吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

台北101の鼎泰豊

2012-05-31 22:17:10 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑タクシーで台北101に到着。見上げると台北101のタケノコは綺麗に青空に伸びていました。本当にユニークなデザインです。


↑足を運んだのは地下1階のフードコート。ここのフードコートは色々な中華料理屋が並んでいて味も美味しいのでお勧めです。中華料理というと街中の場合は一人で店に入るのは気が引けるときがありますが、この場所は何の問題もありません。以前、この中の一つの店で初めて魯肉飯を食べた際、本当に美味しかったので感激したのを今で思い出します。

今回も昔のその店で別の料理を食べようと思っていたのですが、残念なことにその魯肉飯の店はなくなっていました。代わりに何か美味しそうな料理が無いかなあと探し回っていたら、何と!一角に鼎泰豊があるではないですか!店の中を覗くと一人で食べている人もいるし、席が結構空いていましたのでこの日の昼食はここに決めました。


↑通された席は少し奥めのテーブルでしたが、席から点心を作る職人さんの姿が見えて面白かったです。


↑ここへ来たら誰もが食べる小龍包。味はどうかなあと食べてみましたが、本当に美味しかったです。本店でも一度だけ食べたことがありますが全く遜色ありません。アツアツの小龍包の肉汁が100点満点でした。生姜の千切りも良かったです。


↑もう1つ頼んだ炸醤麺。肉味噌と緑豆、そして麺との相性が抜群で、こちらも今まで食べた炸醤麺の中で一番美味しかったと言っても過言ではありませんでした。

前にも書いたかと思いますが、この店のもう1つの長所は、お店の小姐達の動きがテキパキしていて笑顔も多く、非常にフレンドリーだったことです。皆さんとても可愛らしい方が多く、私の隣りに小さな赤ちゃんを連れた家族がやってきたのですが、小姐の皆さんがニコニコしながらその赤ちゃんをあやす姿はとっても楽しかったです。私のところにも何度もやってきてお茶を足してくれたり、他に用事がないか確認しに来たりとサービスに力を入れているなあと感じました。台北101の鼎泰豊、そんなに混雑もしておらず(時間帯や曜日にも因るとは思いますが)絶対お勧めです。


↑他にも色々と美味しそうな小吃があって目移りしてしまいましたが、この日は夕方から九fenへのツアーに参加する予定でしたので、食事は簡単に済ませて13時過ぎにバス&MTRでホテルに戻りました。

道すがらバスの中から信義路を撮ってみたのですが、信義路はずーーーっと工事で、何かと思っていたらここにもMTRが出来るのですね。台北101へのアクセスがより便利になりそうですが、個人的には風景を観賞することの出来るバスの方が楽しいと思います。

廣州街にて②

2012-05-30 21:52:42 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑剥皮寮を歩いていたら、何やら撮影が行われていました。映画でしょうか?ドラマでしょうか?何人かの俳優さんが隣りの部屋に待機していてスタッフが色々と準備をしていました。この場所は、既に色々な映画に使われているようですね。2010年2月に封切られた台湾映画で「海角七号」と肩を並べるくらいのヒットを巻き起こした「Monga」もここで撮影が行われたそうです。


↑ちょっとした小物が当時の面影を残しています。剥皮寮の名前ですが、まだ清の時代だったころ、この辺りは中国の福州から船で杉の木材が運ばれ、皮を剥いで加工していたことに由来しているそうです。漢字だけ見るとちょっと怖いイメージとなってしまいますが・・・。


↑剥皮寮の中には色々な展示物もあって古き良き時代にタイムスリップ出来ます。時間の関係もあって全てをじっくり眺めることが出来ませんでしたので、次回台北を訪れる機会があったら、ここにはまた来ようと思っています。


↑廣州街(龍山寺)の散策を終え、次に向かったのは西門でした。MTRの隣り駅となっています。西門で真っ先に向かったのはこの紅楼。しかし残念なことに私が訪れた時間は閉館中でした。中の展示物と劇場を見たかったのですが・・・。

その後、CDやDVDを物色しに西門の街を散策したのですが、11時過ぎであったにもかかわらずお店がオープンしておらず!あれれ??と力が抜けてしまいました。おそらく12時近くには開店するのでしょうが、お昼は台北101で昼食を取ることを考えていましたので、泣く泣くその場を離れました。


↑ということで台北101に移動することにしたのですが、この日も本当に暑くて街中を歩いていたら身の危険を感じるほど体温の上昇を感じたので、タクシーに乗ってしまいました。冷房が効いていて快適でした!途中、総督府を経由して信義路へ入ったので、思わず総督府の写真を1枚。剥皮寮も紅楼も総督府も、デザインはもとより赤レンガが落ち着きを与えていて本当に美しい建物ですね。

廣州街にて①

2012-05-29 21:38:14 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑昨日紹介した新富市場・東三水街市場を進んで行くと、店の切れ目に小道があってその先に廣州街が見えました。この小道には小さな小吃店があって麺やちょっとした料理が美味しそうでした。


↑廣州街に入ってみるとこんな赤レンガの歴史的建造物が・・・。何かと思って近寄ってみると


↑剥皮寮という建物で、台北市政府が1988年よりこの歴史的な街並みの保存に着手し2009年に修復を完了したものであることがわかりました。 剥皮寮についてはまた明日説明を加えたいと思います。なかなか面白いエリアでした。


↑龍山寺や剥皮寮のある萬華地区ですが、300年ほど前、この辺りは先住民族が淡水河を船でよく行き来していてこともあって、その当時は先住民族の言葉で小船を意味する「Monga」と呼ばれていて、その頃は主に茶葉やサツマイモなどの農作物の売買が盛んだったそうです。1738年には龍山寺も建立され、住民の信仰およびこの土地の商業の安泰を祈願する拠点となりました。当時はまだ台湾は中国の清朝に統治されていました。

それからは中国大陸の閩南地方(福州)から渡ってきた住民が増え続け、木材や炭の売買など、萬華地区はますます発展していったそうです。そんな中1895年に日本統治時代が到来します。この頃、地名が先の先住民族の読み方を真似て、現在の「萬華」と変わりました。

新富市場・東三水街市場にて

2012-05-28 21:07:16 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑龍山寺の東隣りに新富市場・東三水街市場があります。市場という言葉を聞くと思わず入ってみたくなる性分であることもあり、涼を求めて中に入ってみることにしました。


↑するとそこには期待通りの世界が・・・。鰻の寝床のような細長い通路の両側に面白いお店があるわあるわ。


↑豚足だけでなく豚の頭そのものも・・・。


↑魚屋もあってなんでも揃うジモティーの市場でした。こういう市場って生活感があって好きです。一部のお店で惣菜も売られていたりして、ここに来れば何でもそろっています。日本は下町を除いてこういった場所が本当に失われてしまいましたね。

今私のいる宇都宮にもこういった市場があれば良いのですが・・・。

日照りの龍山寺にて③

2012-05-27 19:20:29 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑龍山寺の境内にある池の中にこんな龍の像が・・・。龍山寺にちなんでの像なのでしょうが、結構リアルで夜中見たら怖そうです。。。


↑龍と言えばこちらもリアル。ひげとかトゲは針金で作ってあるのでしょうか?それよりももっとすごいのは、龍の下の馬に乗った人間の像の細かさです・・・。


↑龍山寺のお参りを終え、周辺を散策してみることに・・・。その前に暑くてボーっとし始めたので、龍山寺周辺で有名な青汁・・・、ならぬ青草茶を飲むことに・・・。青草茶は日本の青汁とは異なって茶色っぽい色をしていて、味はどちらかと言うと涼茶に近い美味しい味となっています。


