1/22 ここは群馬県、信越線の磯部駅にやってきました。前回記事の続きです。
磯部温泉の最寄駅ということもあって駅前に温泉のアーケードがかかっています。こういうの大好きです。
早速温泉へ行きたいところですが、駅前で面白いものを発見したのでご紹介しておきます。
この蓋、よく街中で見る網目状のものと形状が異なっていますよね。確かに適度な間隔で穴は開いているんですが。
こちらは信越本線の横川~軽井沢間でアプト式が採用されていた頃のラックレール。
急勾配でもグイグイ上っていけるように線路の間に設けられていた歯車レールですが、役目を終えた後こんな再就職を果たしているとは思いませんでした。
このレールを3本、歯車をずらして敷いていた頃の名残と思われますが、固定用の穴が3つ等間隔に並んでいる箇所が確認できます。
さて、磯部温泉へ向かいます。
ここの温泉は駅から徒歩5~10分程度で温泉街に辿りつけるアクセスの良さが素敵です。
そして周囲の案内看板でとにかくアピールされているのが「温泉マーク発祥の地」であること。
昔の地図で磯部温泉を表す記号として使われたのを起源に、現在広く知られるようになったという"♨"マーク
折角なら2020年最初の温泉は温泉マークの起源であるここにしようと決めていたのでした。
温泉街の雰囲気。人通りは残念ながら少ないのですが、坂道や看板の位置など絶妙でいい雰囲気です。
温泉街で写真を撮っておいてあれですが、お手軽そうな温泉はちょっと離れた道路沿いにあるのでそちらまで10分ほど歩きました。
磯部温泉恵みの湯という温泉、地域の方々の憩いの場的な雰囲気でしたがお風呂はいい感じでした。
お風呂上がりにバスに乗車、恵みの湯の前にバス停があるのがとても助かります。
しばらくすると…街から遠ざかって山に入って峠を攻め始めました。
ということで、磯部で降りた目的は温泉も理由の一つですがもう一つがこちら。
新幹線の秘境駅として知られる安中榛名駅です。一回来てみたかったんですよ。
駅前には広大な自然が広がっています、なんだこれ…
こんな感じで駅の周辺にはこれといって何もなく、近くには無料の駐車場があるくらいです。
日中は主に2時間に1本の停車、開くときは3時間に1本となるみたいです。
北陸新幹線のあさま号は主に毎時1本のパターンで運転されているのですが、そこから間引いているという感じですね。
バスで安中榛名駅についたのが14:15で長野方面の次の新幹線は15:11と56分の待ち時間となっています。
東京方面の新幹線に接続するダイヤなのかと思いきや、14:05の次は16:05なのでそういう訳でもありません。
恐らく、接続は磯部駅でのみ考慮しており安中榛名なんかどうでもいいと思われているんだと思います。
人の全くいないホーム、まあ列車到着の40分近く前なら仕方ないよなぁと思っていましたが結局この日15:11の長野行きに乗り込んだのは私だけでした。
撮影するには最適なカーブの駅。通過する動画を撮るのも目的にしていたので早めに駅に着いてくれたバスには感謝ですが、北陸新幹線の本数が少なく通過を見られたのは2本のみでした。
乗車したのは12号車、グランクラスです。
ただ、あさま号のグランクラスはシートサービスのみとなっています。
考え方によっては、シートや空間を十分に楽しめる乗り方なのかなぁとも思います。
金沢に向かうのでどこかではくたか号に乗り換える必要があるのですが、乗換が可能な駅は終点の長野駅だけでした。
日中のはくたか号は軽井沢に止まることが多いのですが残念ながら乗り換えの列車は通過。
長野まで40分程度座席のみのサービスとなりました。
自販機で買ってきたacureのりんこジュース。
人気過ぎて関西でも売っているのですが、関西でも売っているのは「ふじ」のみなので東日本管内でしか買えない品種はついつい買っちゃいます。
さて、そんなあさま号を長野で乗り換え。ホームが変わって階段を上り下りする必要があるとは思いませんでした。
こちらがあさま/かがやきの乗継新幹線特急券。
あさま号の方はグランクラス(シートサービスのみ)を示すGCSが、はくたか号は通常のグランクラスのためGCが表示されています。
同じグランクラス利用でも提供されるサービスに差があるためシートサービスのみの方は若干安い「グランクラス(B)」料金が、フルサービスのものには「グランクラス(A)」料金が適用されることになっています。
但し、グランクラス(A)と(B)を乗り継ぐ場合は全区間を(A)利用とみなして料金計算をすることにと決められています。指定席と自由席を乗り継ぐときに似ています。
なお、あさま号の方をグランクラス(B)ではなくグリーン車にしても料金の合計額は同額でした。
この場合は全体のグリーンにグランクラス利用区間の差額を加算するのですが、敢えて同額にすることで乗り継ぐ利用形態の人がグリーン車に流れて無駄に混むことを避けているのではないかなぁと思います。
とまあ、難しい料金計算は置いておきましょう。
お高いグランクラス、おいしい食事とお飲み物を楽しんできましたのでご紹介します。
東北新幹線のグランクラスは12月に乗ってきたので、よろしければこちらの記事も合わせて読んでいただければ比較になって良いかと思います。
早速持ってきてもらいました。wktk
"軽食"を名乗るお弁当の掛け紙には北陸新幹線5周年マークが入っていました。
お献立 監修 橋本幹造
☑北陸方面行き
☐東京方面行き
米 酢飯(石川県産 「奥能登棚田米コシヒカリ」)
彩 錦糸玉子
魚 醤油漬
菜 花蓮根
主 春子酢〆
魚 小肌酢〆
主 紅ずわい蟹酢〆
魚 海老酢〆
魚 寄せ数の子
菜 黒豆蜜煮
ずわいがにといくらが特に美味しかったです。豪華。
お茶菓子は加賀棒ほうじ茶のパウンドケーキでした。
東北新幹線では青森りんごのパウンドケーキだったのでこの辺も差が出ています。
対して、あられは同じく亀田製菓のものでした。
萬斎楽 加賀梅酒スパークリング
瓶のデザインが素敵です。
爽やかな梅の香りに程よい炭酸でとても美味しかったです。金沢駅に売ってたので着いてから3本ほど購入しちゃいました。
純米大吟醸 天狗舞
日本酒初心者でも飲みやすく美味しいお酒でした。
嘉スパークリングシャルドネ 高畠ワイナリー
スパークリングワインは東北新幹線と同じ高畠ワイナリーのものでした。んまぃ。
いやぁ、美味しかった。
1時間20分乗車のはくたか号で3種のお酒を飲んだわけで、椅子から立つと千鳥足というものを体感することができました。
どう考えても欲張りすぎました、過去最高に酔っぱらってしまいました。
早々にホテルにチェックイン。
500mlの水をチェックインの際に頂けたのが大変助かりました。
もしかしてえらく酒臭くてそれで頂けたんじゃないだろうかそれだったら申し訳ないなぁとホテルのサイトを見てみたんですが、どうやら宿泊特典として普通にもらえるものみたいです。
美味しいお酒が飲み放題でも、量は加減しましょう。
ただ、とても美味しかったです。
この日はここでおしまい。
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