京の五条の橋の上、大の男の弁慶が
牛若めがけて・・・
牛若丸と弁慶のお話である
五条橋に夜な夜な現れる鬼退治の物語。
おもしろかったのは、弁慶を主人公として居る点で
その弁慶が世のため人のためと、己を解放するために
鬼に向かっていくという
で、鬼は浅野忠信演じる遮那王あり、打倒平家というか
体制に反逆してる人物
公儀はこういう反逆者を鬼として退治して、人心の不安を去り
政治をあんていさせようとするのがいつの世の常である
が、鬼討伐隊はいつも殲滅される
ここいらの描写がいい
草が舞、血が飛び
草むらがざわついた一瞬で制圧されていく
また巷間伝わる弁慶の刀狩りの件も狂言回し的な刀鍛冶がはんにんだったという
まさに意表をつく展開が面白いのだが
すべての登場人物が登場し、それぞれの思惑が観客に知れ渡るまでの導入がちょっとかったるい気がするけど・・・
京都の町の皇居に向かっての左半分はこんな無人の野原だったようで
リアリテイのない空間でリアリテイのない物語がてんかいしていくのが面白いのですが
見てるこっちは登場人物の誰にも感情移入できない
というか役柄が観客の感情移入をあえて拒否しちゃってるんんで
ラストの弁慶・義経の変わり身での東国行脚のオチにはたまげましたが
この時代何があってもおかしくはないな
ということもこの映画で再認識させられたのも事実
画面と相まって内容も暗かったなぁ
牛若めがけて・・・
牛若丸と弁慶のお話である
五条橋に夜な夜な現れる鬼退治の物語。
おもしろかったのは、弁慶を主人公として居る点で
その弁慶が世のため人のためと、己を解放するために
鬼に向かっていくという
で、鬼は浅野忠信演じる遮那王あり、打倒平家というか
体制に反逆してる人物
公儀はこういう反逆者を鬼として退治して、人心の不安を去り
政治をあんていさせようとするのがいつの世の常である
が、鬼討伐隊はいつも殲滅される
ここいらの描写がいい
草が舞、血が飛び
草むらがざわついた一瞬で制圧されていく
また巷間伝わる弁慶の刀狩りの件も狂言回し的な刀鍛冶がはんにんだったという
まさに意表をつく展開が面白いのだが
すべての登場人物が登場し、それぞれの思惑が観客に知れ渡るまでの導入がちょっとかったるい気がするけど・・・
京都の町の皇居に向かっての左半分はこんな無人の野原だったようで
リアリテイのない空間でリアリテイのない物語がてんかいしていくのが面白いのですが
見てるこっちは登場人物の誰にも感情移入できない
というか役柄が観客の感情移入をあえて拒否しちゃってるんんで
ラストの弁慶・義経の変わり身での東国行脚のオチにはたまげましたが
この時代何があってもおかしくはないな
ということもこの映画で再認識させられたのも事実
画面と相まって内容も暗かったなぁ