ハンガー・ゲーム

「ウインターズ・ボーン」でアカデミーにノミネートされた
ジェニファー・ローレンスが弓を引いて
ティーン24人がバトルロワイアルする映画だと
情報を入れない私でも、三月くらい前から楽しみに
していた映画です。

原作はスーザン・コリンズのファンタジーというか、
SF小説で、チョイ前に文庫本の上下巻を買ってきていたけど
ちょっと読まずにいたけども、日本公開前に
アメリカ版のBlu-rayが日本にも入荷されてきて
それも入手したので、昨日今日とあわただしく原作読了してから
米版のBlu-rayを鑑賞

期待していたほどの映画ではありませんでした
ってかある意味原作を忠実に映像化しちゃった
って感じでしょうか？
巷間ではあの深作さんの「バトルロワイアル」のパクり
みたいなことが言われているようですが、
いたいけなティーンエージャーたちが殺し合いすること
だけですか似てるとこは

原作読んで初めて知りましたが長編三部作の
第一部が映画化されただけで、これからどうなるのか？
一応殺し合いの結果はちゃんとつきますし
これで完結にしてもあの名作邦画のパクりではないですよ

しかし、ジェニファー・ローレンスにピッタリのキャラですね
主人公のカットニスって娘は
生活のために密猟して弓が上手なんだ
でも24人が殺し合うけども彼女一人しか殺してないですよ
いや二人になるのかなぁ？

そてにしても142分の長尺の半分の70分過ぎないと
バトルロワイアルが始まらないけど
って本も上巻の後半まで戦いの場まで行かない

とにかく原作ありきで映画化されたのでしょうけども
ジェニファー・ローレンスという女優さんがいなけりゃ
映画としてちゃんと成立しなかったかも
心の優しさと芯の強さ、脆さを見事に演じきってる
かっこいいンだな

原作はこれからどうなるのかわかりませんが
映画としては戦闘映画の衣を被った純愛映画となってましたね
戦いの場にでるまで長いけど厭きず見られる映画でした

ポスターとかブックカバーに物語に出てくる
鳥のブローチですか、
重要アイテムなようですがいつのまにか映画じゃ
置いてきぼりになっちゃてる
映像的に左手中三本の指立てたサインには
見てるこっちも高揚しますよね

2012年製作、アメリカ映画
ゲイリー・ロス、スーザン・コリンズ脚本
ゲイリー・ロス監督作品
ジェニファー・ローレンス、 ジョシュ・ハッチャーソン、
リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、
エリザベス・バンクス、レニー・クラヴィッツ、
スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド出演


9月28日（金）より全国公開予定