motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

700系新幹線とサンライズ

2020-03-24 00:00:00 | 旅行
記事を書くのが遅くなりましたが、ダイヤ改正前に山陽新幹線の700系に乗ってきたのでご紹介します。




3月8日、本来なら東海道新幹線で700系ラストラン列車に乗っていたはずの日です。
ここは岡山駅、不要不急の外出は控えたほうがいいなと思い20:40に新幹線で岡山入り。






ちょうど見られる時間だったのでサンライズ瀬戸・出雲の連結を見学。
22:34に岡山を出発、東京方面へ去っていきました。いいなぁ乗りたいなぁ。

サンライズは魅力的な列車ですが私は700系新幹線に乗りに来たんです。
東海道新幹線では引退するものの山陽新幹線内ではまだまだ残るんでしょと思っていましたが既に残るは1往復のみ。
新大阪駅始発から2本目のひかり441号、及び新大阪着終電から2本目のひかり444号のみ。
またこれらはともにダイヤ改正までにN700系に置き換えられることが告知されていました。


なら乗りに行くしかないじゃんねと思い岡山駅までやってきたわけです。
ただ乗るだけなら新神戸や姫路でもいいのですが、自粛ムード入りたてということもあってか当日でもノビノビ座席が楽々入手出来てしまうことが判明。その兼ね合いで岡山まで出向いたのでした。




サンライズの撮影もほどほどに、新幹線ホームへやってきました。
名古屋に住んでいたころに飽きるほど見た、白色の700系16両編成が入線。


引退の間際でも優等種別に就いているというのは恵まれているような気がします。
まあ、山陽新幹線区間でこだま号に16両も要らんっていうことなのだとは思いますが…




700系新幹線16両編成の定期運行終了とともに消える座席喫煙車両、荷物棚部分に空気清浄機がたくさんつけられているのが特徴です。
禁煙化の流れはとても嬉しいことですが最後くらい喫煙車両マークのきっぷを手元に残したいと思いまして15号車を選択。
幸いにもお客さんは少なく、匂いが気にならないなんてことはありませんが付近で吸われている方もおらず個人的には助かりました。


新大阪駅で買っておいたお茶を片手に。
最後と掛けたのぞみ315号に乗れなかった代わりに、のぞみ444号に乗るというのはなんか縁起でもない気はしますがまあいいや。


N700系の鮮やかな水色と比べるとずっしりと重い紺色のモケット。
座席の縁がもたれやすいように出っ張っているN700系と比べるとへらべったい印象を受けます。




前回博多から乗った時に知らなかった公衆電話の表示。
単色のLED表示というのも時代を感じます。


姫路で下車、5名ほど撮影している方がいました。


30分ほど駅周辺で時間を潰し、サンライズに乗り継ぎます。
岡山をほぼ同時に出てもこれだけ差がつくんですね、やっぱ新幹線速い。




今回が3度目のサンライズ乗車。正方形に近い窓がびっしり並ぶノビノビ座席に乗車します。
実はノビノビ座席に乗るのは初めて、結構楽しみです。
姫路駅のホーム上にて、姫路から後退される車掌さんがあらかじめ検札をしてくださいました。
「短いんですけど、お願いします」と渡すと、「寝過ごさないでくださいねw」と気さくな方で助かりました。
こんな区間で乗継で乗るの、どう考えても遊びですし自粛しろと言われそうなもんですが…w






車内は御覧の通り驚くほどに空いていました、わーい撮り放題だ!
学生さんも春休みに入っているかと思うので例年ならこうはならないはずなんですが、ちょっと異様です。

サンライズのほかの設備はすべて寝台個室、人が使ったベットで寝たくないので一部区間でも発売がされたらその席は以降売らないことになっています。
それに対しノビノビ座席はあくまで指定席扱い。大阪から私の後に乗ってくる可能性があります。
替えのリネンがあるとは思いますがわずか1時間の乗車で手を付けるのも申し訳ないですしやめておきました。寝たらアウトですしね。




岡山駅で買ってきたJR駅ナカ限定のチューハイシリーズより岡山白桃を。このシリーズとっても美味しいんですよ。
写真にも写っていますがノビノビ座席であっても紙コップは備えられているんですね。
瓶の飲み物を買ってきても安心ですね、大体そういう時は栓抜きがなかったりするもんですが。


窓側にもたれながら、夜の山陽本線を駆けていきます。これはいい。
ノビノビ座席というと最下層の適当な区画というイメージでしたが、なかなかいいなと思いました。
基本的には船の雑魚寝席と同じですが、決定的に違うと思ったのがカーペット。
これホットカーペットなんですね、あったかくて快適でした。寝たらアウトですが。


大阪到着は深夜帯なので放送が入りません。
そのためか、わざわざ車掌さんがもうすぐ着きますよと声をかけに来てくださって驚きました。


東京方面へと去っていきました。なおこの列車が本日大阪駅から出る最後の列車。
大阪の近くのホテルで一泊して翌日帰宅しました。


さて、日にち変わってこちらは3月11日の夜。
先程と同じのぞみ444号が700系で運転される最終日ということで私は姫路駅にやってきました。




博多行きのひかり441号は3月13日が最終運行とのことですが仕事の都合上乗れそうになかったのでこれがおそらく最後の乗車。
定期運行を退いた後もしばらく臨時列車として走らせるとのことでしたが、後ほどそれらの臨時列車はすべて運休が決まってしまいました。そんな気はしてました。
せっかくなので短い区間ですがグリーン車に乗ってみることにしました。もちろん喫煙席をチョイス。




座席はグリーン車なだけあってふかふかです。快適。
以前に1度だけN700系のグリーン車に乗ったことがあるのですが、それと比べると…

・コンセントがついてない
・シートヒーターがついてない
・くさい(喫煙席選んだやつが悪い)
・目が痛い(喫煙席選んだやつが悪い)
・時代の先端を行く雑誌はちゃんとある

といった感じでしょうか。
700系がより優れている点となると、窓が大きいくらいしか思い浮かびませんでした。
居住性について考えるとやっぱりN700系のほうが格段に向上していることを実感しました。

いや、そうじゃないんですよね。この雰囲気を味わいに来たんですよ。


窓から明石海峡大橋が見えました。




そんな感じでおそらく最後の700系16両編成乗車はグリーン車で締めることとなりました。




あの700系が引退とは、未だにはてなマークが消えないですが新幹線の世代交代って早いんですよね。






そんなわけで最後、鳥飼の基地へ送られるのを見送ってきました。
ギャラリーは30名ほどいたはずです。こんな深夜に皆さんご苦労様です。




大勢に見送られながら新大阪駅を出ていきました。
こんな時間でも最終の新快速野洲行に接続があるのが助かりました。草津には1:00頃到着。

そんなわけで、700系に乗ってきた件を10日ちょい放置していましたが記事にすることが出来ました。
まだ1月ほど前に行った北陸新幹線関連が全然書き上げられていないので、早めに公開できるようにしたいと思います。

おわり


LINEスタンプお願いします


↑バスの同人誌です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 近鉄特急ひのとりプレミアム... | トップ | 北陸の地で新幹線を撮る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事