ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

南京へ送った本 その後

2006-04-30 03:41:29 | 本の活動(~2010年3月)
月曜に南京へ郵便局から本を送ったことは前回書いたが、その後の話。

木曜に南京から連絡があり、郵便局から荷物が届いたからとりに来いという通知がきたけれど、会社名がちょっと違っているのと、会社名のみで個人名が伝票に書いていなかったので、荷物が受け取れないでいる、という。
正式な会社名は、私が月曜に書いた名前の最初に’北京’が付くそうで、なおかつ私が事務所の代表者である個人の方の名前を書かなかったので、郵便局の担当者から「違うだろう。」と言われているというのだ。
しまった・・・。こちらの郵便局では、そういった間違いが面倒のもとになるというのに・・・。

以前南京に住んでいた時、日本から送ってもらった航空便の伝票のあて先人をうちの母がうっかり書き忘れ、その住所に住んでいるのが私だという証明をするのが大変だった事がある。その時の教訓として、住所・名前などを伝票に記入する時は確認をしっかりするようにしていたのに。今回は前もってメールで住所・会社名を確認しておいたが、南京の方でも’うっかりしていました’とお互いに謝る。

無錫の送付元の郵便局から、受取人の訂正伝票を入れるのが一番確実、という事で、再度郵便局へ。
無錫の郵便局では、窓口の局員が私の事を覚えていて、すぐに話を聞いてくれたが、「その住所にその人間がいて、通知が来ているんだろう。北京がないだけなら、会社のハンコと身分証明書を持っていけば受け取れるはずだ。」と言う。その旨その場で南京に携帯でTELしてみるが、南京の郵便局はそうではないらしく、それではダメだという。それで目の前の局員さんとTELで直接話してもらうが、彼はTELでも「無錫では受け取れる。」と話している。えーん、困った・・・。
TEL後、局員さんは「値班人に話してくれ。」というので、次は値班人の窓口へ。そこでも「無錫では受け取れる。」と言うが、それでも訂正を入れたい、と話し、なんとか訂正伝票入手。しかし記入後に私の身分証明書が必要だと言われ、パスポートを取りに一度家に戻る。もう一度郵便局へ行き、パスポートを見せて手続き完了。4日後くらいに受取人は郵便局に出向いてみてくれ、という。

はぁぁ、久しぶりに’太麻煩’な事態に遭遇。

そして土曜日。南京から「今日荷物を受け取る事ができました。」という連絡あり。良かった、やっと一仕事終わったよ・・・。

物流関係(だけではないけど)、やっぱり問題ありだよ!中国!!
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南京に荷物を送る

2006-04-26 12:49:26 | 本の活動(~2010年3月)
2月に南京から借りた児童書(注:2月16日・22日のブログ参照)、1ヶ月間の貸出を2回したところで、この労働節前に南京に戻し、5月にまた新しい本を貸してもらうようにしようと考えている。
そこで、ダンボールに借りた本を積め、郵送するために郵便局へ行った。

私は今まで郵便局から日本へ荷物を船便や航空便で送った事はあったが、中国国内への荷物郵送というのはした事がない。これが日本だったら宅急便やらゆうパックやらで手軽にできるのだが、ここ中国では最近でこそ街中で’宅送便’などと書かれた輸送トラックを見かけるが、そんな民間の業者はどこにあるのか、どこが窓口なのか、果たして信用できるのか、全くわからず、今回はとりあえず一般的な普通郵便小包にて送ってみる。

窓口にて、普通郵便小包は38元、ただし相手に荷物が渡るのは5日前後、EMSは翌日には荷物が届くが130元と言われる。値段の開きが大きい!
郵送料として本を借りた人からそれぞれ10元を会費として集めたが、現在10人、現在の予算は1往復100元という事なので、EMSは使えず。南京の出版社の方からも「EMSは高いですよ。」と言われていたので、今回は郵便局から普通に送ることにした。
保険が保証金額の100分の1、1元で100元の保険という事なので、とりあえず5元払い500元の保証をつけた。本当はそんなものではきかないが、あんまり保証金額を高くすると中身はなんだと思われるのも嫌なので今回はこんな感じで。

普通郵便小包はたぶん郵便局留めになり、相手は通知を受け取った後で郵便局まで荷物を取りに行かなければならないと思う。民間業者だったらちゃんとあて先まで届けてくれてしかも安いという所があるのではないかと思うのだが、情報不足だ。

