ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

こども文庫見学

2006-07-31 11:39:07 | 本の活動(~2010年3月)
先日、地元の新聞に「こども文庫開設」という記事を見つけ、現在、無錫図書館にある児童書の分類や本の購入の参考になれば、と思い、見学に行ってきた。

そのこども文庫は全くの個人で開設されたもの。ご自宅の一角の床を補強し、3000冊の、20年ほどかけて集めたという児童書やマンガ、大人向け小説があり、児童館のように子ども達が自由に読む事ができるようになっている。
貸出はせず、その場で読むという事にしたのは、やはり本がなくなってしまうのを防ぐ為。本の分類は、図書館司書の方の意見を聞きながらこれからやっていくそうで、それでも本棚には、ジャンル別にならんでいた。本の購入は、全くの自腹!しかしご本人は「自分の夢だったからかまわないのよ。」とおっしゃっていた。もうお孫さんがいらっしゃる年代にお見受けしたが、それにしてもすごい!!

子ども達に人気の本は?と聞くと、これかなあ、と”ミッケ!”という、モノ探し絵本を紹介して頂いた。確かにこれは1時間くらいは眺めていても楽しそうな本だ。それから二人で「伝記は読まないですよね~。」とか「新しく何を買っていいのか難しいですね~。」など話す。

個人やサークルで作られた文庫が今は全国各地にあるらしい。支援している財団などの情報なども教えていただいた。
無錫もコツコツ蔵書を増やしていければ、と思う。
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息子 スイミングに通う

2006-07-28 10:00:41 | 日本で(~2010年3月)
夏休みに入ってから、近くのスイミングスクールで息子は短期教室に通い始めた。
雨続きの天気なので、屋内プールのスイミングはみんなが有難いと思っているためか、大盛況。5日間1クールの短期教室を現在2クール目受講中。晴れていれば屋外の市民プールも利用できるのだが、仕方ない。

現在息子はビート板を使ってバタ足15m程度バシャバシャ泳げる程度。
しかし、去年やっと水の中に顔をしばらく沈める事ができるようになったので、かなりの進歩。

水泳は、かなり疲れるみたいで、息子はスイミングが始まってから夜8時には眠ってしまうようになり、私も楽だ。

すっごく泳げるようになるのはこの短期間では無理だが、こんな調子で毎年夏休みにすこしずつ泳げるようになってくれればいいな。

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雨の日には水族館

2006-07-25 22:06:04 | 日本で(~2010年3月)
夏休みに入っても雨続き。どこに行けばいいのやら・・・、と思っていたが、あった、あった、いい場所が!

私のふるさとには『アクアマリンふくしま』という水族館がある。
ここは、学習型の水族館を目指す、という事で、アシカのショーなど、レジャー型のショーはないのだが、水族館の中に人口の干潟を作って、ヒトデやウニやヤドカリに触る事ができたり、自分で貝殻などを使ってキーホルダーを作ったり、子ども向けの工作教室があったりして、なかなかおもしろい。

ここは1回の入場料大人1600円、こども800円なのだが、年間パスポートは大人3800円、こども1900円で、3回行けばもとがとれるというお得さ。
そして就学前のこどもはタダなので、夏休み初日、早速子ども達を連れて年間パスポートを購入。そして昨日までにすでに3回行ったのでもとは既にとった!

1週間に3回も行ったので、私はしばらくいいや、と思っているのだが、息子は毎日「アクアマリンに行こうよ~。」という。それにつられて娘も「アクアマリン~」と言うし、一体何が子ども達をひきつけるのか・・・。

しかし、大きな水槽の中をゆったり泳ぐウミガメやエイを見ていると、水槽の外の時間もゆっくり流れているよう。
涼しげだし、いいな~、としばらく眺めていたいのだが、息子は人口干潟のヒトデに触りたいらしく、ゆっくりしたい私を置いてずんずん突き進む。

今年の夏は、水族館だ!!
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ニセ札

2006-07-22 21:07:52 | 生活(~2010年3月)
先日、無錫のダンナさまよりメールにて、ニセ札を430元もつかまされた!という怒りの報告があった。ブログネタにしたら?というので、有難く使わせていただく。以下、彼からのメール。

