ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

たまごの不思議

2009-10-29 09:47:19 | 思う事(~2010年3月)
先日、部屋の大家さんから
「郊外に行った時に買ってきた。」
と、大量の卵を頂いた。

その数、100個以上!

無錫の市街地からちょっと離れた郊外でも、観光客目当てに農家が’産地直売’で、果物やら卵やらを売っている。
中国人の間で、休日は郊外の自然がたくさんあるところでリフレッシュ、というのが流行っているそうで、大家さんもそんな訳でどこかに行ってきたのかな?

しかし・・・・、卵をこんなにもらってもなあ・・・。

人にあげたりしたものの、ここしばらく卵料理が続いているが、もらった卵、不思議な事に’殻’がめちゃくちゃ固い!!

普通は「コン、コン」と軽く叩けば割れるはずなのに、この卵は「ガン、ガン、ガン!」とかなり強く叩かないとヒビが入らない。
割れた後の殻も分厚くて、殻を始末する時に手が痛くなるくらい。

どこかの記事で読んだ事があるが、比較的栄養を多く含んだ良い卵にする為に、餌にはカルシウムを多く含ませるという。なんだっけ、貝殻の細かくしたものだか、カニなどの殻だったか?

中国人の間でも、より安全な食べ物を求める動きは大きいのだが、卵に関しても、安い卵は殻が本当に薄くて中身も水っぽく、(こりゃなんだ?)と思うようなものも多い。

最近は日系の会社が10個25元のすばらしい卵を販売したりしているが、それなりに売れている様子。そういえばこの間は韓国食材店で12個28元の卵があったなあ。

しかし、もらった卵、殻は固いが中身はやっぱり少し水っぽい。

日系会社販売の1個2.5元’伊勢のたまご’と比較。



左がもらった卵で、右が伊勢のたまご。

黄身の色と盛り上がり具合が違うなあ。

新鮮な卵の見分け方でよく言うけど、’黄身が盛り上がっている方が新鮮’という事だと、左は古くて右は新しいとなるが、中国の卵は買ったばっかりでもだいたいこんな感じ。

餌が違う、という事なのだろうが、いったいどんな風に違うんだろう??
不思議だ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフル予防接種in2009

2009-10-23 09:50:39 | 生活(~2010年3月)
今年もやってきましたこの季節。インフルエンザの予防接種!

今週、子ども達の学校で季節性インフルの予防接種があり、それじゃあ私もそろそろ・・・、と、無錫人民病院の疾病予防控制センターへ行って来た。

ブログを書いてるとこんな時は便利なもので、去年の記事を見てみると・・・。
http://blog.goo.ne.jp/motomam/e/32e79b6a7fdd33301eec35a3e4de0b2c

今年も同じで『NOVARTIS(ノバルティスファーマ社)』製、made in Itaryのワクチン、116.8元。

気になる新型インフルの予防接種について聞いてみると、

「今は無錫にワクチンはまだないけど、10月末から始まるよ。」

との事だ。

「タダだよ。」

と言うのだが、本当なのか??と不思議に思っていると、今日入ってきた大使館からのメールマガジン。

************************
『メール配信サービス  在中国日本国大使館からのお知らせ』

日本及び中国で新型インフルエンザのワクチンの接種が始まりました。これに関連して以下のとおりお知らせします。

(中略)

3.中国におけるワクチン接種

 中国国内のワクチン生産企業10社が製造しており10月中に2,600万人分、年末までに6,500万人分が生産される予定です。具体的な接種計画は、各省・自治区・直轄市毎に定められますが、基本方針は以下のとおりです。

(1)優先接種

 中国衛生部は、ワクチンの優先接種対象者として、学生、教師、公共サービス機関職員、慢性病患者等をあげていますが、各省の衛生当局がワクチンの量や流行状況を勘案して定めるよう指示しています。ただし、いずれの場合も3歳未満の幼児及び妊婦については対象外です。

(2)接種場所

 各地域で定められている指定の予防接種機関(季節性インフルエンザの接種等を行っている医療機関等)で受ける場合と、必要に応じて学校等での集団接種も計画されています。

(3)費用負担

 接種に際して費用負担はありません。

(4)外国人の接種

 外国籍を接種対象外とするというような規定はありませんので、優先接種の対象となる学校等に在籍している外国人生徒は接種対象となります。



(参考:北京市の接種計画)

1.接種期間  10月21日~12月31日

2.対象者 a.小中学生及び教師、b.医療機関従事者、c.鉄道・検疫等の公共サービス機関職員、d.国家重要公共機関の公務員、e.60歳以上の北京市戸籍住民。

3.接種回数  1回。その他の予防接種との間隔を2週間あける。

4.接種場所  上記2.a~dについては学校などに臨時に設置する接種会場、eについては居住地付近の指定接種会場。


************************

これによると、タダで接種できるのは北京を参考にすると、

a.小中学生及び教師、b.医療機関従事者、c.鉄道・検疫等の公共サービス機関職員、d.国家重要公共機関の公務員、e.60歳以上の北京市戸籍住民。


だから、病院関係者はタダだ、という意味で「タダだよ。」と言ったのだろう。
私がする場合はお金が必要。

しかし、

”中国国内のワクチン生産企業10社が製造しており10月中に2,600万人分、年末までに6,500万人分が生産される予定です。”

