熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ヨーロッパ旅行記~フランス編(アヴィニョンと近郊の村)

2019-06-12 05:48:14 | 日常の出来事・雑感
エクス・アン・プロヴァンスの次の滞在地は、アヴィニョン。
中世の城壁に囲まれた旧市街は世界遺産で、今でも城壁がほぼ完全な姿を留めています。


旧市街の中でも、一番の観光スポットは法王庁宮殿。
13世紀にカトリック・ローマ法王の住まいとして建造された宮殿で、ゴシック様式の宮殿としてはヨーロッパで一番の大きさとのこと。壁の高さは50m近くに達し、とにかく大きいです。


建物の下は強固な岩盤、


宮殿の中で一番の広さを誇る大食堂。
地方から多くの聖職者が集い、法王を囲んで食事をしたことでしょう。


ところで、この法王庁宮殿、フランス革命の際、内部にあった彫像など殆どが破壊されてしまい、何も残っていないのが残念ですが、ガイド用タブレットに各部屋の当時の情景が音声あんと共に映し出されるので、よりリアルに当時の様子を知ることができます。


「アヴィニョンの橋の上で」という歌で知られるサン・ベネセ橋、別名アヴィニョン橋
ローヌ川の氾濫で4本の橋げたを残すのみ。


アヴィニョンの旧市街見物の後は、1日掛けて周辺の町や村を巡ることに。
最初に訪れた町は、アヴィニョンから車で4分ほどの水車とアンティークの町、リル・シュル・ラ・ソルグ。
町に入ると直ぐに苔むした水車が目に飛び込んできます。


綺麗な水が流れる川辺のカフェで一休みするのもいいです。




高級そうなアンティーク店からガラクタとしか思えない古物を売っている店まで多くのアンティーク店が軒を連ねていて、アンティーク好きには楽しい町です。


リル・シュル・ラ・ソルグの次は、セナンク修道院へ。
前の畑はラベンダー畑ですが、見頃には未だ早すぎました。


続いて訪れた村は、ルシオン
赤茶けた岩肌の上にそそり立つ小さな村で、「フランスの最も美しい村」に選ばれています。


赤い土はオークルという黄色顔料で町全体がオークルで出来ているような感じ。






アヴィニョンに戻る途中高台に見えるはゴルドの村。
プロヴァンスの小さな村巡りでも人気の村の一つ、ただこの村は外から眺めるのがいいとのことで村の中はパス。


眼下にはのどかなリュベロンの風景が望めます。


これで南フランスの観光は終了です。

コメント
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