538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

SHINOBI

2009-01-12 20:59:29 | 邦画
日本初のファンド映画だったような気がする。
いわゆる一般から一口いくらでお金を集めて
売り上げ金から、投資家に利益還元するという・・・投資家はリスクも負う
という寸法だったが
果たして利益還元はあったのかどうか
そこいらは知らないけど

ある意味映画宣伝には一役買ったような気はするけど
かかった制作費の大半はCGに持っていかれたような感じだ

それくらいよくできたCGだと思う
アメリカ仕込みのCG監督が作る
忍者の里へ俯瞰から攻め込んでくるカメラが
というか山並みの景色は美しかった

そして主役の仲間由紀恵さんも美しかった
山田風太郎原作の「甲賀忍法帳」からエロさの
エッセンスを抜いても
仲間さんの美しさが映画をCGとともに成立させていた

そんな仲間さんゆえラストは原作変えてしまったようですね
そしてCGだからこそなしえた
風太郎忍術っていうのもあるんでしょうねぇ

その昔印を結んでドロンの時代から見たら
やっぱCGっていうのはスゴイんでしょうけど

一時代前のリアルな人智を尽くして
ただ忍の一文字で忍者の戦いを
描いていた時代劇というか
忍者映画を見てきた者からすると

ゲーム感覚満載のCG忍者映画にはついていけなさを感じたのも事実。

「三丁目の夕日」や「血と骨」、「スパイゾルゲ」などの映画に使われてる
背景としてのCGはある意味受け入れられる
というか、
最近のアメリカ映画が元気の無いのも
CGに頼りすぎた映画造りをしてるからかと思ってしまう
私って、やっぱ古い人間?


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