ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

娘の結婚観

2010-05-26 09:20:53 | こども(2010年4月~)
毎日楽しく学校に通う小1の娘。
先日の家庭訪問で担任の先生に
「クラスの中では、同じ幼稚園だった子としかまだ話ができない子がいる中で、みんなと楽しく過ごしてますよ。」
と学校での様子を知らせてもらい、たくましい娘に安心。

娘の一番の仲良しさんは、お隣の席の男の子。
お隣の男の子も入学直前に別の地域から引っ越して来たばかりで、学校に知っている子がいなかったそうで、娘と似たような境遇。
優しい性格らしい事もあり、娘の学校の話の中でも登場回数ダントツ1位。
先週の遠足でも、その子と一緒にお弁当を食べたそうだ。

そんなに仲良くしていると、たぶん周りの子からそのうち冷やかされるんじゃないかなあ、と思っていると、案の定

「○○ちゃんから、二人は結婚するの?って聞かれた~。」

と娘。

その子になんて答えたのか私も気になる。

娘は

「大人になってから、もっとかっこいい男の子に会うかもしれないのに、今から決められるわけないじゃん、何言ってんだろうね~。」

だそうだ。

その通り!よーく吟味して決めてください。
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ペーパーレスにはならないのか?

2010-05-21 09:41:45 | 思う事(2010年4月~)
日本の学校が始まって2ヶ月、ほぼ毎日いろんなお知らせのプリントを学校からもらって来る子ども達。
学校のスタンスは、「お知らせはプリントで出しているから、よく読んでください(忘れるのは保護者の責任)」といったところか?

とはいえ、こうもたくさんプリントがあると、うっかり忘れてしまう事も多々あり。
それプラス、日本ではかなり先の事まで早めに連絡が来て、直前の念押しがない事が多く、
「○○をいつまでに準備」
などがプリントを見返してみて(そうだった!)というパターン。

しかし、こんなにプリントを毎日各クラス各児童に渡す、というのは、プリント作成からコピーに配布準備と、先生達の負担は相当大きいだろう。(印刷費も。)

中国の現地校では『学校通』という携帯へのメール配信サービスがあり、毎日の宿題から各種お知らせが1日に5・6通、バンバン入ってきた。
返信するとクラス担任に直接届くので、欠席の連絡などでもとっても便利。

とはいえ先生のプライバシー保護の観点では’?’ではあるが、中国の場合、先生の携帯番号は全くのオープン、先生も
「なにかあったら私の携帯に連絡下さい。」
と言ってるし。お国柄の違い?

この『学校通』、無錫では3年ほど前から幼稚園や学校で始まり、たぶん全市で行っているサービス。
ただし有料なので、このサービスにお金を払って登録していれば何かと便利だけど、登録していない親向けには一切何も連絡がないので恐ろしい・・・。たぶん、学校としては、登録していない親向けに何らかのフォローをするように指導しているのだろうけど、担任が忘れちゃうんだろうな、きっと。

日本でもあればいいのに、でも携帯電話を持たない人もいるから、とかいう配慮があるのかな、と思っていたら、ブログで知り合ったpeaさんの住む横浜では似たようなサービスが学校であるらしい(しかも無料!)。

もちろん日本の事だから、このサービスを利用しない人向けにもフォローがあるのだろうし、中国よりももっと柔軟に有効に活用しているのだろう。

学校の先生達の、本来の教育活動以外の負担を減らす為にも、こういう便利な事はどんどん取り入れるべきだと思う。経費節減にもなるし。



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初運動会!

