538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ICHI

2009-08-15 23:12:56 | 邦画
基本的に女剣戟が好きですので・・・見ましたが
映画館で見るチャンスを失ってまして
ようやっとDVDで見ましたが

座頭市自体志母澤寛のエッセイにチラっとあったものを
勝新があんだけ有名にした遺産を
女性版に置き換えて

本は女性が書いてるんですね
シノップスは「用心棒」に「はなれ瞽女おりん」のリスペクトでしょうか
女盲目ということで瞽女にしたのは正解ですね

津軽三味線とか歌とか現代的にアレンジされて
瞽女の持つ哀愁が薄くなってるんですねぇ
ま、そっちがメインじゃないから

チャンバラはこれも最近のというか
女剣劇の傾向でしょうか
ひとり斬るのに何カットも使って
殺陣の下手さをカバーしてるんですね
そういう意味では「あずみ」の上戸彩の大団円は失敗でしたけど・・・

失敗といったら大沢たかおのこの映画でのキャラですね。
幼少のトラウマで抜刀不能な剣術家
決闘シーンでのあな演技は
鯉口なんて簡単に切れるでしょう
あんな刀が抜けないなんてありえない

獅童さんと力さんは鉄板のキャラですねぇ
あの二人じゃいくら居合の達人のお市でも斬れないですよねぇ

目の見えない市といえば「めくらのお市」
タイトルからして絶対ニッポンじゃDVD化は無理ですよね

それにしても、OVとはちがい
資金がある程度潤沢だとちゃんとした時代劇ができてしまうのですね
さすが時代劇日本
配給権がWBにはちょっとびっくり!!


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