中国人13億人なのに、全然ワクチン足りないじゃん・・・・。

優先的に接種できる対象者の分だけでも足りない状況では、今年は私はできないかなあ。世界的にも不足しているのだからねえ。

ここ数日は日中の最高気温が25度以上になっている無錫。
しかしあと数週間でグッと寒くなって、いよいよ風邪やらインフルやらの流行期に入るのだろう。

今シーズンの冬を無事に乗り切れますように・・・!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマッてます

2009-10-19 11:56:29 | 思う事(~2010年3月)
めっちゃハマッてます。



マンガ『NARUTO』です!



このマンガ、以前「NARUTOな夏休み」でも書いたが、
http://blog.goo.ne.jp/motomam/e/c174286a54ceb05f482f65e6ce90b43a
夏休みにヒマな息子の為に少しずつ借りてきていたもの。

一旦返したが、この間の国慶節にもう一度読み返そうと、1巻~44巻、まとめて再度借りてきた。

息子も喜んで読んでるが、今回は私がハマッた。

夏休みに私もザッと全巻読んでみたが、「NARUTO」は結構話が複雑で、’?’な部分が多いなあ、と思っていたのだが、改めて読み返すと、’なるほど、これはそうだったのか!!’という伏線が第一巻からあるある!

たかが少年マンガと侮るなかれ、作者の当初からよく練り上げられた構想の中で、物語が進むにつれ謎が明かされたり新たな謎をよんだりして、続きが早く読みたくなるし、何度も読み返したくなる。
息子とダンナさまと私とで、この場面はあーだ、あの場面はこーだ、と話をするのもおもしろい。

日本のマンガ、やっぱりすごいなあ、と思う。

子どもの頃からいろんなおもしろいマンガ(アニメもだけど)を読んでる日本の子ども達、こりゃ要求度も相当高くなるだろう。作り手のレベルも上がる訳だ。
中国も国内での漫画産業振興とか謳っているけど、全く目じゃないね。

日本に帰ると、ジャンプを読んでる高1甥っ子が
「ナルトすごい事になってるよ~。」
と教えてくれたりして、世代を超えて共通の話題があるのもいいものだ。

マンガをバカにしちゃいけませんよ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の親のスネはそんなに太いのか?

2009-10-13 15:31:44 | お仕事(~2010年3月)
12月6日の日本語能力検定試験合格を目指している中国人学生さん達、今頑張って勉強しているのだが、ややもすると文法中心になりがちな彼らの日本語能力の、聴解と会話レベルの向上の為に、非常勤ながら私も関わっている訳なのだが・・・。

中国内でも就職難の近頃、なにか語学を身につけてから職探し、と考える中国人は多く、日本語を学ぶ目的のダントツトップは’就職の為’。
能力検定試験2級合格を手にしてから日系企業に就職を希望する、という学生のなんと多い事!
実際は、2級に合格できない学生も多く、またたとえ合格してもそれだけではなかなか就職できないようなのだが、目的のはっきりしている学生はとっても真面目に勉強していて、そしてそういう学生はレベルがどんどん上がっていく。

現在私が教えている学校は民間の日本語学校。

こちらでは能力検定試験合格以外に、日本留学の斡旋もしていて、初級クラスの中でも1人か2人は、「来年日本に留学します!」という学生がいる。

ここの学校で日本に入学するという学生は、まず間違いなく親が裕福。
今勉強している語学学校の学費も留学費用も親が出してくれるようで、本人達は相当お気楽。

フシギなのは、’留学する’と言っている学生は、今全然勉強しないんだよなあ・・・。

中には勉強熱心な学生もいるのだが、大多数は、日本に行けば話せるようになるだろう、と思っている様子。

留学するという彼らの計画は、2年間日本語学校に通って日本語能力を上げてから大学に4年間通学、あわせて6年間の日本留学。
6年も日本で学生するとは、親の経済的負担はかなり大きいだろう。しかも今ここでも語学学校に通ってるし。

しかし、彼らは言う。

「お金の心配はいりません!」

一人っ子として大切に育てれ、自分の望む事は何でも叶う、と信じているのだろうか。
日本に行けばアルバイトでは稼げるはずだから、なんとかなると考えているのだろうか。
それとも彼らの親が本当に裕福なのだろうか。

ネット上でも、昔の苦学していた中国人留学生と今の中国人留学生は違う、というニュースは読んだが、

「東京ディズニーランドの入場料はいくらですか?300元くらい?安いですね。」

と言われた時には、

(このスネかじりが何を言うかっ!!)

