院長の大石です。
今年もあと、一週間を切りました。
もとむら歯科にとっては、20周年の記念イベントなど、すばらしい事がたくさんあった2012年でした。
そしてもとむら歯科に、奇跡がまた一つ。
20周年のときにいただいた、直径10センチほどの小さな鉢の、黄色のハイビスカスが、7月からずっと咲き続けています。
ひとつひとつが、うっとりするような優しい色合いの大輪です。
花の大きさが、鉢の大きさと同じくらいです。
その花が、7月からいままで、もう何十個咲いた事でしょう。
冷え込む12月になってもまだ咲き続けています。
日当りがいいからとか、肥料がたっぷりだったから、子孫を残したいからとか思っていましたが、今日、咲き続ける理由が、それだけではないという事に、気づきました。
花が咲くという事は、ただの生きるための本能(植物にこの言葉は適切でないかもしれませんが?)のためだけではなく、その木に取って「愛」の表現そのものなのです。
花は、生きている喜びとか、うれしさとか、あふれる生命力の現れなのです。
それは、見る人を、皆、感動させます。
その明るく優しく喜びにあふれた黄色の花に、スタッフも患者さんも、どんなにか癒された事でしょう。
私たちスタッフも、患者さんんもこのハイビスカスさんが大好きです。
その気持ちに答えるように、また一生懸命咲いてくれています。
ハイビスカスさん、美しい花をたくさん咲かせてくれて、本当にありがとう。
心から感謝しています。
自分では気づいていないかもしれませんが、私たち人間にとっても、自分のためだけに生きる事をこえて、「愛」を表現する事は、人生の醍醐味なのです。
自分の心が、何を一番喜ぶのか、少しだけ心の小さな声に耳を傾けてみてくださいね。
自分の中の、深い大きな、静かな愛にきっと気づくでしょう。
クリスマスの夜、たくさんの愛が、この世界に満ちますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます