狭い田舎道での移動に思いのほか時間がとられ、2つの村しか訪問できなかったのが残念です。


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ヨーロッパ旅行記~フランス編(モン・サン・ミシェル~トゥール)

2019-06-05 05:25:05 | 海外旅行
ジヴェルニーの次の訪問地はモンサンミシェル(1泊)、そしてロワール川沿いの町、トゥール(2泊)。

フランスでも人気上位の観光地、モン・サン・ミシェル。混雑を避けるには早めの行動、という事で宿の朝食もそこそこに10時前には現地到着。
お陰で午前中順調に内部見学を済ますことができました。




干満差が大きく、大潮の時は10mを超えるとか。昔浅瀬を渡ってモンサンミシェルを目指した巡礼者の中に命を落とした者もいたそうです。


午後からレンタカーで一路ロワール古城巡りの拠点の町、トゥールへ。
時間が限られており1日しかないため、シャンボール城とシュノンソー城の2城のみ見学することに。

ロワール流域で最大規模のシャンボール城。




この城の目玉となるレオナルド・ダ・ヴィンチ考案の2重らせん階段。


様々な形をした塔、よくここまで石を積み上げたものです。




282の暖炉に加え、ストーブも使って暖を取っていたそうで、これは高さ4m近くありそうなベルギー製セラミックストーブ。


表面は綺麗な装飾タイル張り。


当時城の敷地はパリ市内の広さを上回っていたというから権力の絶大ぶりが伺えます。
それも狩を楽しむために建設を命じたと言うから驚きです。


シャンボール城の後は、シュノンソー城へ。
ロワール川の支流、シェール川を跨いで建つ外観の美しさが人気の城。


川に架かる部分は2代目城主が命じて増設したもので、内部はギャラリー。舞踏会場になっていたそうです。


ジヴェルニーからトゥールまでの移動距離は約600キロ。距離の割には訪れた場所は3カ所だけ。実に効率の悪い3日間でした。

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