*************************
食事の後、帰宅時に乗ったタクシーで、道々中国語がうまいだの、生活は慣れたかだの、おきまりの会話をし、アパートに着いてお金を払うときに先ず百元紙幣を差し出すと、
司机「最近は假幣が多くてね~、心配だから細かいのでくれる?」①
私「んー、あった、あった、はい30元」
司机「ん?これ、ここんとこ切れてなくなってるから換えてよ」
見ると角のところが三角に切れて無くなってる。
司机「ん?これもだ、これも換えてくれる?」
私「これみんなさっきの店でもらったおつりだよ。ひどいなぁ」
「こまかいの、もうないよ。しょうがないから百元紙幣でね。はい」
司机「んー、いいけど、心配だからもっと古いのでちょうだい」②
私「これならどう?」
司机「もっと古いのない?」③
私「じゃあ自分で見て」といって2枚だす。
司机「じゃあこれちょうだい」といって1枚とおつりを返す④

間抜けなことに、4枚も假幣に交換されてしまいました。(注:正確には100元札4枚と30元)
いいカモです。

4枚とられたのはアホでしたが、防止方法を考えるに、
領収書をもらって後で訴えようとしても、証拠が無いので、
そんなことはしていないとしらをきられるのがおちです。
・前に座ってよく見る。(こっちが女性ならちょっと怖いですね)
・出来るだけきれいな小額紙幣を準備し確認してから渡す。
・きれいな100元さつは渡さない。渡す時は不自然な折癖をつけて渡す。
・支払いの前に領収書を要求する。 等等

******************

タクシーの運ちゃん、まるでマジックのような手さばき!
これが昼間だったらこんなにすりかえられることもなかったのだろうが、それにしても430元はとられすぎ。

私は今までニセ10元札をつかまされた事はあったが、100元札のニセは、闇で両替でもしない限り見る事はなかろう、と思っていた。ある意味珍しく貴重品。

そういえば、最近見た中国関係のニュースで、今年に入ってのニセ札摘発件数が去年の数倍だとか。

どうかみなさん、ご用心を・・・。

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体験入学終了!

2006-07-21 12:44:34 | 日本で(~2010年3月)
20日は終業式。息子の13日間の体験入学もおしまい。

最終日、クラスのお友だちからのお手紙や、先生からの’休まなかったで賞’の賞状(本当は1学期お休みなしで登校した子がもらえるものだけど、13日間休まなかった息子にも頂いた)など、持って帰ってきた息子はすっごく嬉しそう。お手紙を読みながら、「おかあさん、ぼくが書いたお手紙は教室に貼ってあるんだよ。」という。そうかあ、そのお手紙、おかあさんも読みたかったよ。

お友だちの書いたお手紙綴りを読むと、1年生でもしっかりした字を書く子が結構いるんだなあ、とビックリ。

先生にも「また来年よろしくお願いします」とご挨拶し、今年の夏休み最大行事の体験入学、無事に終わった。

始まる前に、無事楽しく行けるかどうかなど心配したが、やっぱり行って良かった!!
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あめ・あめ・あめ・・・

2006-07-18 11:00:24 | 日本で(~2010年3月)
日本に帰ってきてから、雨ばっかり降っている。おまけに寒い。この3連休もやっぱり雨。
晴れれば公園に行ったりなんだりできるが、雨だと車に乗って買い物でも子ども達の乗り降りなどを考えると面倒になり、やる事がないぞ、困ったぞ、という状態。

とはいえ、無錫と違って雨の日に傘をさして長靴を履いてお散歩という事もできるなあ、と思い、昨日は雨の中を3人で1時間半のお散歩。
田んぼの中でおたまじゃくしを見つけたり、かえるを捕まえたり、水溜りに長靴で入ってバシャバシャしたり、子ども達は楽しかったようだ。

雨の中、わざわざ散歩にでかける物好きは他に見当たらなかったが、こんなことも日本にいるうちにしかできないなあ、と思うのも中国暮らしのおかげか?

