motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

宇都宮ライトラインに乗車

2023-10-19 12:12:33 | 旅行

今年の8月26日に開業した宇都宮の新たな路線、ライトラインに乗ってきました。


今回栃木県に訪れたのは推しの那須どうぶつ王国コラボイベントのため。
せっかく那須まで来たのでついでにライトラインに乗ることにしたわけです。


駅の中で名物の餃子を食べた後、この日のお宿へ向かうのにライトラインを利用します。




まずは宇都宮駅東口から。駅東口に整備された自由通路から綺麗に眺められます。かっこいい。






やはり開業してからまだ1か月ちょっとの路線とあってどこも綺麗でテンションが上がります。
車内は意外と混みあっており、平石あたりまでは立っていました。

私がこの日選んだ宿はホテルルートインゆいの杜。ライトラインゆいの杜西停留所から徒歩圏内で沿線からよく見えます。
別に宇都宮駅周辺のホテルにも空きはあったのですが、ライトラインを単純往復にしたくなくて選びました。

ゆいの杜西で降りる方は以外にも多かったのですが、皆様去る列車にカメラを構えたりキャリーケースを引いている方が多くて同じことを考える方だらけだなと思ったものです。


翌朝



ホテルの目の前の交差点をライトラインは曲がるので、これはいい感じに部屋からトレインビュー出来そうだなと思っていましたが結構鋭角に眺めることになるのでやや厳しいかもなと思いました。
ルートインの目の前はライトラインが高架の専用軌道を走っているので、日本ではこれまでおそらく見られなかった高架線路を走るライトレール車両という光景が見られてこれが見られるだけでも泊まる価値はあると思います。






ゆいの杜西から終点の芳賀・高根沢工業団地まで乗ってみます。


ライトラインはICカード利用の場合は全ドアが利用でき、従来型の路面電車でありがちな運賃清算で並んで時間がかかるデメリットの解消に一役買っています。
ただ、開業したてということもあってまだ現金精算の方が多く遅れが発生していると聞きます。私が乗った時はそんなことはありませんでしたが。




日曜日朝8時台のゆいの杜→芳賀・高根沢工業団地ということもあって車内は閑散としています。
乗客は7名ほど、皆さんカメラを携えるなどしており乗ることを目的としているようでした。


何もないと話題の芳賀・高根沢工業団地。
工業団地のど真ん中みたいな立地で本田技研工業への通勤を想定して設置されている何もないのはまあ仕方がない気がします。






来た列車ですぐに引き返すのももったいなかったので1本見送り、隣のかしの森公園前まで歩いてみました。


かしの森公園前は島式のホームです。
路面電車だと左側のドアだけを扱う想定の路線が多く、起終点でない停留所に島式ホームがあるのは岡山電気軌道くらいでしょうか?
このあたりもなんか新鮮さを感じました。




三連接の長い車体をくねらせて進んでいきます。かっこいい。


沿線はすべての地区が栄えているのかといえばそういうこともなく、鬼怒川を越えてからゆいの杜エリアに入るまでの間の車窓はこんな感じでちょっと驚きました。


まだまだ開業したて、沿線にはお祝いメッセージが多数掲出されていて今後に期待が持てました。


そんな感じでライトラインに乗ってきました。
やはり新しい路線というのはいいものです。皆様も是非乗ってみてください。


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サイコロきっぷで行く奈良🎲

2023-07-11 13:09:00 | 旅行
お久しぶりです。特にこれと言って目的はないけど旅行に行きたい、そんなときに助かるサイコロきっぷのご紹介です。
今回の発売が第四弾に当たります。気が付いたら第一弾から皆勤賞になっています。


