吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

1911

2012-08-29 23:29:39 | 音楽・映画 芸能情報

↑映画「1911」をDVDで見ました。見た感想ですが、辛亥革命の歴史を知りたい方には良い映画なのでしょうが、エンターテインメント性は少なく、見終えた後の印象の少ない映画となりました。

ウィキペディアには・・・
「中国、清代末期から辛亥革命の時代を孫文、黄興が率いる中国同盟会の視点からとらえたストーリー。1911年の武昌蜂起から、1912年に孫文が中華民国臨時大総統を辞任するまでの時期、腐敗した清王朝が崩壊し共和制を樹立する歴史を描く。」
と・・・。

主役や主題が何かぼけてしまっています。人間ドラマが描かれているわけでもなく、歴史が面白く描かれているという訳でもなく、映画に引き込まれる感が一切ありませんでした。アクションがものすごい訳でもなく、まあこんな映画かという感想です。

辛亥革命と孫文に興味ある方はご覧になられてみて下さい。この映画の公式サイトをこちらに貼っておきます。

ところで、最近見た「中国娘」という別の映画は非常に怪しい映画で元深セン駐在者の私には面白く感じました。こういう映画を中国大陸人が撮るようになったのかと・・・。こちらの映画は別途少しだけ紹介しようと思っていますが、中国のかなりディープな裏事情も映し出した映画で、性事情も表現されていました。そういう映像に眉をひそめてしまう方にはお勧めできませんが・・・。

いずれにしても後日紹介させていただきます。

蔡淳佳「喜歓ni」

2012-08-26 20:33:04 | 音楽・映画 芸能情報
抗日運動はまだまだ続きそうですね。そんな中、新浪微博に広東省の企業の幹部から「1949年から71年まで中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていたではないか」と異例の書き込みがあったようです。当時の地図もアップされたとか・・・。

色々な人が色々な思いでこの問題を見つめているでしょうが、ヒートアップして変なことにならないことだけは祈っています。

ところで、一昨日の夜は会社の宴会があったのですが、会場は中華料理店でした。以前の私なら中華料理店と聞くと期待したのですが、今は食傷気味です。昨日の会場も「中華料理」ではありませんでした。完全に日本料理ですね。何とかならないものでしょうか?

と書いてきましたが、今日も料理の話題ではなく音楽の話題です。


↑今日紹介したいのはまたまた蔡淳佳さんの「喜歓你」です。この歌は彼女の持ち歌ではなく、陳潔儀さんが歌われていたものを、何かの音楽番組でカバーしたものです。これが本当に素敵なので紹介させていただきます。

バックのフィドルと蔡さんの歌声、そして歌詞が素敵です。こんな風に自分を愛してくれる人がいたらどんなに嬉しいだろうかと思ってしまうほど、甘い歌詞なのですが・・・。

こういう歌を選曲してくれるところはやっぱり蔡淳佳さんです。

蔡淳佳さんの歌う「喜歓你」をYouTubeを見つけましたので、ここに貼っておきます。また、オリジナルの陳潔儀さん版はこちらに。

林一峰「遇見」

2012-08-22 23:38:22 | 音楽・映画 芸能情報
今、BS日テレで台湾ドラマ「最後にキミを好きになる」を見ながら書いていますが、台湾ドラマらしいドタバタの展開で結構楽しみながら見ています。

今日は久しぶりに私の好きな歌の紹介です。その歌は林一峰さんの「遇見」。


↑私は将来どんな人に出会い未来を進んで行くのか・・・、私があなたに出会ったのは最も美しいアクシデントだったと思う・・・。

色々な出会いと別れを繰り返し、未来に不安や期待を感じながら生きている中で、あなたという人に出会えた喜びを歌にしています。歌に「地下鉄や人波から風が吹いてくるのを感じる」という歌詞があるのですが、とっても素敵な歌詞ですね。私は香港の地下鉄に乗るとき、似たような感傷に陥ったことがあります。

さすが香港出身の林一峰さんです。彼の声もとても素敵です。高音の優しいささやきが心地よいんですよね。特にこの「遇見」は声質に合っていると思います。こちらにYouTubeの映像を貼っておきますので、興味のある方は是非ご覧ください。

この曲は人気があってシンガポールの孫燕姿さんも歌われていますね。でもやっぱり林一峰さんの歌声が優っています。孫燕姿さんの「遇見」もこちらに貼っておきます。

歌詞を知りたい方はこちらまで。

星洲米粉

2012-08-21 20:44:20 | 食関連
今日は休暇を取って色々と用事を済ませたのですが、外は相変わらず35℃近く・・・。暑くて夏バテ気味でしたので、夕食に何を食べようかと迷ったあげく、この前ここにアップしたあんかけ焼きそばの最後にコメントした「星洲米粉」を思い出し、自分でテキトーに作ってみました。


↑男飯なのでフライパンのままで。そろそろ益子で料理が映える焼き物を作りにいかないと・・・。自画自賛で申し訳ありませんが、結構おいしかったです。本場華南地区で食べた星洲米粉の方が勿論米粉と具材、そして調味料が勝っていますが、これはこれでいけました!

作ってみてわかったのですが、星洲米粉は結構塩が必要なんですね。暑い華南地区で美味しく感じた訳です。星洲米粉のファンであることを自覚した一日でした。

最後はキミを好きになる

2012-08-20 21:44:56 | 音楽・映画 芸能情報
先週水曜日BSのチャンネルを回していたら、画面にレイニー・ヤンが出ているのをたまたま発見。驚きました?!ドラマのタイトルは「最後はキミを好きになる」。原題は「醉後決定愛上你」。かなりニュアンスが異なりますね。


↑BS日テレでこんな台湾ドラマをやっていたとは・・・。既に次は第28話。全30話なのでもう終わりですね。残念。台湾ドラマなのでストーリーは大したことは無さそうなのですが、ドラマに出てくる台湾の風景や国語会話などを楽しむことが出来ます。

それと久しぶりのレイニー・ヤン。彼女って本当に台湾で人気があるのですね。いつも何かしらのドラマに出てきます。今回のドラマは2011年制作のもののようですが、結構大人っぽくなりましたね。

そうそう、そのレイニー・ヤン。以前にここで紹介した羅志祥とともに別のドラマのDVD発売を記念して来日されるようです。ファンとの交流会もある模様。応募してみようか・・・。

BS日テレの「最後はキミを好きになる」の公式サイトをここに貼っておきます。

デモ再燃

2012-08-19 15:03:03 | 深セン情報

↑中国各地でデモが起きているようですね。中国サイトには深センでのデモの様子の写真が・・・。私が駐在を始めた2005年前後の抗日デモの再燃ですね。魚釣島に日本人も上陸したようですので、今後デモがエスカレートする可能性もあります。

写真は羅湖~福田の間付近ですが、日本料理店も狙われたようですので、他地区に住まわれている深セン駐在の方もご注意ください。

さきほどBSの報道番組で香港フェニックスTVの社長?のインタビューが流れていました。「軍とは関係なく報道使命に則って上陸を試みた」とコメントされていましたが・・・。

ハイサン・プレース

2012-08-15 14:43:07 | 香港情報
立秋が過ぎたにもかかわらず暑い日がまだまだ続いていますね。

昨日ネットサーフィンをしていたら、香港の元三越跡地にようやく新しいショッピングセンターガオープンしたようですね。私が駐在していたときから大がかりな工事をしていましたのでどんなビルが建つかと思っていたのですが・・・。


↑ショッピングセンターの名前はハイサン・プレース。漢字表記は「希慎廣場」のようです。写真を見る感じでは、ネイザンロードに幾つか出来たショッピングセンターに似た感じであまり面白味は無さそうです。

個人的にはこの手のショッピングセンターは中身は同じなのであまり興味はないのですが、デザインや設計を見るのが好きなので一度は足を運んでしまいます。

それと中にどんなお店が入っているのか、そしてフードコートに新しい試みがないかなどが気になります。と思っていたら、このハイサン・プレースには、あの台湾の誠品書店が入ったのですか・・・!台湾外での初出店らしいです。台湾関連の本屋CD/DVDが手に入りやすくなっているかもしれません。今度香港に足を運ぶ機会があたら立ち寄ってみようと思っています。

