motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

中山道サイクリング 準備編

2020-08-15 23:01:40 | 旧五街道サイクリング



特急しなの号に乗って名古屋から中山道沿いに北上。
今まで特急しなのって長野→名古屋向きしか乗ったことがないかもしれません。
折角なので先頭のパノラマグリーン車に乗ってみました。


JR東日本以外では少数派の4列グリーン車。
つまりはそれだけ需要の旺盛な路線ということですが、ちょっとグリーン車らしさは薄いのかもですね。


例年であれば混雑するであろうお盆の繁忙期ですが、グリーン車の乗客は私含め2名のみ。
最前列のパノラマ席のA席D席だけが埋まるというかなり偏った感じでした。




多治見を過ぎるとだんだんと自然が増えてきます。この辺から旧中山道沿いですね。


塩尻を越えると中央東線からの系統も合流する篠ノ井線へ入ります。
東京と名古屋の両方向から松本・長野方面へ抜ける路線であることから複線化を見越した構造となっていますが多くが単線となっています。
複線用のトンネルながら片側にしか線路が敷かれていないのが特徴的。


複線区間に入ると新宿へ向かう特急あずさとすれ違い。




16時ごろに松本駅に到着。
東日本仕様のチャイムと特徴的な「まつもと~~まつもと~~」のアナウンスがいいですよね。


駅前にはHELLOCYCLINGステーションが設けられています。
松本駅からちょっと離れた松本城へアクセスするのにここ使えるんですよね。

さて、タイトルで完全にばれてしまっていますが今回はここ松本から中山道を制覇します。
ただし、中山道自体は松本を通っていません。
基本的には中央本線に沿って敷かれている中山道、最寄りの宿場町は塩尻です。
本日は松本への移動だけでなく、塩尻まで自転車を進めたいと思います。


約14キロということで早めに進めておいたほうがいいのは確かなのですが、利用料金を考えるとステーション以外で長時間駐輪するというのはお値段がどんどん上がってしまうのであまり効率は良くありません。
京都→岡崎の移動をした際は桑名で一泊したため4,500円もしました。

ただ、上の表を見てもらうとわかるのですが、松本市の上限料金は一段右に書かれています。
京都市を含め多くの都市では12時間上限料金を採用しているのですが、松本市では24時間上限料金を採用しています。しかも1,000円、安い。
そんなわけで進められるところまで進めておくこととしました。




松本駅を出発し約20分。
16:42 南松本貨物駅、関西では見かけないEH200とHD300が活躍しています。


HD300の脇を通る特急あずさ。これもかっこいい。


東日本エリアの普通電車には水色帯の211系が活躍しています。
一部は中央西線の中津川まで運用されているので明日以降も見かける機会があるかもですね。




南松本駅は今でも現役バリバリの駅ですが、そのむかし車扱貨物の専用線が伸びていた頃の名残が少し南側に残されていました。
こういう雰囲気のセメント工場いいですよね。今ではトラック輸送に置き換わっちゃっているけど鉄道輸送をしていた名残がわかる感じ、好きです。
京都府の向日町駅にもこういうのありますよね。


17:17 塩尻市に入りました。
標高は632m、ここから中津川方面を目指すわけですから位置エネルギーの重要性を改めて感じるわけです。


17:33 広丘駅
この辺りが塩尻市のロードサイドの中心地に近いのでしょうか、結構にぎわっている印象でした。


塩尻駅の手前にて221系。そろそろ薄暗くなってきました。
さっきのと違って種別表示が幕式ですね。こっちのが好き。




18:07 塩尻駅に到着。
途中撮影をしつつでしたが約90分とあっさり目で本日は終了。
正直この先進んじゃうと次は中津川までまともな規模の街がないんですよね。
宿場町の景観を生かした旅館は点在していますがお値段も高いわけでして、ビジネスホテルとなるとほんとに空白地帯になります。

ただ、鉄道以外にも道路が中部と信州を結んでいるはずです。
そういう需要のために途中にビジネスホテルがありそうなものですが…


こちらが中央西線周辺の8,000円以下のビジネスホテル分布
(塩尻市など市の名前と被る位置のところが一部消えてしまっていますが…)
こうしてみるとわかりますが、中央自動車道沿いの伊那市・飯田市周辺がそのポジションを担っているようです。

旧街道で言うと三州街道及び大平街道を通って妻籠から中山道に戻るルートですね。
中央道の恵那山トンネルが開通したこと、伊那谷のほうが土地が開けている関係で沿線人口が多いことなどからこっちの流れが道路交通では一般的なんですね。
旧国鉄もちょうどこれと同じルートに意義を見出し、中津川線を建設していたのですが途中のトンネルを掘っていた時に昼神温泉を掘り当ててしまって計画変更やらしているうちに工事凍結。未成線となってしまいました。

元私鉄路線故に線形がよろしくない飯田線に接続するため、中部と信州を結ぶ役割を譲るまではいかなくとも名古屋‐飯田・伊那市間に特急くらいは走っていたかもしれません。
現在は高速バスが高頻度で運行されている名古屋‐飯田間。中津川線は未成線となってしまいましたがリニア中央新幹線という形でこの都市間輸送が変化するときもそう遠くないのかもしれません。


塩尻名物、狭いお蕎麦屋さん「桔梗」にやってきました。改札外の待合室側は普通にスペースがあるんですよね。


自転車漕いできて暑かったので冷やしそばを注文。
不揃いなおそばに山菜とわさびが効いていて、ネバっとピリッと非常に美味しかったです。


塩尻駅から少し進んだ先、移転前の旧塩尻駅の近くにやってきました。
この先の車庫へ至る主導の踏切で職員の方専用になっているようです。


ここを通って上諏訪方面へ進む中央東線の電車。


こちらが旧駅前ロータリー。
駅が移転した後にタイル敷きにしたのでしょうか?
現在では旧駅跡の駐車場への入口として機能しているようです。


移転前の塩尻駅周辺がこんな感じ。赤色の線が昔の中央本線の本線です。
今でもこのルートの連絡線は残っていますがあんまり使われていないと思います。
昔の駅のあった所には現在もロータリーが残っており、ラケット状の道路が確認できます。

また、昔の駅の位置を感じられるのが郵便局。
現在の塩尻駅から最寄りの郵便局は塩尻大門南郵便局。
駅から便利とは言えない位置に思えますが、旧塩尻駅の立地を考えると便利です。昔は塩尻駅前郵便局とか名乗っていた雰囲気ありますね。


本日はここまででお宿に入ることにします。
旧塩尻駅前に立地していることから歴史がありそうな雰囲気。
ホテルあさひ館という名前ですが見た目は旅館っぽいですね。
お部屋はビジネスホテルっぽくなっていましたが建物の構造は旅館っぽかったです。

素泊まり5,500円というだけでも安いのですが、GoToトラベルキャンペーン値引き適用で3,575円で宿泊できました。
じゃらん予約で面倒な手続きなしで恩恵が受けられるようになったのは嬉しい限りです。


では、翌日以降がメインになります。お楽しみに。


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