今回は岡山駅発の設定。高知住まいになった今これは結構助かります。
出目は敦賀・奈良・小倉の3つと低確率で松山が当たり枠で出る感じになっています。第四弾でついに西日本エリアを飛び出して四国松山が入ったのはかなりすごい気がします。
当たり枠にした理由は、第三弾の時のようにサイコロきっぷがバカ売れして満席御礼で急遽臨時列車を仕立てるような事態になることを想定しているのかと思います。イメージ的には松山より小倉のほうが当たりな気がしちゃうもんですが。

また、今回の設定から月~木曜日出発設定と金土日出発設定に価格差が設けられました。エントリー時に日付の指定は不要なものの列車の予約をする際の決済額が変わります。
以前までのサイコロきっぷではエントリー4,500円と発券時の500円を合わせて5,000円の商品としていましたがこれが今回の金土日設定では3,500円になっており8.000円。+3,000円となりました。
世間的には値上げに移るのかと思いますがそれでもどう考えても安すぎるので元を取るとかは考えなくてもいいのかなと思います。
私は世間の休みとずれた職種なので安く行ける木曜日出発で利用してきました。


狙いは小倉だったのですがそんなにうまくは行きません。奈良が出ました。


実はこの1か月前に大阪に遊びに行った際に宿が高すぎて、旅行支援が生きていることから奈良に泊まりに行ったことがあり正直また行くのかとなってしまいましたがまあいいでしょう。近場で遊びに行く都会といえば大阪ですからね。
また、この券面を見ると経由の欄に
山陽新幹線・大阪環状線又はおおさか東線経由
と書かれています。

こういう企画きっぷであるとこうやって柔軟な設定が出来ますが、通常のきっぷでは購入時に経路の指定が必須となります。
JRの営業制度ではどちらの経路を通ってもいいよというルールが設定されている区間がいくつかあるのですが、おおさか東線ってそういえば開業時に追加されなかったんですね。
今後は新幹線と在来線を別で予約する形態を推していく兼ね合いからなのかなぁという気がしますが、とはいえこの区間は設定があってもいいんじゃないかなぁという気がしてしまいます。


大阪に着くと時刻は19時ごろ、ここから奈良へ向かうとなるとおおさか東線も大和路線も立席通勤電車に乗るしか選択肢がありません。折角の旅行なのに通勤電車で立つのか…



おや?


サイコロきっぷに近鉄の乗車券と近鉄の特急券と近鉄の特別車両券(ひのとりプレミアム)を買い足すことで着席移動が可能になりました。


奈良線のひのとりって乗ってみたいなぁと前から思っていたのでちょうどいい時間に走っていてくれたので飛び乗ってしまいました。かなり良かったです。
流石にプレミアムは空いているだろうなぁと思っていましたが、同じように奈良へ向かう観光客の方がそこそこ乗っていてなるほどなぁとなりました。




さて、翌日です。
奈良からはこちらも乗ってみたかった列車、近鉄の観光特急あおによし号です。
朝の1本目は難波から来る列車なので、奈良駅が途中駅になる珍しい列車になっています。




座席はリクライニングしませんがゆとりのある形状で短距離の観光列車ならこれで全然いいなと感じました。


ちなみに、この列車の座席は2人用ツインシートが主体になっており1人で乗車したいならこども用の特急券を買い足す必要があります。
2人分の特急券を払っても奈良~京都で1,100円とそんなに高くないですし、値段に見合う設備だと思ったのでおすすめです。


あおによしなら、ぬいの分の特急券を買うことも可能。


40分程度の短距離観光列車でありながらちゃんと販売コーナーがあってさすがだなぁと感じました。折角なので本日のジュースを購入。


京都まで乗車。元の車両はかなり古いはずですが気合を入れて改造されていて快適な移動になりました。いいね。


それにしても、幕はそのままなんですね。フォントに昭和を感じます。




その後、京都鉄道博物館へ。
四国の車両が展示されるたびに来ている気がしますが今回もやってきました。この日は金曜日なのに長蛇の列が出来ておりアンパンマンの人気の高さを感じました。