どなたか無錫-南京間の良い輸送手段をご存知の方がいたら、是非ご一報下さい。
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息子 お泊り保育へ行く

2006-04-25 15:11:09 | こども関係(~2010年3月)
先週の木曜の夜は、息子は1泊の日本でいう「お泊り保育」だった。
木曜の午後、幼稚園をバスで出発。新区にある分園へ行き、夕食にみんなでワンタン作り。分園のベットで1晩寝て、翌金曜日は遠足、お昼に帰ってくるというもの。親が一緒でない点が、日本の幼稚園とは違う。
大丈夫かなあ、と心配ながらも朝送り出し、夕方娘を迎えに行くと、お布団を持った子ども達がバスからゾロゾロ出てきて年長クラスへ入っていく。どうやら分園の子ども達らしい。お互いの幼稚園の子ども達が同じ日に場所を替えてお泊りするらしい。お金もかからず、おもしろいアイデアだ。だから集金も、遠足に持っていくお菓子を買うという10元のみ。

木曜の夜は、家の中がやけに静かだった。女の子1人だけだとこんな感じなのか。娘はおにいちゃんがいつも家で遊んでいるおもちゃばかり使って遊んでいた。

金曜のお昼、息子を迎えに行くと、「おかあさん、ぼく少し泣いちゃったよ。」と言う。夜、みんなが寝静まっても眠れなくて、布団を被ってシクシク泣きながら、いつの間にか眠ったそうだ。

彼曰く、「少し楽しかった。」そう。少し楽しかったのは、夜分園の庭から星空を見た事と、遠足でみんなでお菓子を食べた事だそうで、しかしもう行きたいないと言う。
幼稚園児だからそういうのも仕方あるまい。でも、良い経験だったのだろう。
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インターネットラジオ

2006-04-19 12:43:47 | 思う事(~2010年3月)
私の母は昔からラジオが好きだ。私の小さい時、朝の記憶はNHKラジオ第一の6時半から始まるラジオ体操の音楽で目が覚める。母は今でも台所仕事をする時はラジオをつけている。それは昔の人だからなのかもしれないが、私も結構ラジオ好き。テレビは目と耳を使って集中しなければならないが、ラジオは何かをしながら聞けるのがいい。好きなCDを聞くのもいいが、ラジオはなんらかの情報が入ってくるのもいい。

現代社会では、無錫にいながらにしてインターネットで日本のラジオを聴きながら私は今パソコンを打っている。最近いつも聴いているのは「ミューデジ」という、視聴者が自分の好きな音楽をテーマを作り1時間程度に構成してリクエストするというもの。今はどこかのだれかのプログラム’わたしの好きなQUEEN’だ。

今どきラジオでもないかもしれないが、最近のニュースの「ワンセグ」などで、いつでもどこでもテレビが見られる、とか聞いていると、そんなにテレビが見たいのか?と思ったりして。それは私が一昔前の人間だからか??
もう何年も首都圏の電車に乗っていないが、今は電車の中で皆さんケータイ画面を眺めているのだろうか?音楽やラジオを聴いたり、本を読んだりしている人は少数派になりつつある?

うちのダンナさまと以前話したが、テレビやゲームに慣れてしまうと、イメージを直接的に伝えてもらわないと理解できないようになってしまいそうだ。話を聞いただけ、本を読んだだけではイメージできないこどもばっかりになってしまったりして。
情報を発信するメディアの多様化、はいいのだが、うまく使っていく事が大切なのだろう。

それでもうちの母みたいな人は、昔と同じようにラジオを部屋の片隅に置いてこれからも聞き続けていくんだろうな。そんな姿を見ているとなんだか安心・・・。

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マルハチのレジ袋

2006-04-15 15:46:52 | 思う事(~2010年3月)
ここ中国で、街中のDVD屋や洋服店で買い物した時商品が入れられる袋、または日本食屋の配達弁当が入れられた袋などに日本語で「スーパーマルハチ」と印刷されたものを受け取った人は実は結構たくさんいるのではないかと私は思う。
思い起こせば、上海でも、南京でも、無錫でも「スーパーマルハチ」と書かれたレジ袋を何度となく私は受け取った。他の人に聞いても、「私も」「私も」という人が多い。

「スーパーマルハチ」は実在するスーパーなのか?このレジ袋は日本でも実際に使われているのか?正規品が流れて使われているのか?スーパーマルハチは中国でのこの状況を知っているのか?スーパー側の、実は中国における宣伝なのか?それともフツーのレジ袋になんとなく日本語を入れておけば丈夫そうだということで、袋の生産業者がたまたまそのへんに「スーパーマルハチ」という日本語があったから使ったというだけなのか?

