先日7/17に日本では改正臓器移植法により、本人の臓器提供の意思が不明な場合も、家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死下での臓器提供も可能になったとのこと。
この日本の法律改正の話題の後で深センの新聞の一面に載ったのが、深センのある女性がバス事故で脳死状態になった後で、少なくとも7人の希望者に臓器が提供されたとのニュースでした。彼女は昨年臓器移植の話をインターネットで知り、自分の身に何か起きたときには、臓器を提供したいとお母さんに話していたそうです。他人のことに関心を示す人が少ないこの国では献身的な愛情は珍しく、敬意を表するいう意味で一面の報道となったのでしょう。彼女の行為は素晴らしいことと思いました。
さて、こういう他人に対する愛情に対し感動することがある一方、人間関係の難しさ、負の部分を見せつけられることも多々あります。そんな人間関係の複雑さを教えてくれる番組が澳亜衛視台の「分手擂台」という番組です。この番組、台湾の番組を放映しているのですが、毎回人間関係がトラブルにみまわれている当事者同士が番組内でタックルするという内容なのですが、本当に色々な種類のトラブルが番組内で議論され、人生の勉強になる番組と感じています。
今日は4年間MSNのチャットで友人であった男女が、お互いに自分が醜い姿であることを知られるのを嫌がって自分の写真を偽って友人の写真を紹介してしまったことから、複雑な人間関係になってしまった例が紹介されていました。本当に考えさせられることが多い番組で、機会がありましたら皆さんも一度ご覧いただければと思います。平日午後9時からの1時間番組です。