538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

博奕打ち 殴り込み

2008-12-08 21:40:53 | 邦画
東映着流しやくざ映画「博奕打ち」シリーズの何作目になるのだろう?
脚本は笠原和夫、小沢茂弘監督作品

タイトルどうり、殴り込みで始まり
殴り込みで終わるのね
って、ほとんどの東映やくざが同じパターンではありますが・・・

加東大助の初老ヤクザがある意味主人公なのかも
父と名乗れず
手柄をあげられず
寄る年波の悲哀をよく表していましたね

二本ドス鶴田の殴り込み
って、ラスト橋の欄干に突き立てたドス
加東と鶴田の二人を表現してるのですが

小刀造りになってる鶴田のドスなんですが
確か最初の殴り込みで
加東を助け起こすときに放ったはず

そのまま病院へ
っていうカットだったんですが・・・
いつ拾ったのか?
務所中どこにあったのか
ま、いいか映画ですから(笑

中田ダイマル ラケットのお笑いリリーフ
玉川一郎の浪曲と
琴線にふれてくる作劇ですが

ミヤコ蝶々さんの使い方がぜいたくでんな

そしてそして名和宏の良い方の役どころ
と待田京介の拳銃遣いといい

と見所がいっぱいの掌編としてできあがってました。