motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

金刀比羅宮、薬王寺参り2019

2019-01-06 16:00:00 | うどん県
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。


さて、昨年行って「ありがたいなぁ」と感じたので今年もこんぴらさんリピートしてきました。
昨年記事もよかったら併せてどうぞ


さて、新大阪駅からスタートです。
駅に入る前、奥のホームに黄緑の何かが見えたので行ってみると、来春開通のおおさか東線の試運転列車が止まっていました。
東線の全線開業ももうすぐですね、忘れずに休暇申請をせねば(


岡山までは新幹線を利用。繁忙期って安心感を買う意味で指定席から埋まる傾向があって山陽区間の特に下り列車などは自由席の方が空いている列車などもあるくらいです。
ホームに入ってきたばかりで出発まで時間があるということで空いていたみずほ号に乗車。

同じ車両のこだま運用で乗ると自由席でも超豪華座席に座ることができますが残念ながら東海道新幹線のものとほぼ同じな色違いシートの乗車です。

速さを優先するならこのみずほ615号鹿児島中央行の新大阪出発前に2本あるのぞみ号の方が先着します。
車掌さんや駅員さんも、今ホーム泊まってるやつより先に出るんやでとしきりに放送していましたが、東京発ののぞみ号の全体から見たら数少ない自由席を狙いに行くのもあれなので大人しくみずほ車内で待ちました。
1本目の博多行きは混んでそうでしたが、2本目の岡山行き(停車駅は新神戸、岡山)はかなりガラガラだったのであっちに移った方が正解だったかもしれません。

さて、発車間際になるとどんどん混んでくるみずほ号。結局座席はすべて埋まりました。


おなかが空いていたので売店で買ってきたいか焼きを。
冷めててもおいしく作ってあるんですね、大阪らしいものが手軽に食べれるのはいいなと感じました。


岡山駅についてみると、何やら乗換改札周辺が大混雑
なにかと思ったら、この混む時期なのにしおかぜ号が車両故障で運転取りやめになってしまったそうです。


危ない所でした、私の乗る南風号は影響なさそうです。
ただし、観音寺あたりが目的地の方々がとりあえずこれ乗って多度津から普通電車で行くかといった具合に乗ってこられたのでやや混み合っている印象でした。




お昼ご飯は岡山駅で購入しておいたあなご飯。
新年初駅弁、いやぁ贅沢だ。




普段は高徳線特急うずしおで活躍しているN2000系を増結した南風号で四国に上陸。
琴平の1駅手前、善通寺で下車します。
善通寺駅の駅舎は古く、日本一古い疑惑があるとかないとか。


国鉄時代から変わってなさそうな味のある絵柄やフォントが素敵な善通寺駅スタンプ。
顔がにょろーんしてるのも好き。


善通寺へ向かう途中に見かけたポンチョ。新年初ポンチョとなりました。




弘法太師御生誕の地として有名な善通寺です。
五重塔がシンボルといった感じですね。
四国八十八箇所(お遍路)の第75番目にも指定されています。


駅へ戻る道の途中で見かけた猫。ムッとしてます。




善通寺から1駅お隣の琴平へ。
賀正の幕を掲げているのが立派です。
なんかこの駅舎だけで十分ご利益ありそうな気さえしてきます。


こちらも立派な琴電琴平駅前を通り過ぎていざこんぴらさんへ。


昨年初のこんぴら参りに来た時は1/12でしたが今回は1/2.三箇日の間に来たが故に出店も参拝客もたくさんでごった返してました。






一段ずつ踏みしめてのぼる階段、結構膝に来るんですよね。


夕暮れになりつつありましたが、何とか日が暮れる前に参拝出来てよかったです。

今回階段をのぼっているときに気づいたのですが、異様にワンちゃん連れた人が多いんです。
というか、神社にペットつれてくるのっていいの…?




前回来た時なぜ読まなかったんだという感じですが、こんぴらさんではペット同伴の参拝を認めているということでそういう意味での人気も高いようです。
「こんぴら狗(いぬ)」と呼ばれる経緯があったそうで、立派な銅像も建てられています。

その昔は江戸時代、まだ汽車も走っていない時代です。

こんぴら参りはありがたいという評判が広まり、一度は行ってみたいというようになっていました。
ただ、新幹線や高速道路なんて発達していない時代、もちろん瀬戸大橋もかかっていません。
そんな時代に何日もかけてこんぴら参りをするのはなかなか大変なものでした。有給そんなとれないですし。

ということで、代わりの人に行ってきてもらう代理参拝でも十分効果はあるんやでと言う話になりお友達に行ってきてもらいお土産に金のうちわやらお守りやらを授かってありがたやという風に移り変わっていきました。

とはいえ、そう簡単に休みが取れる奴がいるかといえばそうでもありません、そこで人々は自分の家で買っているわんこに託したわけです。「君に決めた!」
わんこ側としたらなんっだそれという話ですが、必要なお金とメモ書きやらを提げさせてわんこを旅往く人に託していったわけです。