ちなみに、高松から宇多津短絡線を通って機関車の牽引で京都まで持って来ると博物館の展示線でよく見える側にバイキンマンが、壁側にアンパンマンが向くのですがわざわざ転車台で向きを変えてアンパンマンが手前に来るようにしているのは流石だなぁと感じました。








ゆうゆうアンパンマンカーだけ見られればいいかなぁと思っていましたが、2階の企画展が今回かなり良かったので紹介しておきます。
昔の駅名標の展示だけでもテンションが上がるのに、駅務システムのリーフレットやオムロンの自動改札テスト用券、車内補充券発行機などなかなか展示されない奥深いものが並んでいてかなり面白かったです。

そんな感じで結局のところサイコロきっぷで出たのにINもOUTも近鉄のいい特急に乗る小旅行でした。

サイコロきっぷの第五弾が出ることになればまた多分買うことになるんだと思います。対戦よろしくお願いします。

おわり


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サイコロきっぷで行く湯田温泉🎲

2023-02-06 14:19:00 | 旅行

第1回では尾道を、第2回では松江を引いてきたサイコロきっぷの第3回が出たので引いてきました。


2回目は広島発だったので単純比較できませんが、1回目と3回目は同じく大阪発での設定。
1回目は一番近いところが東舞鶴、一番遠いのが尾道と大当たりで博多だったのですが今回は湯田温泉・出雲市・加賀温泉の3駅と大当たりで博多という設定でした。値段は据え置きで5,000円。元から価格破壊が過ぎていたのに今回はより顕著になっています。


第2回で松江を引いたので出雲市は被るなぁと思ってそれ以外を期待していましたが、出たのは湯田温泉。狙い通りです。


ちなみに、今回は第3回まで来て知名度が上がってきたことと社会情勢の変化もあってか売れ行きがめちゃくちゃ伸びているようで、急遽エントリー期間を早めて発売終了となりました。
画像中にもあるように特急やくもの指定席は満席続きで希望の列車に乗れなくなっていたり、山口線新山口~湯田温泉・山口の臨時快速列車が急遽設定されたりして場所によっては凄いことになっていたみたいです。
サンダーバード・やくもしか選択肢が無い他の2箇所と違いこだま号でゆっくり行く選択肢も選べる点ではその点も有利に働いたのかもしれません。

あと、私が旅行開始した1/28はちょうど大寒波が襲来していた頃。やくも号は終日運休となっていました。もし出雲市を引いていたら…

とはいうものの私も大寒波の影響を一切受けなかったわけではありません。
最初のきっぷの画像にもある通り「在来遅れのため乗車変更承認」と書かれています。
徳島から高速バスで舞子へ出て西明石から新幹線に乗る予定でしたが、滋賀湖東地区の大雪で快速(T電)が大幅に遅れていて乗れませんでした。

第1回で使用したときにはきっぷの受け取り後でも1回なら乗車変更の取り扱いが可能だったはずですが、みんな帰りの列車を窓口で変更したがるためか受け取り後は変更が出来なくなったようです。
まあ今回は列車遅れにより接続を欠いたため認めていただけたようです。ありがとうございます。

新幹線を1本逃したのですが結果的に新山口駅に到着した時刻は変化ありませんでした。
元々はハローキティ新幹線で運行されるこだま849号で広島までゆっくり乗車し広島で22分の乗り換え時間でさくら557号へ乗り換えるというかなりゆっくりした予定を立てていたので、後続のひかり505号で終点の岡山まで行き36分の乗り換えでさくら557号に乗り換えが出来ました。
1回乗ったことがあるとはいえハローキティ新幹線を逃したのは残念だったなぁと思っていたのですが、やって来たひかり505号がN700Supremeだったので許しました。