と心の中でほえてしまった。

同じクラスの学生達は、留学するという学生に対して
「お金があっていいですね。」
と羨ましく思っている様子。
経済的差が大きすぎる!

そんな彼らも、日本できっと苦労するのだろうが、いろんな世界を見て成長してくれれば良いなあ、と思う。

中国の親の「望子成龍(我が子の出世を望む)」願望、その為にはスネをどこまでもかじらせるようだが、そんなに太いスネなのか?

’親の心、子知らず’とは言うけれど、同じ親として、ちゃんと勉強してね、と思う。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うちにもついにゲーム機が

2009-10-10 15:17:46 | 生活(~2010年3月)
8連休の国慶節、特に予定がなかった我が家だったが、一つ、大きな変化が。

今頃何なの?と言われそうだけど・・・、


我が家でもついにゲーム機購入!
ニンテンドーWiiがやってきた!!


日本では今どき幼稚園児もニンテンドーDSで遊んでいるというのに、我が家は珍しく今までゲーム機を買わずに過ごしてきた。
うちのダンナさまは結婚前はプレステなどで遊んでいたようだが、私はあまりゲームに興味無し。
そのうち中国生活になり、子ども達は日本と距離がある事でゲームというものに触れる機会が少なく、特に欲しがる様子もなかったので放っておいたのだが、そんな子ども達も最近、

「ゲームっておもしろそうだよ。」

と言い出した。

上の子も小4、やっぱりそろそろゲームが欲しいお年頃。
そしてたぶん、インターネットテレビで民放局のゲームのCMをバンバン見てるのが影響大なのかなあ。(ちょっと前まではNHKしか見られなかったし・・・)

特に禁止するつもりはないので、じゃあそろそろウチも・・・、と国慶節初日に、無錫でDSやらプレステやらWiiやら、ゲーム機本体もソフトも売っているというお店でお買い物。

そしてMade in Chinaの韓国向けWiiを購入!
同梱以外のコントローラー1本とモーションプラス(っていうの?)2つ、それにソフト10本(海賊版です)タダでつけてもらって1,850元。
韓国向けWiiは220V対応。中国で遊ぶのにはいいけど、日本では要変圧器か。

そんな訳で、国慶節の我が家の遊びの主役はWii。
買ったばかりで珍しいので、子どもも親も大喜びで遊んでました。

Wiiスポーツリゾート、おもしろいですねっ!






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太湖牛仔郷村倶楽部

2009-10-08 12:29:59 | 生活(~2010年3月)
10月1日からの国慶節。8連休~!!
しかし我が家は日本にも帰らずどこかに旅行という訳でもなく・・・。

それでも近場に行ってみよう!という事で、お隣蘇州にあるという「太湖牛仔郷村倶楽部(カウボーイ村)」へLet’Go!!

この「カウボーイ村」は、情報誌『蘇州・無錫ウェネバー』で何度か取り上げられた事があり、’おもしろそうだなあ’とずっと思っていたのだが、場所は蘇州・太湖に浮かぶ西山島。交通手段は車のみ。無錫から車をチャーター。
(最近のこの辺の観光地、車がないと行けない場所が多くて本当に困るっ!)

西山島には初めて行くが、島に行くのに太湖に架かる橋を渡るのが楽しみだったが、この日はお天気が良くて途中の景色もとっても綺麗。
無錫も太湖に面しているが、心なしか蘇州側の方が水がキレイなような・・・。

西山島に入って、田んぼや畑の続く道をズンズン通り抜け、ようやくついた「カウボーイ村」。

入り口には・・・



中国の子ども達に人気の’喜羊羊’がお出迎え。

「カウボーイ村」という事で、園内はウエスタンな雰囲気・・・。



カウボーイの曲芸乗りやレースなどのショーもあり。
乗馬の体験もOK。




ボートやカヌーや筏に乗ることもできる。
子ども達は手前の水に浮かぶ球体で大はしゃぎ。



3人・4人乗り自転車を借りて園内一周もできる。馬車もあり。
我が家も4人乗り自転車で1周したけど、約10分程度で回れる広さ。



わりと広いゴーカート場。
しかーし、15歳以下は自分で運転ができないという、大人のためのゴーカート。
たいして難しいコースじゃなかったのになあ。
中国では小さい子どもが楽しめるアトラクションが少なすぎる!


その他にも、ロッククライミングが体験できたり、ちょっとしたアスレチックがあったり。

岩壁には・・・



よく見ると、人形が這いつくばってます。ヘンなの~。

国慶節中だったので人が多いかなあ、と心配したけど、そうでもなかったのが良かったかな。
こちらの「カウボーイ村」、それなりにおもしろいのだけど、場所がとにかくわかりにくくて行き難いのが難点。

写真でもわかるように、この日は天気が良かったので、外で遊べたのは気持ちよかったわ~!!








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする