goo blog サービス終了のお知らせ 

熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

世界一高い日本の車の税金

2011-12-01 08:22:17 | 日常の出来事・雑感
車に課せられる税金には、購入時の自動車取得税と消費税、そして保有期間中、2年に一度車検時の重量税と毎年の自動車税がある。車は税金のオンパレードである。

保有期間中、納め続ける重量税と自動車税は排気量や車体重量によって税額は異なる。
我が家の場合、重量税は4万円、自動車税は4.5万円なので年平均6.5万になる。13年乗っている今の車には、既に重量税と自動車税だけで90万円近く納めた計算になる。

今まで、特に疑問を感じることなく納めていた重量税と自動車税だが、最近、自動車税制改革フォーラムが作成した世界各国との車の税金比較の資料を見て、日本の課税額がダントツで高いことに驚いた。
比較する上での前提条件は、1800ccの車を180万円で購入し11年間保有した場合で、下のグラフは11年間に支払う税金の総額を示している。



資料が作成された数年前の為替レートが使われているが、それでも日本はアメリカの5倍近い負担額である。ヨーロッパ先進国と比較しても日本が一番高い。
これを円高が進んだ今の為替レートに換算し直すと、更にその差は広がって、アメリカは11.7万円となり日本は7倍以上、イギリスは34万円となり日本は2倍以上納めていることになる。日本の課税額の大きさが一層際立つ。

これだけ高い税金を払うくらいなら車を手放したいところだが、今の車社会にあってはなかなかそう言うわけにも行かない。
都心部の便利な所にでも住んでいれば車無しでも何とかなるだろうが、そうでない地域に住んでいる限り、車は生活必需品である。

自動車メーカーを中心に車の税制改革を求める動きもあって、政府税調で取得税と重量税を廃止するかどうか議論されているようだが、廃止とまで行かないまでも減額するなりして、少なくともヨーロッパ並みの水準まで引き下げて欲しいものである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする