師走とはよくいったもので、本当に忙しい毎日が続いています。あと2週間ほど多忙な状況が続きますが、年始の高雄旅行を楽しみに何とか乗り切ろうと思っています。
さて、今日は最近見終えた映画「月満軒尼詩」を紹介します。英題はCrossing Hennessyとなっていますね。
↑以前もお話しましたが、この映画の主人公の一人は湯唯さんです。そして相手方は張学友さん。見終えての感想ですが、本当に楽しい映画でした。映画全編が湾仔で撮影されていて見覚えのある光景が流れてきて、そこで繰り広げられるラブコメディータッチの人間ドラマは、見ていて面白かったです。
でもご注意ください。私の場合、香港に足を運んだ回数は数知れず、香港湾仔という場所、そして映画のタイトル「ヘネシーロード軒尼詩道」の地理的状況も理解していて、その上香港映画好きなのでこの映画の面白さを感じたのです。
深セン駐在時代に毎晩星光電視台で放映されていた香港映画を見て、あの何とも言えないくだらなさ、ゆるさにはまってしまいました。このB級的な面白さと、香港華流映画に見られる少しバイオレンスさがこの映画にも含まれていました。
映画のあらすじは他のブログにお任せするとして、この映画で懐かしく思ってしまうのが、二人が足を運んだ茶餐廰の存在でしょう。一人でも気軽に入れてお茶を飲んだり簡単な美味しい料理を食べたりすることが出来る茶餐廰は、中国駐在時代、本当にお世話になりました。
映画の中で湯唯さん演じる愛蓮は、一人でお茶しながら本を読んでいましたね。羨ましい光景でした。日本ではなかなかこういうお店はないですからね。
それと湯唯さん、やっぱり素敵な女優さんだなあと思いました。張学友演じる小来との関係が悪化して、一人飛び出して湾仔の税務局へ渡る陸橋の上で一人泣くシーンなど、心を動かされずにはいられませんでした。今後、彼女も応援していきたいと思っています。彼女の最新映画「晩秋」も絶対見ます。
今日紹介した「月満軒尼詩」ですが、私は
こちらで見ました。でもストリーミングがしょっちゅう詰まってしまって鑑賞するのに相当時間がかかってしまいましたのでご注意を!