motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

中秋節の台湾旅(2日目前半)

2018-09-30 23:59:44 | 旅行
北投温泉 鳳凰閣温泉會舘さんで宿泊し、9/21 2日目のスタートです。


宿の朝食をいただきます。小さな食堂ですがバイキング形式でした。
朝ご飯開始は8時からだったのですぐ行ったとこ私がトップバッターで誰もおらず。
よくわからないけど単語だけの片言英語で色々と取りました。

豆、はんぺんみたいなやつ、卵、小魚、きゅうりの酢の物
このあたりは普通に日本風ですね。お節料理に入ってそうな面々。
このおかずに対して有無を言わさずつけてくれた主食がおかゆ。
おかずで味つけて食べるんですかね?

これはいるかい?って聞かれた(多分ジェスチャー的に)のが上のやつ、切り分けてもらいました。
てっきり肉まんかと思ってましたが中身がありません。
調べてみると、これは饅頭というらしいです。

いや、饅頭だったら餡子入ってるやろ!ってなるわけですが…
これは日本の饅頭(まんじゅう)ではなく、中国で食べられている饅頭(マントウ)というものだそうです。
中身入りの中華まんやまんじゅうとは違い、蒸しパン的な感じで食べられている食品だそうです。
味は、肉まんの肉抜きって感じでした。普通に美味しかったです。
肉まんだと思って食べたら入ってない…って言うのは驚きましたが。

美味しかったです。おかゆと饅頭と食べると結構おなかいっぱいです。
朝風呂でさっぱりしてからチェックアウトしました。


また北投駅まで送ってもらいました、謝謝。
MRT淡水信義線、ミッキーラッピング車が見られました。

まずは台北駅へ。
本日はついに台鉄(台湾鐵路管理局)に乗れます。やったね。




話は変わりますが、台鉄はインターネットで事前に指定席の予約ができます。
ホームページは日本語対応、非常に新設設計です。

今回旅行前に指定席を押さえておこうか迷いましたが、まあそこまで混むことはないだろ~
それに外国人用の台鉄フリーパス買うつもりだしそのとき指定つけてもらった方がいいや、と甘く考えておりました。

旅行出発の前日夜。ガイドブックを眺めていたら…
「中秋節」という期間が丁度まるかぶりではないですか。
これは、中国や台湾では伝統的な行事。
春節、端午節と並ぶ三大節の1つで、故郷の家族のもとに帰りお月見しながら団らんするといった過ごし方をするそうです。

日本にも中秋の名月に月見をする文化はありますが、言うてマックで月見バーガー食べる程度ですよね。
それに比べこちらは「故郷の家族のもとに帰り団らん」があります。
日本で言うお盆休みに近い感じでしょうか。

「お盆を家族のもとで過ごす方の帰省ラッシュ」としてテレビでよく見る光景。
あれのど真ん中期間に当たってしまっているわけです。あちゃー。


これはまずいです。
乗車予定列車ですが、全席指定の太魯閣自強号と普悠瑪自強号。そして座席夜行の莒光号616車次。


3列車とも、バットアウトでした。

無念。

元々の予定では、この日は平渓線の十分駅へ行き、その後宜蘭線蘇澳駅の蘇澳冷泉に行ってから太魯閣自強号で台北に戻ってくる予定でしたが、太魯閣に乗れなくなったのもあるので蘇澳を捨てて十分だけ楽しむことにしました。
蘇澳冷泉(温かいのが温泉⇔冷たいのが冷泉)に行くためだけに海パンを新調して持ってきましたが、まあいいや。


台鉄に乗る前にまずは悠遊卡を購入。台湾のいろんな交通機関やコンビニで使えるすごく便利なICカードです。
「ヨウヨウカー、Please!」って言って200元(カード代金100元とチャージ分)差し出したら通じました。


時間全く未定で台北駅に行くと、丁度莒光号に乗れる時間と判明。やったぜ。
台北駅の近代的な地下ホームから乗る列車が客車列車というのはなかなか違和感があるものです。


混んでいたので先頭のデッキの機関車との連結部のとこにいましたが、こうやって機関車間近なのっていいですよね。
ただ、デッキは冷房が効かないのでとにかく暑いですが。
9月末とはいえ、最高気温は35℃。さすが南国です。






瑞芳駅で下車、向かいのホームにはEMU800がいました。


十分駅で下車、走って有名なマーケットの方に。
乗ってきた電車が発車し、マーケットをそろーりと通り抜けていくところを何とか撮影。




ここでは、列車が来るときに店の屋根を畳むことで知られています。
列車は毎時1本、列車が行ってしまえばみんな出てきます。
幸せの天燈を飛ばすというのが十分観光の目玉らしく、皆さんたくさん飛ばしていました。

なお、日本人観光客の方も結構多く、願いが…読める…w


マーケットから駅側を。
ポイントの標識などは日本と一緒のものが使われていました。
その他、中継信号機や入替標識なども日本と全く同じで鉄道関連の類似点は面白いですね。
「カモツ」や「やわやわ~」など、鉄道業界用語としてだけですが日本語がそのまま受け継がれている言葉もあるそうです。


おなかがすいたので線路わきのお店で牛肉麺をいただきました。
ちょっとピリ辛のスープにやや平たい麺、シャキッとしたもやしとゴロゴロ贅沢な牛肉。
いやぁ、これは美味しかったです。


平渓線で台北方面へ戻ります。
日本車両製造のステンレス製ディーゼルカーDR1000。かっこいい。




マーケット内を、うおおおぉぉ


今回は瑞芳まで戻らず、蘇澳線と平渓線の分岐駅である三貂嶺駅で下車しました。
分岐駅自体はここなのですが、區間車(普通列車)しか止まらない山のど真ん中です。
平渓線はタブレット閉塞を採用しているようで、三貂嶺駅の駅員さんが平渓線列車から受け取ったタブレットを持ち帰っていきます。


三貂嶺駅前、駅に通じる唯一の道がこれです。
いわゆる秘境駅ですね。

ここから歩いて5分ほどのところがお手軽な撮影地。
結構台湾の鉄道を特集した雑誌では有名なポイントかもしれません。




気動車の自強号DR2800、トンネル出てすぐの位置なのでピントが難しいっす…ミスった。




こちらはEMU700。阿福号と呼ばれています。
阿福というのはドラえもんに登場するスネ夫のことをいう中国語。
特徴的な連結器カバーの形状がスネ夫のあの髪形に例えられたってことです。




平渓線方面へ行く列車も撮れます。いいっすねぇここ。


青い區間車EMU500は韓国製の車両。
警戒色のスカートが目立ちます。




乗りたかった太魯閣自強号TEMU1000。
東部幹線の主力選手として活躍しており、3本も見れました。
丁度撮りに行った時間は普悠瑪自強号は見られませんでした。残念。


写真を撮っていると、なんか周りにこんな虫がたくさんいました。
タイワンヤツボシハンミョウというやつらしいです。玉虫色というかなんというか、ぎらっと光って綺麗でした。


三貂嶺駅に戻りました。


古めの駅ですが、AEDもあるしICカードの機械もついています。
台鉄の路線ですが、とんでもなく田舎の路線でも全駅でICカードに対応しているというのが凄まじいところです。


って、それより目を引くのがこっちですよね!

空 襲 避 難 位 置 圖

台湾では今でも年に数回空襲避難訓練が行われているような土地とのことです。これは知らなかったなぁ。








そんな秘境の駅、三貂嶺駅を去ります。


台北駅…まではいかず、南港駅で下車しました。

この続きは後半記事とさせていただきます。




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