「スーパーマルハチ」のレジ袋について、私が中国に来て以来の謎だ。
しかし最近ネットで調べると、「スーパーマルハチ」は関西に実在するスーパーらしいということがわかった。
しかし、お店のロゴが、HPで確認するものと中国で見るレジ袋のものとは違うので、やっぱりこれは、中国のどこかでだれかが、レジ袋に付加価値をつけるために作っているというのが正解かと思う。そうでなければ、こんなにたくさんのマルハチレジ袋を見ることはないような気がする。
スーパーマルハチの人はどう思うのだろう?でも、あのレジ袋でその名を強烈に覚えた人も中国には多いはず。宣伝効果あり?


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幼稚園 ワンタン作り

2006-04-13 13:12:27 | こども関係(~2010年3月)
息子の幼稚園の授業、昨日はワンタンを作ったそうだ。
ギョーザは家でよく一緒に作るが、ワンタンは四角い皮で中身もギョーザより少ない。「皮、四角かったでしょ。どうやって包むの?」と聞くと、「えーとね、まず長四角に折って、角をあわせて、お船みたいにするの。」「中に入れるのもギョーザより少なかったでしょ?」「そうそう、多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけないんだよ。」と息子。
作ったワンタンは、調理室で茹で上げられてお昼にみんなで食べたそうだ。
「すっごくおいしくて、ぼく2回もおかわりしたよ。」と息子。
先週は軍の訓練で嫌な授業だったが、今回はとても楽しかったようだ。来週は遠足もある。
「先週はいやな事やったけど、今日は楽しくてよかったね。来週は遠足もあるよ。」と話すと、「ぼく、いやなことを先にやって、楽しい事を後でするのがいいから良かったなあ。」だそうだ。
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補習校 第一回授業

2006-04-10 12:47:15 | こども関係(~2010年3月)
8日の土曜日、4月1日に開校したばかりの無錫日本語補習授業校の第一回授業があった。
小1から中2年生まで10名、先生4名、借りている教室2部屋、さてさて、いったいどうやって授業をするのやら、と思っていたけど、人数が多い小1・2年生で1教室、小3から中2で1教室と分かれて開始。私達親は、最初廊下で見ていたけど、いつまでもそうしている訳にもいかず、空き教室でおしゃべり。3時間目が終わる頃また教室を見にいくと、低学年の教室では紙ヒコーキ大会が行われていた。
もっと上の学年はよくわからないが、小1・2年生は「楽しく勉強!」という方針で、3時間のうち1時間は遊び中心の授業になるのかな?この紙ヒコーキ大会、効果テキメンで、息子は「すっごく楽しかった!」そうだ。
先生方も、最初は様子を見ながら、どんな風に授業を進めていこうか思案中の様子。教室も、できたら3教室借りられたら、という要望があったり。

少しずつ、みんなで思案しながら、良い補習校が出来上がっていったらいいな、と思う。

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そんなに大変なら・・・

2006-04-08 01:51:28 | こども関係(~2010年3月)
息子の幼稚園、今週は’軍訓’という授業が行われたのだが、いやはや、どうも大変な授業だったらしい。

月曜は解放軍の見学、火曜までの事は前回書いたが、水曜日、息子はこれまた疲れて帰ってきたが、その日の夕方から全身にじんましんが出現!
息子はアレルギーなどはなく、今まで皮膚関係はいたって健康でいたのだが、「かゆい、かゆい」という場所を見ると、ボコボコの島のようなものがいくつもできていて、それがしばらくすると消えるけど、他の場所にまたできてそこがかゆい、という状態。お風呂あがりが特別ひどく、痒み止めを塗ってようやく眠った。
ネットで調べると、じんましんは原因不明な事が多いようだが、火曜日にひどいあせもができていたのと、水曜日も引き続き訓練で汗をかいた事、息子が「お母さん、ぼくもう嫌だよ。」と言っていたので、汗と疲労とストレスが原因なのか?と思い、木曜は幼稚園を休ませた。
木曜は一日うちでゆっくりしていたが、それでも夜またボコボコが出てきたので、金曜は午前中だけ幼稚園に行かせ、午後病院に行って薬をもらってきた。
病院では、「’風疹快(本来は土偏)’は中国の子供にもよく見られます。心配ないです。」と言われる。確かに本人も、軍訓がやっと終わったというので、迎えに行った時からとても嬉しそう。薬の影響もあるのかもしれないが、金曜夜はじんましんも出なかった。