それにしても雨続き。早く夏よこ~い!
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こどもたちへのおみやげ

2006-07-16 05:50:16 | 生活(~2010年3月)
日本への帰国に向けて、6月末におみやげを購入。
友だちなどには、最近は天福茶のお菓子やお茶、ドライフルーツやひまわりの種などをおみやげとしている。
今回は、息子の体験入学でお世話になる学校にもなにかあったほうがいいかなあ、と、先生達用のお菓子と、子ども達用になにか・・・と考え、少し早いが北京オリンピックキャラクターグッズにでもしてみよう、と、南禅寺にある文具売り場へ行った。

数ヶ月前にここでオリンピックキャラクター’福wa’グッズの偽ものを山ほど見たので、ここでシールでも買おうかな、と行ったが、6月末の売り場にはなぜか全くといっていいほど見当たらず。
’福waはないか?’と聞いて、やっと1軒のお店のおばちゃんが、ガサゴソと影のほうからひっぱりだしてきた。どうやら取締りが最近あった様子だ。
私はシールが欲しかったが、そこにあったシールは1袋4枚入り。福waは5人(5匹?)なんだから、4枚入りってなんだいそりゃ?と納得いかず、結局ストラップ型のカードを40枚50元にて購入。こういうのは正規の販売店ではいくらなんだろう?

’福wa’の事を知っている子がいるかどうかわからないが、体験入学の初日に子ども達へ配ってもらうようにお願い。すると次の日、帰りに迎えに行くと、クラスの子のひとりが「中国のおみやげありがとうね。」と手をふってくれた。みるとその子のランドセルに福waがぶらさがっていた。

買って帰ってよかったよかった。
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運動環境の違い

2006-07-11 13:09:15 | 日本で(~2010年3月)
中国の幼稚園や公園には、日本では御馴染みの鉄棒やうんてい、のぼり棒といった類のものにはお目にかかれない。
先日、近所の公園にて、息子がのぼり棒にのぼれない事を知り、ビックリしてしまった。

この息子、運動神経は決して鈍くはないと思う。はじめは殆ど登れなかったのぼり棒、少し練習を続けると半分くらいまでは登れるようになった。(しかし、そのうち嫌になったらしく、他の遊びに移ってしまったが。)

この事実、私にはかなりショック・・・。ダンナさまに電話で話すと、慣れればすぐにできるようになるよ、と言うが、慣れるところまで日本にいないし、このままできないままで大きくなっていいのか、と心配してしまう。

日本と中国の、子ども達をめぐる運動環境の違いが原因なのだろう。
日本の遊び場や小学校の体育の授業内容、たぶん子どもにとってのバランスの良い身体発達を考えながら作られているのだと思う。しかし中国は、どうもそうではないような・・・。
だいたい中国では、遊び場も少ないし、運動というものも、それこそ習わせないと何もできない。そして息子がそうだが、習っている1つの運動ばっかりやっていると、バランスが悪くなってしまいそう。(かといって、何もやらせないとそれこそ運動不足になってしまいそうだ)

うーん、出来ないからどうだ、とも言えるけど、幼少期に鉄棒やのぼり棒、跳び箱や、日本の小学校で当たり前にみんながやっているドッチボールや野球など、この息子はこれからどこかで接する機会があるのだろうか。だから体験入学とかがとても大切だという事なのだろうか。

中国で暮らしていく中で、何を得て何を失うのか・・・。こんなことが、これからたくさん出てくるのだろうなあ。
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母も初体験

2006-07-10 13:23:51 | 日本で(~2010年3月)
息子の小学校体験入学、私も小学生の母として初体験の事ばかり。

中国の学校は、持っていくものや文房具など、はっきりいってなんでもOK。それに対して日本の学校は、制服からノート、えんぴつ(1年生なので2Bの持ち方もよくなるというえんぴつ)、水着、体操着を入れるバックの形など、なんとも指定が多い。
中国生活が長くなってきて、感覚がかなり狂ってきているのかな、とも思うが、中国生活のなんでもあり、みたいなところはなんとも気楽な点だ。

感動したのは集団登校。毎朝近所の子ども達が男の子班と女の子班に分かれて登校。2日目から息子も集団登校の班に入れてもらい、初日だけ私も後ろから一緒に歩いたのだが、班長さんの6年生の男の子、ブサッとしているようで、なかなか面倒見がいい。他の高学年の男の子達も、「早く歩けよ~」とか「1年、手を離すな」とか、低学年の子をよく世話してる。こういうことの積み重ねで、大きい子の責任感とか育っていくのね~、日本の小学生の集団登校ってすばらしい!