梅蘭のやきそば

2012-08-13 21:21:57 | 食関連
先週神奈川に帰省していたときに、中華料理が食べたくなって迷っていたら、藤沢市辻堂のテラスモールの「梅蘭」のやきそばが美味しいと聞き、早速行ってみました。梅蘭は横浜中華街の老舗なのですが、最近あちこちに支店を出しているようです。


↑テラスモールはこんな感じです。JR東海道線の辻堂駅に直結しています。最近この手のショッピングモールがはやりで、個人的には不快に思ってはいます・・・。中身が皆同じで、個性がないからです。


↑テラスモールの中に潮風キッチンなる大きなフードコートがあって、ちょっと香港のフードコートを思い出してしまいました。ちなみにこの写真と1つ前の写真だけ、昨年末冬休みに訪れたときのものです。(皆長袖ですね。)


↑有名なお店が結構入っています。以前一世を風靡した佐野実さんのラーメン屋も入っています。


↑肝心の梅蘭のやきそばはこんな感じです。餡がかかっていないのでは?と思われるかもしれませんが・・・


↑餡は中にくるまれて入っています。これが味噌なのでしょうが・・・。私が食べたこのやきそば、外側はカリッとしておらず、少しベチャッとしていて、期待していたほど美味しくありませんでした。油っぽいし・・・。これなら藤沢で有名な古久屋のやきそばの方が美味しいです。梅蘭テラスモール店のサイトをここに貼っておきます。興味ある方はご覧ください。

ところで・・・、日本では当たり前のこの五目あんかけやきそばですが、中国駐在時ほとんど目にしませんでした。私がいた広東省周辺は焼きビーフンが主流でしたね。私はこのビーフンが好きでよく食べていました。カレー風味の星洲米粉、また食べたくなってきました。宇都宮のどこかの店で出していないか探してみます。

珈琲時光

2012-08-10 17:12:24 | 音楽・映画 芸能情報

↑夏休みの期間中、幾つか映画を見たのですが、その中の1つが「珈琲時光」。楽しみにしていた映画で期待を裏切らない内容でした。

映画のタイトル「珈琲時光」は台北之家にあるカフェと同じ名前で、カフェがこの映画のタイトルを使って店をオープンさせたのでしょう。

監督はあの有名な候孝賢。悲情城市を作り上げた監督です。この映画、候監督が敬愛する小津安二郎生誕100年を記念して小津監督に捧げた映画とのことで、21世紀の東京物語となっています。

候監督が作り出す映像って独特な生活感・人間観があって、見ているとその場にいるかのような不思議な感覚に陥っていきます。東京ってこんなに懐かしい場所だったかと撮影場所の選択にも感心してしまいました。

ウィキペディアの紹介文はこんな感じです。

「珈琲を味わうときのように、気持ちを落ち着け、心をリセットし、これからのことを見つめるためのひととき」というテーマを、小津安二郎の生誕100年を記念し『東京物語』のオマージュという形で製作された映画。

神田神保町や鬼子母神等の古き日本の街角や路地、また山手線、京浜東北線、高崎線、都電荒川線の車窓風景の映像美が評価された。

台湾、群馬、神田神保町、それぞれを自分の居場所として、明るい未来を期待しながら生きる女性とその仲間達の姿を優しく、温かく、そして美しき色彩で表現している。また、この話では台湾出身の作曲家・江文也が取り上げられ、江の日本側の夫人と娘が出演している。

DVDの裏面にはこんな解説が・・・。

東京でフリーライターとして暮らす陽子(一青窈)は、シングルマザーの道を選ぼうとしている。マイペースな陽子だが、上京してきた両親(小林稔侍、余貴美子)、密かに思いを寄せる親友の肇(浅野忠信)らの胸中は穏やかでない。そんな日々、陽子は東京の街で暮らす自分が大切な人たちに囲まれていることに気づき始める---。「心落ち着く場所がある  心落ち着く人がいる」

昨日まで帰省して家族の温かさを感じ、また一人で宇都宮の生活を始める私にとっては、心に残る良い映画でした。