本来は降りる予定がなかった岡山駅で時間が出来たのでふるいちのぶっかけうどんを頂きました。やっぱりうまい。


そんな感じで新山口に到着。しばらく駅付近を歩いていると乗車予定だったハローキティ新幹線が出ていきました。




新山口についてから何をするかは全くと言っていいほど決めていなかったのですが、


新山口から赤間まで非アシスト自転車で100km漕いでいる人からecobikeの存在を教唆されました。
ecobikeって利用したことなかったですがそういえば新山口と湯田温泉・山口エリアに展開していましたね。
来月あたりにご利用予定があったのですが気が付きませんでした。感謝。


新山口の駅前は住所表記の変更が行われ小郡令和という住所になっております。令和が入る地名はかなり新鮮です。


サイコロきっぷの効力で湯田温泉までは乗れるのですが面白そうだったのでecobikeを借りて山口へ。
山口線の矢原駅付近までの区間は山口秋吉台自転車道というサイクリングロードが整備されており快適なサイクリングを楽しめました。


上郷駅の少し北側のカーブにて。山口のキハ47は種別表示器が国鉄フォント且つ地が紺色なのがかっこよかったです。


湯田温泉を通り過ぎてやって来たのは山口駅から少し進んだ県立山口博物館。ここにはD60蒸気機関車が保存されているので見に来ました。




以前山口~東萩のJRバスに乗った時に車窓からちらっと見て気になっていたんですよね。
ただのD51ならわざわざ来ようとは思わなかったのですが、見た目がかなりいかついD60が博物館の脇にひっそり置かれています。




吹雪が凄くて黒い車体に写りこんじゃっていますね。結構寒かったです。
正面から見ると大型の給水温め器とそこから延びる配管、大型の助煙板とそれに対して小型なナンバープレートと前照灯。何よりも印象的なのはめちゃくちゃ大型の集煙装置がかなりかっこよかったです。

正面のインパクトに圧倒されてD50とD60の差である従台車を撮影するのをすっかり失念していました。線路等級の低い路線でも走行できるように動力のない車輪を増やして歌集を分散させる手法はD51から改造のD61やC10の改良版C11などでも採用されています。






自転車で戻ってもよかったのですが吹雪&夕暮れで寒かったので山口駅に返却し列車で戻りました。


ちょうどいい時間に山口駅にやって来たので1本後の新山口行きの快速列車と行き違いの特急列車も見られました。


湯田温泉に着いた頃には暗くなり始めていました。
適当に予約した温泉宿でしたが客室内がリニューアルされておりクロームキャストが対応しておりかなり神でした。
ゆったり温泉に浸かったあと部屋のテレビでYouTube見てAmazonPrimeで借りたアンストッパブルを視聴してから寝ました。

翌日、折角の温泉宿なのに6:30起床。


早起きして新山口駅へ。帰りの新幹線は11:08なので全然余裕はあるのですが早起きしてきたのには理由があります。
駅前にあるタイムズカーでデミオを借りてちょっとドライブを楽しんできました。
中国地方だからなのか、置いてある車のマツダ比率が高い気がしました。


やって来たのは宇部興産専用道路。新山口駅から車で40分ほどかけて宇部湾岸道路(無料)の東須恵IC付近までやってきました。
ほぼ全線が片側2車線の超高規格私道である宇部興産専用道路ですが、撮影地点の東須恵ICから長門長沢駅付近まで宇部湾岸道路に用地を譲る形で片側1車線に縮小されています。



そのため宇部湾岸道路と宇部興産専用道路の2本をまとめた外側の防音壁は共通の形状をしています。
宇部湾岸道路に一部を譲ったあとでも道路幅は宇部興産専用道路のほうが広くとられているのが流石といった印象です。

宇部興産専用道路を取り上げるのは当ブログでは3回目。前回は国道二号線からの撮影でした。
何度撮影しても車種の多さに飽きが来ないのがいいところなのですが、今になって以前の撮影分を見返してあることに気が付きました。
車体に書かれていたUBEの文字が実は前回撮影した2022年6月の時点から徐々に消され始めていたようです。
今回の撮影分を見るとその措置が拡大しておりUBEの文字が消されずに残っている編成は1本しか確認できませんでした。