この小学校は、6月末にプール開きしたそう。しかし雨や寒さで実際にプールに入ったのは数えるほどらしいが。
だが、気温25度くらいでもプールに入っちゃうんだから、すごい!
息子は温度差10度ある無錫から戻ったばかりなので、さすがに用心してまだ学校のプールには入っていないが、本人はメチャクチャ入りたい様子。天気が良くなればいいね。

小学校の授業参観。金曜日が夏休み前の授業参観日だった。
どんな格好をしていっていいのかわからず、友達に聞くと、「ジーパンの人もいれば、ちょっときれいな格好の人もいて、ひとそれぞれかなあ。」と言う。では私はジーパンではないパンツで、とそれなりに気を使って学校へ向かう。
5時間目は国語の授業。子ども達はキョロキョロしながらお母さんを見つけて笑ったりしている。息子も私を見つけてからは時々チラチラこちらを見る。
手を挙げない子がいる中で、息子はちゃんと手を挙げ発表していた。中国の幼稚園ではみーんな元気に手を挙げるので、これは中国の幼稚園のおかげ。

授業参観で来ている他の親を眺めていると、確かにきれいにしているお母さんもいればジーパンのお母さんもいる。お父さんも何人かチラホラ。ヤンママもいれば落ち着いたお母さんもあり。いろんな人がいるよなあ、と思う。

金曜日が終わって、私も息子も初体験の小学校体験入学の1週間目が終了。息子はとても疲れたらしく、毎晩9時前には眠っている。

さて、あと2週、頑張っていこうか!!
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息子 小学校体験入学

2006-07-04 13:09:30 | こども関係(~2010年3月)
7月2日に子ども二人を連れ、日本へ帰ってきた。これから8週間日本での夏休み。

今年は息子、初めての小学校体験入学に挑戦。
帰った次の日から、早速学区内の小学校へと向かう。

前もって校長先生に手紙で事情をお知らせし、その後実家の母が一度小学校へ来て説明を受けている。母の話だと、先生は「日本語は大丈夫ですか?」と心配している様子。日本語は大丈夫だけど、私としてはやっぱり心配。初日の朝、7時50分頃息子と一緒に学校へ。

この小学校、うちのダンナさまと私の母の母校。2年程前に校舎の改築をしたので、学校の中はすごーくきれい。障害を持つ子どもも受け入れているので、バリアフリー対応、私の子ども時代の学校はコンクリートのイメージだが、この学校は全体的にナチュラルな感じで、壁も階段も木の風合い。すばらしい!!

朝、担任の先生とお会いして8時からの始業時間に一緒に教室へ。先生と一緒に教室に入る息子を見て、クラスの子数人から「あ~っ!!」という声。昨年まで夏休みに帰った時にお世話になった保育園でのお友だちが数人クラスにいて、息子も嬉しそう。
先生が紹介してくれた後、息子は小さな声で「よろしくおねがいします。」とあいさつ。
ずっと見ていたい気もしたが、邪魔になるので私はここで帰った。
帰りながら、息子も1年生か~、と思った。

そして下校時間。この日は集団下校の日だったそうだが、先生と話す為に1年生が帰るまで待って、息子と先生、教頭先生までもいらして懇談。
今日の様子を聞くと、給食はおかわりしたし、体験入学なので教科書や道具などないものもあったのだが、ちゃんと先生に「ぼく持ってません」と話したそう。
先生方は、いきなり小学校生活に入るのは大変でしょうから無理なさらずに、と心配してくれるが、中国の幼稚園や小学校は学期が始まると、慣らしもなにもなくいきなり夕方4時まで学校生活が始まるので、大丈夫だと思います、と話す。
(しかし確かに迎えに来た時見た息子の顔は疲れていた。)

先生には面倒な生徒が一人増えて申し訳ないという気持ちで、ひたすら「お願いします」と話す。先生は、申し訳ないが勉強の面まではあまりサポートできない、との事。そりゃそうだ、こちらはこの間まで幼稚園児しかも中国で。周りは4月からコツコツ勉強して今に至る1年生。私も、この体験入学の目的は、日本の学校生活を体験する事、と伝える。
その方針をお互いに確認して、では明日も元気にいらっしゃい、と学校を出る。

家に帰ってから、宿題のプリントと音読のチェック、明日の時間割の確認やプールの準備などで大忙し。
疲れた様子の息子を早くお風呂に入れてゴロゴロさせていると、9時前には眠った。

娘はそんなお兄ちゃんの様子を見て、「私も保育園にいく!」と大張り切り。それならどうぞ行ってください、と、昼間近所の保育園に短期受け入れの手続きを済ませたが、夜発熱。明日の登園は断念。息子も疲れて熱出さなきゃいいけど。

さてさて、息子の小学校体験、7月20日まで続くが、どうなることやら。


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