そういうわけで無事に代理参拝を成し遂げ飼い主のもとにご利益をもたらすという大活躍をしたわんこに敬意を表す意味でいまでもペット同伴の参拝を認めているようです。


かなり人間の勝手さが出ている気がしますが、旅人が行きかっていた時代はちゃんと飼い主のもとまで帰ってこられていたというのもまたすごい話な気がします。




石段を下りお土産屋さんの並ぶエリアへ戻ってきました。


石松まんじゅうというお饅頭を作りたてで頂けるお店があったので買ってみました。
出来立てのあった買いまんじゅう美味しい。


出店が並んでるとつい買っちゃいますよね、美味しかったです。


晩御飯は年明けうどんにしました。
腰越しそばに対抗するようにして徐々に市民権を得てきた感のある年明けうどん。
赤い具材を添えて縁起が良いものにしているようです。

入っているのはただのお持ちではなく餡入りのお饅頭。桜餅みたいなやつです。
これが意外と出汁の塩分とマッチしておいしかったです。




すっかり夜になった琴平を去り、高松へ


ホテルに荷物だけおいて駅のあたりをふらふらすると、丁度寝台特急の出発時刻。
カメラは置いてきてしまったのでスマホ画質ですが…かっこいいですよね。


その後、前から欲しかった四国ICOCAを調達。かわいい。
同じく地域限定のIRいしかわ鉄道ICOCAと並べてみました


灸まんという琴平名物をホテルで食らいます。うまい。


翌朝、高松駅にて。
国鉄首都圏色のキハ47なんてまだいるんですね。連絡線に接続してそうな雰囲気が最高でした。


うずしお号で徳島方面へ。




途中の引田駅で下車、1時間あとのうずしお号の時間までひたすら暇をつぶします。






お目当てはこちら、三箇日の間だけうずしお号に併結される臨時特急やくおうじ1号日和佐行の入線です。


この時点では行先表示は徳島行となっていました。




徳島駅で後ろの定期うずしおを切り離し、こちらは折り返し特急剣山号阿波池田行きへと変わります。


この先も乗車する特急薬王寺号は徳島駅で幕回し、臨時の表示へと変わりました。


日和佐駅から薬王寺のほうを。




以前日和佐に来たことはありましたが薬王寺へ来るのは初めてで。
見えてる距離なだけあって意外と近いんですね。


薬王寺は厄落としのご利益で有名らしく、厄落としのために一段ごとにお賽銭を置いていく方が多数みられました。
硬貨の上を踏みしめて歩くというのはなかなか違和感が…


四国八十八箇所の第23番霊場である薬王寺、瑜祇塔が立派です。






高台に設けられているので海の方まで見渡せて素敵です。
ここで牟岐線列車が撮れたら画になるんですが、あいにく本数が少なく断念。




薬王寺には日帰り温泉がありまして、折角なので入ってきました。
露天風呂なしのコンパクトな設備でしたが比較的新しい建物でよかったです。
泉質はぬめり等あまり感じませんでしたが湯の花が多めなのかなとは思いました。


薬王寺周辺のうどん屋さんでご飯にしようと思っていたのですが非常に並んでいたので、日和佐駅併設の道の駅産直館でお弁当を買うことにしました。
阿波尾鶏カレーと土佐鰹を購入。合計1000円と意外とお得に購入できました。
カレーの方にはからあげが3つも入っていてボリューミーでしたし、鰹はやっぱ本場といった感じで非常に美味しかったです。


鰹を食べるとお酒が欲しくなるところですが今回はすだち微炭酸をお供にしました。
この程よい酸味が合うんですよね。




帰りもさっきと同じ車両のやくおうじ2号に乗車となります。


徳島駅に到着、淡路経由のバスで舞子へ抜けようということなのですが、意外とバスが混んでますね…
直近のバスはなく、1時間ほど後のバスしか取れませんでした。


徳島に来たら外せない、徳島ラーメンを食べる時間がうまいこと捻出できたので結果的には丁度良かったわけですが。
やっぱこの味ですね、うまい。




バスを待っていてびっくりしたのですが、徳島バスの誇るEDDY号の表示器がフルカラーLEDに置き換わっていました。
トレードマークの鳥さんもちゃんと表示できる優れもの。ちょっとびっくりしました。


ただ、乗るバスはEDDY号ではなく四国高速バスの車両で運行される三ノ宮行。
繁忙期なだけあって大阪行は3号車まで、三ノ宮行も2号車まで用意の続行運転でした。


そんな感じで舞子から帰りました。

初詣ですが、あんまりいろいろ行くと神様に失礼だという方もいるかもしれません。
対して、たくさん言っても問題ないよという意見もあります。

神様同士喧嘩するとかなんとか聞きますが、そんな幼稚なことしないでいいとこを譲り合ってくれるんじゃないかなぁと思ってます。
あと、きちっと決められた参拝方法とかもよくわかってません、行くことに意味があるんだよ多分。

という感じで言い訳になりますが、沢山行ったところで神様が喧嘩なんて幼稚なことしないし逆にそんな風にとらえることの方が失礼なんだぜという説を支持し、今月は色々回りたいなぁと考えています。
ということで今から伏見稲荷行ってきます

おわり




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↑バスの同人誌です。
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