ボンネット形状がかっこいいケンワースのトレーラーもまだ現役でした。日本ではなかなか見られないアメリカンスタイルがかっこよくて好きです。


導入時期によってメーカーが様々なのが宇部興産専用道路の面白いところ。こちらはボルボ製。


個人的にお気に入りなスカニアのトレーラーもやってきました。スカニアだけでも数種類いてこちらはR580。


さらに新しくライト形状が異なるR650も見られました。




いすゞギガも世代で顔が異なり2種類が見られました。
この632番の編成が今回唯一確認できたUBEの文字が消されずにまだ残っている編成でした。


今回の宇部興産専用道路撮影で一番狙いたかった被写体、時刻表も運用情報も何もないのでお休みの日だったらアウトでしたが何とか遭遇することが出来ました。
つい1か月前に走り始めた最新の編成。

日本最長32kmの私道を走る「ダブルス・トレーラー」 新会社発足でボディカラー一新! 新車体を世界初公開!

2022年4月に改社名が宇部興産からUBE(ユービーイー)へ、セメント事業が三菱マテリアルとの合弁会社のUBE三菱セメント(MUCC)に移ったため以降だんだんと車体のUBEの文字が消されていき今ではほとんど見られなくなっていたというわけです。
そして1か月前に導入された新編成からは新会社のイメージカラーである白色を基調としたデザインで登場しました。車体にはUBE三菱セメントの文字が記載されています。


UBEの文字が書かれていた場所と同じ場所に新会社の略称MUCCのロゴが描かれています。
今後は既存編成の塗装を塗り直すのではなく、置き換えタイミングで新塗装に切り替えていくみたいなので暫くはエメラルドグリーンの編成が見られるとは思いますが宇部興産らしさを感じるエメラルドグリーンがだんだん減っていくと思うとちょっと寂しい気がします。

撮影に熱中していたら50分くらい経っていました。お目当ての新車とケンワースは撮れたので新山口駅へ戻ります。
帰りは山陽自動車道宇部下関線の小野田IC→宇部本線料金所で高速道路を利用。520円の負担だけでかなり快適に移動できました。




最後に、旅行支援クーポンを駅弁と月で拾った卵に引き換えてから新幹線で帰りました。


岡山できっぷを前途放棄して南風で帰りました。かなり勿体ないような気がしますが往復5,000円なので余裕で元は取れています。
ちょうど津山線のホームにSAKU美SAKU楽(さくびさくら)が停まっていました。これもいつか乗りたい…

結局自転車に乗って機関車を見て宇部興産専用道路を撮るだけになってしまいましたが、5,000円のきっぷでこれだけ遊べて温泉宿でごゆるりできたのはすごくよかったです。
第4回があるかはわかりませんが、ぜひまたご利用したいです。

おわり


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横川ナイトパーク号に乗車

2022-11-26 00:09:09 | 旅行
献血のためだけに仙台に立ち寄った私。
真の目的は川崎のライブですがせっかく関東に来たので何か面白そうな寄り道が出来ないかと考えた結果、新幹線で高崎に向かいこの日運転されていた臨時列車に乗ってみることにしました。
こんなっ具合で列車の存在を知ったのはかなり後のほうで1か月前発売の時期もとうに過ぎておりました。全車指定席の臨時列車なので満席で乗れないかなぁと思っていましたが行き交えりとも4人ボックス席を1人で貸し切れるようだったのでこれは楽しくなりそうだとウキウキです。


現在本線稼働状態にあるのはもうこれが最後の1両になってしまったんでしょうか。EF65の500番台のトップナンバーである501号機がやってきました。
旅客・貨物を両方担っていたEF65のうちこちらは旅客特化のP型(passenger)。


