みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『最終兵器 ムスダン』観ました。

2017-09-14 16:00:00 | アジア映画
2016年:韓国。 監督:ク・モ。 WOWOWからの録画。
韓国と北朝鮮との軍事境界地域で複数の兵士が惨殺されるという怪事件が発生。
状況査察のため、急ぎ調査隊を派遣する命令が下る。
だが韓国軍上層部は当事件について何がしかの極秘情報を掴んでいるようでもある。

 
事件解明のため調査隊が急ぎ組織される。     早朝に出発。作戦時間は24時間。

早朝6時集合、出発。作戦に与えられた時間は24時間。
隊員全員に緊張がみなぎる。
トラックで現地着。以後は徒歩で森の中に入っていく。

 
死体発見。軍服を見ると北朝鮮兵のようだ。    シン中尉。上層部から別途の命令を受けている。

やがて窪地の中に死体発見。北朝鮮兵のようだ。
調査隊の任務とは別に密命を受けているシン中尉。
付近のウィルスを採取したり、湿地の化学調査などを行う。

 
警戒しつつ歩を進める韓国側。          一方、北朝鮮側からも調査隊が出ていた。

だが調査の途中で犠牲者が出る。死角から襲われ、瞬殺の憂き目を見る。
隊員たちに緊張が走る。
この辺りには用済みになった古い倉庫がある。その付近に犯人が潜んでいるのではないか。
調査隊はその古い倉庫に向かう。
いっぽう、北朝鮮の方でも調査隊を繰り出していた。
韓国側と調査の目的は異なるが。


ムスダン。体じゅうが著しく変形を遂げている。

韓国軍上層部の掴んでいる情報とはこうだ。
北朝鮮側では最近人間を戦闘用野獣(ムスダン)に変容させるウィルスを発見したようだ。
その特殊なプロセスを通して平凡な人間を強靭な野獣に改造できる。
そんな野獣たちで戦闘部隊を編成できれば無敵の軍隊というべきだろう。
いわば”最終兵器”というわけだ。
それは利用しだいで韓国側にとっても非常においしい情報となる。
シン中尉に与えた別命には、可能ならばムスダンを射殺の後に死体を持ち帰る
という事項が入っているのだが、それは果たして可能なのか。
なにしろ敵(ムスダン)は恐ろしく素早い動作と凶暴さを兼ね備えているのだ。

観終わって、B級映画という印象を受けました。良いところもあるんですが、
全体に中途半端さを感じてしまい、残念ながら自分はあまりノレませんでした。

また映画には直接関係ないことですが、”ああ、韓国の人たちって
こんな顔だちだったんだなあ”とかボンヤリ考えながら画面を見ていました。
同じアジアの人間とはいっても、やはり別の文化圏なんだなあとか思いました。
あたりまえか(^^;