538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ブラッド・ウェポン

2012-12-26 23:43:12 | アジア映画
今月末発売された『映画秘宝』2013年2月号の記事を見て
「ブラッド・ウェポン」という映画の存在を知りました
相変わらず情報遅くね
監督ダンテ・ラムにニコラス・ツェーなら見るしかないよね
それに上映してるのが角川シネマ新宿だけだし

今日はなんだかサービスデイで角川シネマ新宿は
1000円均一の日だったので
ってかお客さん結構入ってるよねぇ

いやダンテ・ラムさんですから安定した面白さデスよ
香港映画なのに香港が舞台じゃなかったのね
主人公は国際警察の警察官
ヨルダンで天然痘ウイルス兵器開発の化学者の護送任務中に
化学者強奪の国際テロリスト達の襲撃を受け
頭部に被弾し余命二週間の宣告を受ける

この主人公にジェイ・チョウ
で母から生き別れの兄がいることを聞かされ
父と兄を尋ねてマレーシアに、
そこで再び天然痘ウイルスと国際テロリスト集団と因縁の対決を
って父を目の前で殺されたり、兄はその国際テロリストに
雇われていて命のやりとりがあったりするわけで
その兄にニコラス・ツェー

兄と弟が敵対するというここいらの人間関係は
香港映画お得意のシチュエーションではありますが
ってことでノンストップなアクション映画の裏テーマは
家族愛というか家族の絆なンだよね
ニコラスの子供役の女の子がかわいい
顔中水疱だらけになっちゃいますけどもね

『映画秘宝』でダンテ・ラムさんが語ってらっしゃるけど
ヨルダンやマレーシアの町中でのアクションには
それなりに見ごたえ十分でしたし
頭をぶち抜くバレットのスローモー映像は素敵でした

相変わらずラムさん映画の登場人物は顔中ガラスの
細かいキズだらけですよねぇ
そういや、ツェーさん演技で泣くのですが、
「ビースト・ストーカー」で鼻から血を垂らしてましたけど
今回はもう鼻水たらたら、本気の鼻水でした

2時間をちょい越える映画ですけどもちっとも長くなかった
映倫のレートがR-15なのはハードなアクションについたのかな
そんなにエグくはなかったアクションと思うのだけど
それにしても、邦題の「ブラッド・ウェポン」ってのが分かりにくい
ってか20数年離ればなれになっていて
かつ運命のいたずらか敵対関係の立場だった兄弟が
共通の敵にぶつかっていくのがブラッド
血は水よりも濃かったってことを言いたかったのか
角川さんにはセンスある宣伝部がいなかったのかねぇ

2012年製作、香港映画
ダンテ・ラム監督作品
ニコラス・ツェー、ジェイ・チョウ、リン・ポン、
バイ・ビン、アンディ・オン、リウ・カイチー出演


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