↑公園外の土塀に座って一息つきました。10種類ほどの薬草を煮詰めて作ったもので、砂糖を加えているので甘くて爽やかで口当たりのよい薬草茶です。中国深センも非常に暑くてこの手の涼茶は手放せませんでした・・・。懐かしい味でした。

日照りの龍山寺にて②

2012-05-26 20:16:21 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑この蝋燭で線香に火を付けて、本殿に向かうと・・・


↑本殿近くにも蝋燭台があってこの台はこんな金ピカの像に支えられていました。何か液体金属で出来た新型ターミネーターみたい・・・。


↑本殿裏の後殿に回ってみると正面には媽祖(天上聖母)殿がありました。媽祖は海に囲まれた台湾でも人気の守り神ですね。。。


↑本殿の側面にはお経を読める椅子と机が準備されていて、たくさんの信者が一心不乱にお経を読む姿が印象的でした。


↑線香の香りが漂う中ふと空を見上げると台湾らしい光景が・・・。こういうどうってことの無い風景が旅心をくすぐりますね。。。

日照りの龍山寺にて①

2012-05-25 21:57:59 | 中国華南地区以外の旅行情報
5/1は魯肉飯を食べてホテルに戻った後、ブログをアップしたり台湾のテレビを見たりしていたら、いつの間にか寝てしまっていました(笑)。結構歩き回りましたからね・・・。ということで、今日からは台北での5/2の行動を見ていただきます。

この日はCDを買いに西門へ行く予定だったのですが、その前に西門に近い龍山寺にも寄ってみようということで、最初に龍山寺にお参りに行くことにしました。


↑MTRに乗って龍山寺駅へ。駅から地上に上がるとこんな光景が・・・。この鐘、何か謂れがあるのでしょうか?


↑写真でおわかりいただけると思いますが、この日は朝から本当に暑かったですね。外にいるだけで汗が吹き出てきました。路上に咲くパラソルが懐かしいです。中国深センではあちこち咲いていましたので。


↑さあ、いよいよ龍山寺です。ここに来たのは5年ぶりでしょうか?


↑中に入って行くと・・・


↑早くも線香の良い香りが・・・。お供え物を置く台も健在です。


↑相変わらずここには熱心な信者がお参りに来ていました。ひっそりとたたずむお寺も趣きがあって良いですが、信者で大混雑しているお寺も面白いですね。混雑したお寺と言えば香港の黄大仙を思い出します。皆さんはどちらのお寺が好きですか?

今回台北で宿泊したホテル

2012-05-24 22:17:07 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑今回台北で宿泊したホテルは、林森北路にあるTango Hotel Taipei LinSenです。比較的こじんまりとしたホテルで、コンシェルジュはいませんでした。その代わり、フロントのスタッフが女性ばかりでとてもフレンドリーでしたので、野郎一人の私にとりましてはとても好ましく思いました。

前にも書きましたが、部屋が停電してしまったとき電話したら、何とフロントの女性スタッフが飛んできてくれて「お化けが出ますよ」なんて冗談を言ってくれたり、CD屋さんが近くに無いか質問したら「誰のCDを買いたいのか」と質問してきて色々雑談で盛り上がったり、なかなか楽しかったです。私が好きな台湾の歌手の名前を挙げていくとかなり驚いていましたね。日本人宿泊客も多いらしく、結構日本語も理解できるようでした。

このホテル、サイトがありますので興味のある方はこちらをご覧ください。


↑部屋に備え付けのお茶は紅茶、烏龍茶、プーアル茶、そしてジャスミン茶と4つの種類があって、私の好きなお茶ばかりなのでGoodでした!


