すっかり更新が滞っておりました、九州旅行で博多に宿泊した続きです。
折角博多に泊まるなら乗りたい列車がございまして。
それがこちらのつばめ306号。現在唯一山陽新幹線への直通運転を行うつばめ号となっています。
小倉まで直通を行うものの博多駅で11分停車時間が設けられており、こだま844号に乗り換えたほうが早く小倉に行けるという何かおかしなダイヤが組まれています。
今回この列車には敢えてEX予約で乗車。
このあと呉線に乗ったりするので通しの乗車券に特急券を合わせたほうが安いはずではありますが、やっぱりEXご利用票に「つばめ」の列車名を入れたくて分けて買うことにしました。
座席は何を思ったかグリーン車。どうせ誰もいないだろうし貸切グリーン車できるならそんなに痛い出費でもないかと思いまして。
あっという間に小倉駅に到着。
ここまでやって来た九州新幹線用N700系は折り返し博多行のこだま号になります。
昔は800系の運用で新下関まで向かっていたみたいですが、今はそこまで変わった感じではなくなっちゃいましたね。
それでも気になる小倉行のつばめ。乗ってみるのも面白いかと思います。
小倉に着いたら6分後ののぞみ12号に乗り換え。
EX予約でつばめ号に乗ってきたので急いで改札を出てきっぷで入り直します。
のぞみ号で広島駅に到着、ここでの乗り換え時間も短く11分。
乗り換え列車は本日の目玉、観光列車etSETOraです。
元々呉線で走っていた観光列車瀬戸内マリンビューを改造したもので、広島DCの目玉列車となっています。
広島駅では横断幕でのお出迎えもありました。こういうの嬉しいですよね。
車内はこんな雰囲気。昨日まで乗ってきた九州の観光列車と比べちゃうのは野暮かと思いますが、やっぱり西日本らしい部分は感じますね。
前も言ったんですが窓向きデッキ席の暖房放熱感が…ってのは気になっちゃいます。
4人が並ぶテーブルも完全な大型テーブルではなく、2人掛けテーブルと同じものを2つ並べている作りが見て取れます。
私の座席はこちら。空いている場所どこでもいいやと取ったところ窓が無い席。
4人席ということで知らない方と相席する格好に。
90度横と真正面から視線を感じるのはちょっとハードルが高い気もします。
乗車記念証はヘッドマークと同じデザインでコースターになっています。
車内販売ではご当地メロンソーダの「スマック」や瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」などを購入。
どれも美味しかったです。あとアテンダントさんが親切でとても印象がよかったです。
観光列車に乗るとついつい車内販売を頼みすぎちゃうものです。
今度は伊都木珈琲を頂きました。
販売カウンターの向かい側には、お客さんの寄贈品というプラレールが置かれていました。
改造前の瀬戸内マリンビューとetSETOraの2種。両方とも製品化はされていないので改造は大変そうですね。
かなり綺麗に仕上がっていてすごいなぁと思いました。
呉線の見所はかなり三原に近づいてから、まるで海の上を走っているような眺めは美しいですね。
あっという間の乗車で三原駅に到着。
この先尾道が終点なのでここで降りるお客さんはかなり少なめでした。
思っていたよりも楽しい列車でした。
この列車etSETOraは行き帰りでルートが異なっていて、帰りは酒蔵の町西条に寄ったりする山陽本線ルート。
地酒の飲み比べをしながら宮島口を目指すのも面白そうです。また乗りに来よう。
続く。
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