2010-05-17 10:02:13 | こども(2010年4月~)
先週土曜日は小学校運動会。
息子は3歳の時にちょっと通った保育園の運動会以来、娘は全くの初めて。
息子は、小学校の運動会は、蘇州日本人学校の運動会に補習校でちょこっと参加させてもらった事はあったけど、あれはゲストとして。そこの学校の子として正式に参加するのは初体験。5年生ともなると、なんとか係として働いたりする必要があったりでおもしろそうだ。

私も初めてなので、当日の場所取りやらPTA参加の競技やら、オロオロしながら動いていたが、そんなに気合を入れなくても場所は確保できたし、PTA参加の玉入れは意外と楽しく、そして懐かしの同級生と再会したりと結構充実。

娘は個人競争で偶然入賞できて大満足。
息子は出場競技以外で審判係としてグラウンド内で働く姿をたくさん目にでき、親としては満足。

1年生から6年生までじっくり観察していると、3年生までは(小さいなあ)と感じるのが、4年生あたりからグッと背が伸びて、5年生の女の子からはずいぶん大人っぽくなる子が増えてきたりしておもしろい。
男の子はまだ6年生でも一生懸命応援したり走ったりとしていたが、女の子は興味なさそうだったり恥ずかしそうだったりしている子もいて、やっぱり女の子の方が成長って早いんだなあ、と思った。

我が家の子ども達は初めての運動会がものすごく楽しかったようで、家に帰ってもずっと運動会の歌や応援合戦を二人で再現していて、まだまだ子ども。
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作文

2010-05-13 09:28:57 | 思う事(2010年4月~)
yahooニュースに出ていたこの記事、

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『<調査>8割以上が子供時代に作文でっちあげ-中国』

2010年5月11日、中国人の8割以上が子供の頃に「でっち上げの作文」を書いたことがあることが分かった。中国青年報が伝えた。

中国青年報社会調査センターが調査サイト「民意中国網」などを通じてアンケート調査を行った。回答者は計2639人で、51.0%が80年代生まれ、32.5%が70年代生まれだった。「子供の頃にでっち上げの作文を書いたことがあるか?」との問いに、83.3%が「ある」と回答。「絶対にない」は10.8%、「覚えていない」は5.9%だった。作文をでっちあげる理由について、76.7%が「実体験が乏しい」、69.3%が「生活を観察する能力に欠けている」と答えた。

同センター少年児童研究所の孫宏艶(スン・ホンイエン)所長は子供が作文を書く時に遭遇する問題点として、「実体験が少ないため感受性が乏しい」「学校で習った通りに書かないと点がもらえない」という2点を挙げた。調査でも、50.2%が「評価基準に問題がある」と答えている。

清華大学哲学部の肖鷹(シャオ・イン)教授によると、子供はでっち上げの作文を書き続けることでウソをつくことに罪悪感がなくなる。そのため、「小さい頃から社会生活では『誠実や責任』を重視すべきだと教え、作文にも真実を書くよう指導することが大切」と指摘。「今の中国社会全体に誠実さが足りないのは、でっち上げの作文が深く影響していると言っても過言ではない」とした。
****************************

(まさしくその通り!)と私も同意。

過去にそんな場面に何度も遭遇。

1.息子の場合
  小3から週末に作文を書く宿題が毎週出るようになり、そのテーマは様々なのだが、初めはものすごくてこずっていた息子もしばらくすると、わりとスラスラ書いている。
 息子曰く、
 「中国の作文には決まった言葉があって、それを組み合わせていけばだいたい書けるよ。本当のことじゃなくてもいいんだよ。」
 小学生でも、先生が作文に求める文章や、何を書けばOKと言われるかがだんだんわかってくるようで、その通りにみんな書くようになるらしい。
 しかし、確かに作文は文章を書く事が目的で、その題材はフィクションでもいいのかもしれないけれど、私がとても不満だったのが、その題材についての自分の感想や思う事がすべて模範的でなければいけないような風潮。多様な見方や意見が当然あるはずなのに、(よかった)(楽しかった)(努力する)などなど、どの作文も画一的。これも学校の指導の賜物なのか?

2.語学学習の場合
 中国人の学生に日本語を教えていた時、習った日本語の文例で例文を作るという作業をよく行ったが、その例文について更に話を広げようとつっこんだ話をすると、
「これはうそです。」
と言われたことが何度か。
目的は習った文型を使って例文を作る事なので、確かに事実と違う事を例文として作ってもいいのだけれど、
「あっ、そうなの?」
とガクッときた。
 その反対に、私が中国語を習っていた時に、同じように例文を作る段階でなかなか出来なくて考え込んでいた時、先生から
「例文だから本当の事じゃなくてもいい。」
と言われた事も何度か。
「あっ、そうなの?」
とこの時も思った。

作文を書く、というのは、本来とっても難しい事だと思う。
事実を述べて、それについての自分の感想などを書いて、大きくなるにつれて自分なりに分析なんかしてみたりして、よっぱど書く事が好きじゃないと、子供にとっては不人気No1の作業だろう。(だからといって大人になって実は一番必要な大切な勉強だけど。)

中国の子供の、勉強に追われる毎日の中では、作文もチャチャッと終わらせたい、その為に深く考えずに先生の言う通り書いとけ、というような気持ちもわかるような気もする。

コピーやパクリの根源は、たぶんこの’深く考えずに’という事なんでしょう、きっと。





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2020年、どうなっている?

2010-05-10 12:49:31 | 思う事(2010年4月~)
4月27日の読売新聞一面に掲載された堺屋太一:作「未来小説 2020年」、’若者 職求め中国へ’という一面トップの見出し(実際は小説の中の話)がショッキング、と各方面で話題だったのだが、先日図書館のバックナンバーで私もようやく読んだ。

小説の中の話とはいえ、10年後には円安が進んで1ドル=240円、1元=70円になっていて、「重慶の工場は1万5千元(2020年レートでは約100万円!)も手取りでくれるんだよ」という日本人若者。

そこまで極端に円が暴落するとは思えないけど、日本はこのままではかなりマズイ事になる、というのはたぶんみんなが感じている事。

どうにかなるのだろうか・・・。

みんなが変化を期待してるけど、しっかりした道筋を示す事ができる人がなかなか出てこない。
今日の日経新聞社説で
「役員室を国内外からの逸材で満たせ http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E5E2E4E5E7E3E2E3E2E2E7E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D 」

と記事があったが、そのうち政治の世界も日本人ではどうにもならなくて海外からの力がものすごく強くなっちゃったりして・・・。

日経の記事で、海外に出たがらない若者が増えている、というのはとても残念。
海外に出て行くしかないのに手当削減などで単身赴任者ばっかり増えている今の状況も、長い目で考えれば未来の人材育成にものすごい影響が出ているだろうに・・・。

そういえば補習校でうちの息子が書いた作文も、10年後の自分、2020年の事だ。
ステキな2020年になれば良いのだけれど。
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娘の自転車

2010-05-06 09:26:56 | こども(2010年4月~)
私と息子にとって7年ぶり、娘にとっては生まれて初めての日本で過ごすGW、あっという間に終了。
高速道路は大変な混雑だったようだが、我が家は市内をあちこちウロウロ。
海も山もある故郷は、田舎だけどやっぱり良いところだなあ、と思う。

さて、連休中に娘が自転車に乗れるようになった。

息子の自転車指導はダンナさまが、確か息子が6歳になったばかりの春節帰国時に行って、私の見ていない間にいつの間にか乗れるようになっていた。

娘もこの間の春節休みにダンナさまが同じように指導しようとしたのだが、その時は娘がくじけてしまってストップ。

それからずっと補助輪付きの自転車に乗っていたのだが、なぜか突然

「自転車の練習をしたい!」

と自分から言い出した。

自転車の練習、押しながら走ったりするので内心
(疲れるなあ、おとうさんがいる時にやってもらいたいなあ。)
と思いながらも、本人がやる気になっているので仕方ない。

近所の公園で練習を始めると、何度か転んだけれど、フラフラしながらも乗れるように!



乗れるようになってからは2日目、3日目とどんどん安定して、全然転ばなくなった。

子供が自転車が乗れるようになった瞬間、親にとって結構感動する。
息子の時はその瞬間いなかったから、娘の時に経験できて良かった。
ダンナさまは残念がるかな?
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