↑洗面所のガラスのコップもガラス細工の少しレトロな風合いのコップで、なかなかお洒落でしたね。こういうところも好ましく思いました。


↑何よりも驚いたのは、部屋のトイレにウォシュレットが設置されていたこと。ウォシュレットってやっぱり快適ですよね。便座は温かいし・・・。このウォシュレット、蓋もボタン1つで開閉出来て乾燥機まで付いている優れものでした。日本でもここまでの機能が付いているものはあまり目にしませんよね。

ところで・・・、操作盤をよく見ると全部日本語ではないですか?!日本人以外が宿泊したら理解できるのでしょうか?それともこの部屋は日本人専用???謎です。

夕食を求めて・・・

2012-05-23 21:01:41 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑迪化街の散策を終えた後、このバスに乗って林森北路まで戻り、夕食を求めてホテル周辺の街をさまようことに・・・。


↑ホテルすぐ近くの交差点にこんな教会がありました。長老派中山教会という名前のようです。街をさまようと色々なものが見えてきます。こういう教会が違和感なく存在していることが台湾の良さでもありますよね。

夕食なのですが、カラスミ炒飯を出してくれる台湾料理店をホテル周辺で探し回りましたが、見つかりませんでした。結局のところ、翌日足を運んだ中山駅前の三越の中のレストラン「欣葉餐庁」で食べられることがわかったのですが・・・。知っていれば最初からそこに向かっていました(泣)。

カラスミ炒飯は早々にあきらめ、次に向かった先は京鼎楼。こちらもホテルから歩いて10分ほどの場所にありました・・・。でも、レストラン外に貼られていたメニューの写真を見ると、中は円卓だらけでかつ小龍包が8個単位でしか売られていないようでした。野郎一人で小龍包8個だけ食べて帰るのも寂しかったのでここもあきらめることにしました。


↑ということで最後にたどり着いたのは、初日に食べた魯肉飯のお店!この日も魯肉飯を注文、合わせて青菜、痩肉湯も食べました。青菜は深センでよく食べた空心菜に近いシャキシャキ感のある野菜で美味しかったです。青菜にかかっていたタレがこれまた絶品。干しエビ風味のまろやかな甘辛醤油味でバッチリでした。やっぱりこういう庶民のレストランが私は好きですね。

迪化街にて

2012-05-22 22:31:56 | 中国華南地区以外の旅行情報
昨日NHKのプロフェッショナルで「杭州緑城」の監督に就任された岡田さんの回が放映されていました。サッカー界でも製造業と同じような苦労や苦悩を味わっていらっしゃるのを見て、いまだに中国は変わっていないんだなあと感じざるを得ませんでした。選手自らが考えて動いてくれることを期待していると・・・。いつになることでしょうね・・・。

さて、台北の話題に戻りますが、秋恵文庫の後向かった先は迪化街でした!MTR中山駅から迪化街行きのバスに乗って10分ほどでしょうか。すぐ着きました。


↑迪化街は問屋街として有名ですね。写真の右側にある建物は永楽市場と呼ばれ、布や乾物などの店が入っています。中に入ってみましたが私の目的地はフードコートでした!迪化街に着いた時間は16時頃で、お腹がすいてきましたので、何かスナックでも食べようと入った次第です。

でも・・・、16時はまだ準備中でお店は1軒も開いていませんでした。残念!


↑このあたりから乾物や漢方薬、そしてカラスミ売り場が続いていました!この赤煉瓦の雰囲気が好きです。日本統治時代の名残なのでしょう。


↑少し先に進んで行くとこんな廟が・・・。実はこの場所に行く前に予習しておらず後で知ったのですが、霞海城隍廟という縁結びの廟だったようです。


↑そうとは知らず、お参りしてきませんでした(泣)。ガイドブックによれば、「主神は城隍爺という土地の守護神だが、赤い糸の伝説にちなんだ恋の神様、月下老人を祭ることで有名。年間約9000組が良縁に恵まれ、お礼参りに訪れる」とか・・・。


↑お茶屋なんかもあって街の雰囲気を味わえるだけで楽しかったです。


↑個人的には漢方薬のあの独特の匂いが好きなので、嬉しさが倍増です。お腹が空いていたので、ドライフルーツを味見させてもらったりしましたが、苺のドライフルーツが売られていたのには驚きました。