熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

亜熱帯化に向けたライフスタイルの見直し

2012-07-19 13:28:44 | 日常の出来事・雑感
このところの暑さは半端では無い。昨年当たりからだろうか、日本のどこかで最高気温37度や38度を記録したと報じられても驚かなくなって来た。
関東は明日から少し気温が下るらしいが、それでも週間予報では来週は再び連日30度超えとなっている。

この暑さに加え、狭い場所に大雨をもたらすゲリラ豪雨。以前、出張で度々マレーシアやインドネシアを訪れた時のいわゆるスコールを思い出す。
このまま行けば、将来日本は亜熱帯に区分されるのではと思いきや、冬は寒いので定義上は簡単に亜熱帯ということにはならないらしい。
ただ、気象学上の区分はどうでも良いことで、この時期の気温や最近の雨の降り方を考えると、実感として亜熱帯と変らないように思える。

そこで、日本も亜熱帯の暑さに適応したライフスタイルへの移行を真剣に考えてみてはどうだろう。

まずは、欧米では当たり前のサマータイムの導入。朝の涼しいうちに勤務を始めて夕刻早めに切り上げる。
省エネの観点からは、あまりメリットが無いと日本では関心が薄いが、体には楽だと思うし、アフターファイブを楽しむ時間も増えるので経済活性化の面でもプラスだと思う。

次に、5月の大型連休と年末・年始の長期休暇を廃止して、その分夏季休暇を長く取るよう改める。
5月といえば一番さわやかな季節、この時期に大渋滞の中、こぞって休まずに働き、効率の落ちる夏に長く休めるようにすれば、体にも優しいし、大渋滞による無駄なエネルギーも削減できて一石二鳥。

次に、ビジネスマンの間では大分浸透してきたが、ノーネクタイの徹底。
当人だけでなく、見ている方もあのネクタイ姿は暑苦しい。背広を手に持ち、取引先に着くと背広を着る、あの習慣も完全廃止にして、夏の背広はご法度。

最後に在宅勤務の拡充。
PCでインターネット経由会社のサーバーにアクセス、社内のやり取りはメール、必要に応じて携帯を使えば、かなりの業務を自宅にいながらにして処理できる。どうしても顔を合わせる必要のある時だけ出社する。
業務内容によりけりで一概には導入は難しいが、一時期、IT企業を中心に話題を呼んだ在宅勤務、最近すっかり耳にしなくなった。かといって、それほど導入が進んでいるようには思えない。
通勤が無くなれば、特に夏のこの時期、身体的には相当楽である。

人それぞれ価値観やライフスタイルが違うので、国をあげて制度を見直すことは難しいが、快適に暮らす上では知恵を出し手立てを講じる必要性が高まって来ると思う。

コメント
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