538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

イン・ザ・カット

2008-12-04 23:12:57 | 洋画
女の性を描くことにあくなき執念をみせるジェーン・カンピオン監督が
メグ・ライアンを使って女の眠れる性を目覚めさせたサスペンス映画なのですが

サスペンスとしては底が割れていて1時間20分を持たせることができてないし
いまさら崩れたメグちゃんのおっぱいが売りでもなかったような気がするのですが。

しかし、主人公はとっくに女としての性を捨てた中年女性
と言う点においてはメグちゃんのハダカはビンゴですね。

とあるバーの地下でいきずりの情事を目撃して
忘れていた
というか、意識して捨てていた性が目覚めてしまった
中年女を見事自己の肉体とともに演じきってくれてるメグちゃんには
拍手を・・・

っていうか米版のDVDで見たのですが
ちゃんとペニスをサッキングしてるシーンを撮ってるんですね
余分な映像カットに思えるのですが
このサッキングシーンが主人公の女の肉体の裡に性の炎を生じさせるためにも必須と考えて
監督さんは・・・って脚本もジェーン・カンピオンなので、あえて撮ったのかな・・・と

しかし、刑事の相手役のしょぼさが映画をつまないものにさせてるのですが
ここも監督さんがこだわってしょぼさを演出したのかな
火のついた女の性に男へのこだわりは無用といったような
男ならだれでもよかったみたいな
でも、生徒とは・・・キスしてるうちに職業意識に目覚めたとか

こちとら男ですので、そこいらがわかりませんが
映像からはそう読み取れたのですがね

拳銃の伏線はしっかり張られていましたが
これもバレバレでしたね。