息子は「お母さん、今日も運動したけど、老師がぼくと○○は’休息一下’と言って、休ませてくれたよ。」と言っていた。たぶんその子も息子同様調子が悪くなったのだろう。息子と同じクラスの女の子のお母さん曰く、「娘もゆうべ熱が出た。」という。娘の担任の先生も「今は軍訓だから疲れてじんましんがでたんでしょう。」と言っていた。

金曜午後、幼稚園では1週間の軍訓の成果の発表会が親も招いて行われたようだが、この日も最高気温25度、子ども達は汗だくになっての発表会だったのだろう。息子は午前中だけで帰ってきたのでやらずにすんで喜んでいた。

そんなに子供の負担になる大変な訓練なら、やらなきゃいいのに・・・。そう思っている親もたぶんたくさんいると思うけど・・・。
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幼稚園 軍についての授業

2006-04-05 00:06:57 | こども関係(~2010年3月)
息子の幼稚園、先週末のお知らせは
「来週は解放軍についての授業です。月曜日は解放軍に見学に行って、火曜日から金曜日は軍についての授業です。今日、子ども達に迷彩服を持たせます。この迷彩服は火曜日から金曜日まで毎日着て来てください。金曜の授業か終わったら各家庭で洗って次の月曜日に幼稚園に戻してください。来週は子ども達は疲れるので、家庭でよく休ませてください。」
というものだった。
息子はその通りに迷彩服一式(長袖シャツ・ズボン・帽子)を持たされて帰ってきた。
え~っ、解放軍の見学?授業??なんじゃそりゃ???
しかし、息子の幼稚園では年長さんになると毎年ある授業らしい。という事は、他の幼稚園でもあることなのか?
幼稚園児が軍隊について教わるとは、日本では考えられない事だ。びっくり、さすが中国だ。

そして今週月曜日。息子達はバスに乗って解放軍の見学に行ってきたらしい。
「何見てきたの?」「おとなの人がすっごい運動してた。」
どんな運動なのか??
そして今日から迷彩服を来て登園。夕方迎えに行ったら
「おかあさん、今日はすっごく疲れたよ。」「何やったの?」「こんな運動。」と言って、息子は護身術のような動きを見せた。
そうなのか、そんな運動かあ。私は、ほふく全身とかやらされるんじゃないかと思っていたので、ちょっとホッ。

しかし息子の軍についての授業は、まだまだ続く。あと3日、一体何をするのやら・・・。
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補習校開校!

2006-04-02 07:49:07 | こども関係(~2010年3月)
昨日の土曜日、無錫の補習校の開校・入学式が行われた。
2月中旬からの短い期間で準備を進め、どうなることやら・・・、と思いながらもなんとか開校することができて、本当に感無量!

開校・入学式は、できるだけ日本の学校に近い形で、という事で、式次第の中に「起立・礼・着席」という手順を盛り込んだり、子ども達の胸にお花をつけたり、入場・退場で先生のピアノの伴奏をつけたり。
子ども達10名のこじんまりとした式だったが、無錫で日本のような入学式を親子ともに体験できたのは、本当に嬉しかった。
息子も(彼は日本だったら4月から小学生なのだが中国では9月から小学校にあがる)、今日の入学式を体験して「小学生になったんだ!」と思ったようで、家に帰ってから、領事館の方が持ってきてくれた1年生の教科書を眺めたり、「今日から一人で寝る」と言ってみたり(今日だけかも?)。何よりも、たくさんの同じ年頃の子と日本語で遊んだり勉強するのが楽しいようだ。

この補習校、これからどんな風に変わっていくかわからないが、開校式に出席できたというのは、私自身も貴重な体験だと思う。
無錫もどう変わっていくのやら・・・。
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