ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

マンガ好き一家

2014-11-29 22:30:54 | 思う事(2010年4月~)
我が家の楽しみの一つ、週に1回、ゲオでマンガを10冊借りてくることなのだが、今年の5月頃から始まり、いろんなマンガを読んでいる。

息子はもともと世間の子供達と同じく、ジャンプ系のマンガなどは普通に購入して読んでいたのだが、マンガ、買うとどんどんたまる!!

私も夫もマンガ好きなので、マンガを読むのは全然止めないが、日本が誇る文化、いろんなジャンルの作品があるので、レンタルでいろいろ読んでみようと始まった。

それでいろいろ読んだけど、『宇宙兄弟』に『スローステップ』、『ハイキュー』などなど、私も続きが楽しみな作品にたくさん出会えた。

そんな中、私と息子で意見が一致したのが

「『鋼の錬金術師』は名作!!」。

完結しているので、続きを楽しみにすることはできないが、終わり方も素晴らしい!

いろいろ検索していると、昔の朝日新聞の記事も。

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人とは何か考えた9年 人気マンガ「鋼の錬金術師」完結
2010年6月18日 asahi.com)

「月刊少年ガンガン」で連載され、単行本の発行部数が計4200万部に達している人気マンガ「鋼の錬金術師」(スクウェア・エニックス)が、同誌7月号で最終話を迎えた。生命倫理や紛争の問題を描いたと評価される作品だ。作者の荒川弘さんは9年にわたる連載で、「生きるとは何か」を考えてきたという。結末は「自分なりに見つけた答え」になった。

 「何かを得るためには、応分の代価が必要になる」。“錬金術”は、そんな「等価交換」の原則から成り立つ。主人公は錬金術師の少年エドと、彼の弟アル。2人は母を錬金術でよみがえらせようとし、結果、エドは右腕と左足を、アルは体全部を失う。

 機械の義肢になったエドと、空っぽの鎧(よろい)に魂を宿すアル。2人は元の体に戻るため国軍に加わり、旅を続ける。

 物語の冒頭に荒川さんは、人とは何かという問いを置いた。利己心のため娘を実験台にする錬金術師・タッカー。主人公であるエドとアルも、娘の命を救えない。

 「人間の罪を提示したかった」と荒川さん。「人は性善、性悪のどちらでもなく、両方が交じる。力の使い方を誤ればこうなる、と」

 軍に制圧された民族の男・スカー。そして、スカーに両親を殺されたウィンリィ。力の行使による「復讐(ふくしゅう)の連鎖」は、イスラエルとパレスチナの民族対立も連想させる。

 迫害や復讐の連鎖は断ち切れるか。荒川さんはスカーの師にこう語らせた。「理不尽な出来事を許してはいかん。だが、堪えねばならぬ」

 同志を殺害された軍の大佐・マスタングも、復讐心に燃える登場人物だった。「最初は彼が復讐を成し遂げ、敵をすごいやり方で殺すと構想していました」。だが下書きを進めるうち、「周りの登場人物たちが止めに入ってきた」という。「作者がキャラクターに動かされました」

 「鋼の錬金術師」は、以前作られたアニメ版が独自の展開で物語をしめくくったことから、原作マンガのラストはどうなるのかと話題を呼んでいた。

 最終話。荒川さんは「何を代価に体を取り戻すのかを決めかねていた」と話す。体の代価は「命」という設定。ならば、2人の父を犠牲にするのか、人命から作られる「賢者の石」を使うのか……。だが他者の命を利用する解決法は、2人の生き方が許さなくなっていた。

 「主人公が得たものは何かから考えていったとき、要らないものがあることに気付いた」と荒川さん。「主人公のアイデンティティーと呼べるものでした。存在意義を代価にしたということです」

 仲間から10を得たら、それを11にして誰かに渡す。「等価交換を否定する新しい法則」と呼ばれるもう一つの生き方が、結末に提示された。

 タッカーの娘を救えなかった冒頭のエピソードについて、荒川さんは最終話でアルに「その子をずっと忘れる事ができません」と語らせている。「何年かけても、命の問題は解決しないからです」

