熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

久しぶりの長距離ツーリング

2012-07-09 18:01:24 | ツーリング・バイク全般
このところ長野県松本市郊外にあるクラインガルテンでの設営作業に忙しく、毎週のように車で長野まで出掛けていたため暫くバイクに乗っていなかったが、先週浜松市内で親戚とランチの約束があったので良い機会だと思いバイクで出掛けて来た。

行きは単調な東名道と一般道で浜松に到着。親戚とランチを済ませた後、そのまま自宅に戻るのもつまらないし、土曜日にはクラインガルテンで蕎麦の会主催の麦の刈り取り作業が予定されていることもあり、ツーリングがてら再びクラインガルテンに向うことにした。

浜松からは、繋がっていない国道として知る人ぞ知る152号線、通称「秋葉街道」で長野方面を目指す。時間があれば「天竜スーパー林道」経由のところだが、浜松を出発したのが3時近かったので152号線をひたすら北上することに。
国道152号線が終わり草木トンネルを抜けると兵越林道に入る。車同士なら行き交えないような細い林道が暫く続く。


静岡県と長野県を分ける「兵越峠」に到着。
「国境」なる看板が。なかなか粋である。
因みに、隣の看板には「この標識、国盗綱引合戦に於いて定めた国境である。行政の境に非ず」とご丁寧に説明が加えられていた。


兵越峠を過ぎると国道152号線に戻るが、この国道を分断している「青崩峠」まで歩いて行けるようだ。


ツーリングマップルには「あまりの崩落の激しさに日本のトンネル技術が敗退」とある。
金に糸目を付けなければ、日本の土木技術を持ってすれば開通は可能なのかも知れないが、遠回りながら平行するように国道151号線が通っているので、多額の金を費やしてまでわざわざ「青崩峠」を征服する必要は無いように思える。
寧ろバイク乗りにとっては、このままにしておいて欲しいという想いもする。

152号線には後一箇所分断箇所があって「蛇洞林道」で繋がっているが、時間が無いので無料開放中の「矢筈トンネル」で飯田方面に出て、途中から中央道に入りクラインガルテンのある松本市を目指した。

152号線沿いには、秘境と言われる「遠山郷」や急傾斜の「下栗の里」、南アルプスの山並みを一望できる「しらびそ峠」など見所が多いルートなのでまた日を改め、のんびり走りたいと思っている。

クラインガルテン到着翌日の金曜日は終日雨のため休養、土曜日に予定されていた麦の刈り取り作業は雨のため中止となり、早々と帰宅の途についた。
普段なら上田に出るには青木峠(ここも走り応えまずまずの峠道)を超えるのだが、前夜の大雨で路面状況に不安があったため素直に三才山トンネルを利用した。
走行距離850キロと久しぶりの長距離ツーリングだった。
コメント
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