538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

スズメバチ

2008-12-01 23:51:16 | 洋画
いや、おもしろかったですね。
フランス映画でもこういうアクション映画がつくれるのですね
というか、ジョン・カーペンターの「要塞警察」のパクリというかリメイクですね

映画って当てたシノップスを拝借して映画を製作しても
まんまじゃなけりゃ、いいような雰囲気は昔からあったようですが
最近はシノップスをちょっと拝借というわけにはいかないようで
各国が著作権法にのっとってリメイク権を買うようになってるようですが

「要塞警察」もアメリカでリメイクされ「アサルト13」という映画になってますが、意味不明の攻撃を狭い空間で受け
不条理のまんま死んでいく閉塞感を見事にサスペンスとしていた原作に対して
「アサルト13」はラスト拓かれた空間で犯人と対決させてしまう失敗を犯していましたが

この「スズメバチ」は悲劇におわらせない展開ではありましたが
窃盗団と警備員と警察という相容れない人々が

命をものともしないマフィアの波状攻撃に対応していくという
緊迫感が実にうまく表現されていたような
前半の登場人物の紹介部分の冗漫な
眠気を誘う表現があればこそ
銃撃のサスペンスと恐怖感がより生かされていたような気がします。

町はパリ祭だし、人々のあずかり知らないところでのドンパチというか
お祝いの花火もシノップスに生かされていたし

それにしても婦警さんの強さが引き立っていましたが
世の東西を問わず女性は男性よりも強い生き物なのかもしれませんね。