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朝日新聞では最近、『』が完結して特集記事がでていたが、鋼錬も記事になったんだ~。

作者の荒川弘さんをこのマンガですごく好きになり、『銀の匙』は現在私が集めている。こちらも名作。

鋼錬をレンタルで読んでいた時、夫と娘はなぜか読まなかったのだが、あんまり私と息子がほめるので

「もう1回借りてきて~NARUTO!」

と言っているので、今年のクリスマスプレゼントはサンタさんに鋼錬全27巻を持ってきてもらうことにしようかな、とも検討中。

昨日、息子が「NARUTO」最新刊71巻を買ってきた。「NARUTO」もお父さんお母さんが出てくるあたりはすごく好きだったのだが、長すぎてなんだかなあ。でもきっとあと1巻か2巻で完結。

鋼錬は27巻という長さもいいんだよね~。
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年末だよ・・・

2014-11-26 21:24:57 | 生活(2010年4月~)
11月も気が付けば26日。ニュースでは流行語大賞ノミネートの発表に、紅白歌合戦の出場者発表。気が付けば今年もあと1か月ちょっと・・・。
今、テレビの歌番組を見ているので、年末感が更に強くなったのか?

今の職場で働くようになってから、12月は30日まで慌ただしく働くので、12月に入ると本当にあっという間に毎日が過ぎてしまい、12月はなんだかしみじみしている暇もない。

この週末からは楽天のスーパーセールが始まるので、ああ、来週から忙しいなあ、と思うのだが、今年は中3息子の高校受験もあるので、受験スケジュールを確認しながらの日々になる。

息子、希望の高校に入る事しか考えていないとかで、もう4月からの楽しげな毎日を想像してウキウキしているが、受からなきゃ入れないから~!!

体調管理をしっかりして、来年に向けてこれから勝負!!


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娘、初優勝!

2014-11-16 20:23:41 | こども(2010年4月~)
小5娘、現在バドミントンのダブルスの練習中。

10月の東北大会でフルセットの末1回戦敗退してから、来年のダブルスで結果を残すことを目標に、まずは試合に出よう、という事で、市内の社会人も参加する小さな大会に少しずつ参加するようにしているのだが、これがなかなか・・・。

小学生の打つスマッシュはまだ力不足で簡単にとられてしまったり、大人のスピードについていけなかったりで、先週まで1セットも取れずに負けてばかり。

しかし!!

今日の大会で、一番下のレベルのクラスで、初めての勝利!そして2勝目!!

そして、3チームしか出場がなかったので、なんと初優勝!!!

娘、バドミントンで初めて優勝の賞状を頂けた。

思いがけず賞品もいただけて(ヨネックスのタオル)、今まで負けてばっかりだったので本人たちも嬉しかった事だろう。

どんなに小さい大会でも、優勝するのはなかなかできない。

よかったね~!!
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息子の受験勉強

2014-11-03 21:12:22 | こども(2010年4月~)
部活を引退した息子、先日部活の三年生を送る会も終わり、来週は学校の三者面談、志望校も絞られて、早いところは12月から試験開始、もうそんな時期か、早いなあ~。

息子、社会が苦手で、他はまあまあ。社会の出来次第でテストの結果が左右されているので、本人も家で社会ばっかり勉強している。

それで今はやたらと

「EUに加盟していない国ってどこ?」
とか
「ワルシャワ条約機構は略してなんだ?」
とか、
まるでクイズのような質問をしてくる。

自分で調べればいいのに面倒くさがるので、地図帳や中学社会のまとめ本をすぐ近くに置いて、私も一緒に調べるようにしているのだが、私の子供のころはEUなかったし、冷戦の頃の体制は今ないし、現代史は私もわからない・・・。

(ちなみにEUに加盟していない国はスイスとノルウェー、ワルシャワ条約機構はWTOと私たちの時代は習ったけど、今は世界貿易機構と混同するからWPOというんですって。)

なんてったって、鎌倉幕府が1192年から始まったのではなく、1185年から始まったと今はいわれているという、時代によって変わってしまう社会科は、大人になってもニュースをしっかりみないとわからなくなる世界。

私も一緒にお勉強だわ。
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