この列車の横川方は電気機関車EF65が、高崎方はDD51ディーゼル機関車がついています。
高崎地区の客車列車は普段は蒸気機関車が主役で電気機関車・ディーゼル機関車は普段は蒸気機関車のお手伝い役。
これらが主役に立つ列車ってのもまあまあ珍しいのかもしれません。


そんなわけで今回乗車するのは快速EL横川ナイトパーク号。列車名が示す通り横川にある碓氷峠鉄道文化むらのナイトパーク営業に合わせた列車となっています。


国鉄時代の雰囲気を色濃く残す12系ボックスシートに乗車。
何がいいって、だいたい1ボックスに1~2組という混雑具合で、JRさん的な目線で言うと利益は出ているのか不安になりますが乗客としてはこれくらいのほうが気楽に純粋に貴社の旅を楽しめて嬉しいものです。


途中の安中駅で暫しの停車。窮屈ではありますがホーム端のロープが外され撮影できるようにしていただけてかなり良かったです。


夕陽に照らされるススキを見ながら列車は進んでいきます。のんびりといい雰囲気を味わえてかなりいい列車でした。



ちょっと音質の悪いスピーカーと、車内放送を締めるハイケンスのセレナーデのメロディ。そして機関車の汽笛が響くこの雰囲気を乗車券+530円だけで楽しめてしまうというのは安すぎる気がします。


約1時間の乗車で終点の横川に到着。太鼓の演奏などかなりお祭りムードでお出迎えがありました。


横川駅の跨線橋から屋根上を眺めると結構錆が浮いてくたびれてきているのを感じます。
高崎のSL列車のお供も基本は茶色の旧型客車なので12系もどっちかといえば脇役なのかもしれません。


EF65側から編成を眺めます。国鉄風でかなりいい感じですが、往時のP型は寝台特急専属の花形という機関車みたいなイメージがあるので実際に牽引していたのはEF58とかEF65のPF型、EF64なのかなぁと思ったりします。

17時頃に横川駅に到着し、折り返しの発車時刻は19時40分で2時間半ほどじっくり碓氷峠鉄道文化むらのナイトパーク営業を楽しめます。


もう11月なので17時を過ぎるともう暗くなってきてしまいます。
ナイトパークでしか見られない雰囲気、いい感じです。




横川といえば碓氷峠を越えるための強力な後押し機関車EF63。屋外展示と比べると庫内は明るくまだ比較的撮りやすかったです。
かつての雰囲気を強く残した庫内の雰囲気もかなり良かったです。


奥のほうにはラックレール時代のED42型も丁寧に保存されています。このメカメカしい感じいいですね。


入口付近の機関庫で時間を潰してしまい屋外展示に辿り着くころにはもうあたりは真っ暗。屋内展示なんだから後に回しておいたほうが賢かったかなともいました。
あくまで今回はついでに乗ってみた程度なので三脚は持ってきておらず手持ち撮影。夜景モードの2秒タイマーを活用し頑張って撮影しました。
ヘッドライトを転倒した状態で暗闇の中並ぶ機関車たち。D51には999のヘッドマークが誇らしげに掲げられていてカッコよかったです。






尾灯を付けた状態の機関車もよかったです。暗いのに加えかなり寒くなってきたので撮るのは大変でしたが…




明るい星であれば写真でも確認できるくらいに星空も綺麗でした。高いカメラで星空メインで取りに来ても楽しそうだなと感じました。


夜しか味わえない雰囲気を十分に楽しめてかなり良かったなぁと思いました。
ただ、先程も書きましたがかなり冷えるので対策は万全にじていったほうがいいと思います。


帰りの列車、今度はDD51が先頭に立ったDL横川ナイトパーク号です。
DD51と12系客車は割とよく見られた組み合わせだったのでこれは再現度高いのかなぁと思います。急行だいせんとかの雰囲気でしょうか?
まあその当時生きていたわけではないので正確性には欠けると思いますが…


関東地区の基準だともう古い車両となった211系電車と12系客車。夜中のこの並び最高です。






行きと比べて私が楽しみにしていたのは帰りの列車。雰囲気は完全に夜汽車です。
ブルートレインの雰囲気とはまた違う客車鈍行の夜。そのうえみちみちにオタクを積載しているわけでもなく疎らな乗車率で意外と親子連れもいる感じで雰囲気ぶち壊しが発生せず楽しかったです。








高崎駅を出ていくところも見送ってきました。
ツアー販売ではなく、オタクだらけで相席で気まずくもならず夜汽車風情を味わえるというこの列車はかなりの穴場な気がしました。
SLや旧型客車というさらに上位の観光資源があるため埋もれがちな気がしますがかなーリ楽しかったので、こういう感じの列車が運転されたときには乗ってみてほしいなぁと思います。

おわり


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仙台駅の臨時列車を見に行く

2022-11-21 22:55:40 | 旅行

ホテルルートイン名取からおはようございます。
仙台空港アクセス線の高架を走る列車が綺麗に眺められる部屋でした。

この日の予定としては10:30にホテル目の前にあるイオンモール名取へ行く必要があります。
そのためそんなに早起きする必要はないのですが、ちょっと面白い列車が走っていることに気付いたので仙台駅へ向かい撮影してくることにしました。


杜せきのした駅を利用してもいいのですが、そんなに遠くなさそうだったので名取駅まで歩いてみることにしました。
名取駅近くの踏切で昨夜見たのと同じ阿武隈急行の仙台直通列車に遭遇。
この列車は平日・土休日ともに運行されていますが、土休日に限って前面に「ホリデー宮城おとぎ街道号」のヘッドマークを掲げています。




名取駅に到着。このくらいなら全然歩けますね。


仙台駅にやってきました。今回のお目当てはこの2列車。




まず1列車目は快速湯けむり号。仙台から新庄までの区間を土休日を中心に結ぶ列車です。
運行される車両は鉄道150周年記念レトロラッピングを施されたキハ110系で運行されています。
この車両はキハ110の中でも元々は急行列車の運用に就くために造られた車両でリクライニングシートが並んだいい車両です。


快速湯けむり号は基本的には全車指定席の2両編成、つまりレトロラッピング車両だけで運行されるのですが10月末から11月初めの数日間はボックスシートの一般車両を繋いだ一部指定の3両編成で運行されていました。


また、この日はどこかの幼稚園か保育園か分かりませんが素敵なヘッドマークを掲げていました。


快速湯けむり号が仙台駅を出て行って暫くしてから、もう1列車の中尊寺紅葉銀河号が入ってきました。
先程の快速湯けむり号は週末運行の半分定期列車みたいな扱いですが、こちらはかなり運転日を絞った臨時列車。


普段は快速リゾートあすなろとして盛岡~宮古と八戸~大湊で運行されている車両が仙台まで出張してきています。
HB-E300が仙台駅までやってくることはまあまあ少ないんじゃないかなぁと思います。

2つの臨時列車を見届けてからイオンモール名取に戻ることにしました。
面白そうな列車なので乗っちゃいたいのですが、今回仙台に来たのは献血が目的なので仕方ありません。


イオンモール名取にやってきました。


出張してきている献血バス、名取さなの幟も掲げられています。いいぞいいぞ。
献血ルームは前に行きましたが、今回は献血バス。やっぱり快適さで言うとルームだと思うので初回はルームにしておいたほうがハードルは下がるかなと思います。




今回のお目当て、クソデカステッカーをゲットしました。
献血はまだ2回目で慣れませんでしたが今後も通っていこうと思います。仙台でもう1回献血するとトミカがもらえる応募券を頂いちゃったのでまた来ようと思います。


名取市、また来ます。多分来年の3月くらいには…。


お昼を少し過ぎたくらいの時間、新幹線で関東へ向かうことにしました。
このあとすぐに川崎に向かうのではなくちょっと寄り道をしてきたので、その旨を紹介しようと思います。

つづく


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