538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ジュリエット・ビノシュin ラヴァーズ・ダイアリー

2013-03-11 02:07:25 | 洋画
この映画もWOWOW先行OAで、この3月6日にDVDリリースされてる
フランス映画ってことでTSUTAYAさん、
GEOさんともに官能映画の棚に置かれています
レートはRー15相当だとか

原題は「Elles 」
フランス語で「彼女たち」と言うことですが
主人公はジュリエット・ビノシュ演じる中年の雑誌編集者
家では夫と高校生の長男と、ゲームに熱中してる小学生の次男がいる
そして母として家事をこなして

外では編集者として現在は売春アルバイトをして
学費を稼いでる女子大生二人のインタビュー記事を編集してる

と言うことですがそのインタビューが映像として具現化されるシーンが
一応売春のお仕事ですからそれなりの官能的なものが用意されてるので
官能映画という範疇に入れてもいいけども

主人公のビノシュが女子大生たちの売春に対しての
悪びれる様子もなく、かつ楽しんで?るような感じに
現在の自分が置かれてる立場に少なからず疑問点を感じ
女って一体何だろうなってことで

母として家事をこなしているだけで女としての性を今の自分は享受してるんだろうか
旦那は家のことはスッカリ彼女に任せて殆ど見向きもしてくれない
子供からは仮面夫婦とまで言われるような始末

更に性処理は自分で自分を慰める
そうですよねビノシュさんは体当たりで鬼気迫るオナニーシーンに挑戦されてます
ってかエクスタシーで果てられるシーンでは
やっぱ老けられたなぁとちょっとこっちもねぇ

ってか流石上手いよねいくつになっても女は女ってことで
原題の「Elles」ってのがねぇ特定の登場人物を指してる訳でなく
ごくごく一般的な老若を問わない「女たち」を示していたんだことを
映画は教えてくれていたんだと

だからビノシュは旦那が呼んだお客をほっぽって
自分を探して町をさまよった訳でね
ここで映画的に彼女がいきずりの男と肉体関係を結べばドラマチックなんだろうけど
何もおきないで彼女は家に帰るというのが
これまたひとつの女の生き方なんだよな!

先日見たフランス刑事映画はイザベル・アジャーニ
そして前に見た映画はエマニュエル・ベアール、ベアトリス・ダルと
一時代前の女優さんたちがそれなりの年齢を重ねた役で活躍されてるのねぇ

2011年製作、フランス・ドイツ・ポーランド合作映画
マルゴスカ・シュモウスカ脚本・監督作品
ジュリエット・ビノシュ、アナイス・ドゥムースティエ、
ヨアンナ・クーリグ、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、クリスティナ・ヤンダ出演


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