ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

小学校の宿題

2006-10-16 11:24:20 | こども関係(~2010年3月)
小1の息子、平日の宿題は今のところ、その日習ったピンインをノートに5つほど1列書く、とか程度のもの。
しかし週末の宿題、これはなんだか確実に増えてきているような・・・。

この週末の宿題は、ピンイン9個をそれぞれ1列書く、というものと、中国語のドリル7ページ(!)。このドリルがまた、クイズみたいな問題が多くて大変・・・。

だいたい問題自体が漢字で書かれてあるので、いくら問題文にピンインがふられているとはいえ、親がついて、一緒に問題文から読み上げてあげないと、子どもはなんだかわからない。

そう考えると、日本語って、ひらがなさえ読めれば小1でも簡単な問題や本は一人で理解できるし、ひらがなを考えた人は偉いなあ、としみじみ思う。

しかし息子も、私が問題文をヘタな中国語で読むと、「あっ、わかった、わかった。」と答えを書き始めるので、学校で同じような問題をさんざんやっているのだろうが、すごいよな~、と思う。

「おかあさん、声母(sheng mu)はね・・・。」とか、「韻母(yun mu)はね・・・。」とか、「整体識読音節(zheng ti ren du yin jie)はね・・・。」など話す息子を見ると、頭の中、中国語でいっぱいなのね、となんだかフクザツな気分・・・。
その証拠に、土曜日の補習校で、もらったプリントの裏に彼はピンインを書いて帰ってきた。「なにこれ?」と聞くと、「時間があまったから、書いたんだよ。」という。
おいおい、日本語の勉強しに補習校に行ってるんだから、そんな時はあいうえおでも書いてくれよ。

中国語のドリルの問題、またこれがわかりにくい問題ばかり。
語彙が少ない私と息子、「なんだろ、これ?」と辞書を片手に進めていくが、辞書にも載っていない、たぶん口語や俗称の単語も多く、「なんだかわかんないね。」で終わってしまう問題もちらほら。

昨日の問題で難しかったのは、絵を見てピンインの一部を書き込むという問題があったのだが、毛虫のような青虫のような絵が描いてあり、辞書で毛虫や虫など調べたが、書いてあるピンインには当てはまらず、いったい全体なんなんだ?と思っていたら、よーく見ると虫の口から線が出ているような様子。これはもしや、カイコ?と思ってようやくわかった答えは「吐[糸糸](絹糸を吐く)」という、小学校1年生にはいくらなんでもわかりにくいだろう、というようなモノだった。

今のところ、週末親子でクイズを楽しむみたいにやっているドリルだが、これがこれから毎日出るようになったらどうしよう・・・。



コメント (2)
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