538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

混血児リカ ひとりゆくさすらい旅

2008-12-03 23:28:52 | 邦画
前作「混血児リカ」につづく2作目。
2作目も新藤兼人脚本、中平康監督作品で近代映協の映画で東宝のロゴですねぇ
プログラムピクチャーとしては晩年の作品にあtるのですが

やっぱ制作費がまわらない
配役にもかなち苦労されてるようで、
殿村さんなんかは友情で出てるとしか思えない

前作の大友純さんに匹敵する悪役が高木均さん、大時代なお芝居される方ですが、ナイスキャスティング
藤木孝さん死に方がチープすぎ、鞭で打たれて拳銃で撃たれて
あわれブリーフ一丁ですよ

今回はハダカ見せななかったですね青木リカ
それにしても相変わらずの独活の大木
浜かおるさんがヤクザのオンナ親分
普通だったら主人公と手を結ぶシノップスなのに最後まで敵対関係
新藤脚本の確信的な箇所ですよね

それにしてもどうしてこんなにアポーンな映画なんでしょうか
三沢までロケに行ってるんですが
当時の映画にあるまじきノンタイアップですので
観光シーンもないし

冒頭の殺し屋VSリカで三島まで何人が死んだのかしら?
それにしても三沢駅で遭遇した子供
このエピソードがふくらむかと思いましたがこれも肩すかし

ま、エロなし、グロなしなナンセンス映画といったところでしょうか?
ラストのクレジットが終わったところで
次作へつづくような鈴木瑞穂の台詞が・・・

ということでどうやら3まであるようです。
って、米版のDVDで「RICA 3」も入手済みなんですよね・・・