修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

泡沫の足跡

2013-11-17 | ひとりごと


朝日に燃えるような山肌に目を凝らすと・・・・・



昨日は魔女森の辺りでは雨でしたが 稜線付近では 枯葉の少女が舞い踊り 去年より三日遅くふゆのうまが駆け抜けたようです。
しかし 根雪になるには今一つ力不足だったようで すぐに消えてしまう泡沫の足跡でした。

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朝晩の気温は低くても 陽が射している日中はポカポカと暖かな陽気になります。
そんな行きつ戻りつを繰り返しながら 森の館周辺では 木々が色あせた葉を落とし始めています。
照葉の美もラストスパート 枯葉の少女が眠りにつくのも時間の問題のようです。



月 光

2013-11-16 | ひとりごと
冬の足音が日に日に大きくなってきた夕暮れ時は 釣瓶落としの如くあっという間に西山の端に陽が落ちて
家路につく頃には 慣れた山道とは云え 箒の前照灯なくしては路肩を外れずに走るのが心許ないくらい。
それでも 揺れるように梢の間からこぼれてくる月光の届く道は 何気に嬉しいもの♪

右へ左へカーブを切りながら視界が開ける場所まで下ってくると・・・・・



街を彩るイルミネーションに 早くも年の瀬を感じるのは当方だけだろうか・・・・・・。

雲上のゆうべ

2013-11-15 | 厨しごと


夕方まだ陽のある内に山を下りてきたら 行く手には雲海が拡がっていました。
年に数回 盆地に蓋をするように雲海が現れると 我が集落の辺りは雲上の村 気分は天空の村???
雲海が晴れてしまうと 一気に魔法も解けてしまう泡沫の世界です。 

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急に寒くなってきたので 標高500mに位置する我が家でも昨日から 朝晩はストーブを焚いています。
お腹の中から温まりたくて 今夜はクリームシチューにしました。
そして この季節になると 夕食後にコタツにあたりながらいただきたくなるのは あっつあっつの・・・・・♪



濃厚なホワイトソースの食欲をそそる匂いと 酒粕のうっとりする匂い どちらも我が家の冬の定番です♪

リハビリ

2013-11-13 | 厨しごと


今日は ダウンする前から休みを取っていたので リハビリを兼ねて気分転換日和になりました。
遠出したわけではなく 徒歩15分くらいのところなのですが 坂を下って次の坂を上って・・・・・ 
行き着く前にバテそうな今日は 箒でひとっ飛びしちゃいました。
否 ダウンしていなくても 足代わりの箒に乗っちゃったと思いますけどね。(←運動不足

地方それも公共交通機関が整備されていない田舎に行くほど 車は一家に一台ではなく 
18歳以上のニンゲンひとりに一台ずつ持たなくては生活が成り立たないのです。
18歳以上の人数分の車の台数+軽トラが普通なんです。(我が家はつれあい+当方=2台のみ)

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さて どこへ行ったのかと云うと・・・・・
地産地消をモットーに 地元のおばちゃんたちがやっている食品加工所のワークショップに♪

先ずはころ柿作りにチャレンジ。



皮を剥いた柿を竿にかけ ビニールシートで覆い 硫黄で30分燻蒸後に持ち帰る。
家庭では ドボンッと熱湯にくぐらせればそれでも良いと云うことです。 
硫黄燻蒸にしろ 熱湯にしろ その理由と効能を聞きそびれてしまいましたが アク抜きに関係がありそうです。

雨のあたらない風通しの良い日陰に干して 1週間くらいしたら軽く揉んで表面が乾けば あんぽ柿の出来上がり。
2週間程してから揉んで 更に暮れ頃まで干せば ころ柿が出来上がります。
中身がトロトロのあんぽ柿は あまり好きじゃないので しっかり干してころ柿に仕上げましょう♪

続いては 調理室に移動してブルーベリーでジャム作り。



ブルーベリーの実は 夏の間に収穫したものを冷凍保存してあったそうです。
砂糖を3回に分けて入れ 丁寧にアクを取り 鍋底が焦げ付かないように気をつけながら 30分程煮詰めたら
瓶に詰めて煮沸消毒をして 最後にラベルを貼ったら出来上がり♪



ころ柿も ブルーベリージャムも 以前から好きで作っていますが
いつも自己流なので たまに こうして基本を教わることは大切だと思っています。

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帰りに立ち寄ったお寺の境内は 秋桜の絨毯が敷き詰められていました♪


安定剤

2013-11-12 | ひとりごと
久しぶりの出勤は 半日でヘトヘトに。
胃腸の調子が良くなった途端に 今度はふわふわしためまいと 不安と不快感を覚え 早退してマイドクターの元へ。
急に寒くなったことで カラダがついていけないせいだろうと 安定剤を処方されて帰宅してきました。
マイドクターに話を訊いて貰うだけで 否 顔を見ただけで 安心するし
手元にイザというときの安定剤があると思えば 更に安心感が強まると云うもの。

ほっとして帰宅して間もなく 庭先のブッちゃんの騒がしい吠え声と
♪ピンポン♪ チャイムに応えて玄関ドアを開けると・・・・・



・・・・・・ うん??? あれ??? だだだれだっけ??? あっ・・・・・・えーーーっ!!!!!
一瞬 目の前に立っている人が 誰だか理解できませんでした。
すすすみませ~ん。かつての職場の先輩であり カメラ女子のウサギさんでした。
お忙しい仕事の合間に カメラを手に当県にもよくいらっしゃっているウサギさんですが
まさかこのタイミングで 我が家にいらっしゃるとは思ってもみなかったので 
目の前に立っている人がウサギさんだと理解するまでの刹那 ポカンとウサギさんの顔を見つめるだけでした。

ウサギさんは 休暇を取って秋色撮影のついでに お見舞いに寄ってくださいました。
珈琲を飲みながら 取り留めもなくおしゃべりをした ただそれだけの短い時間だったのですが
街の灯りに向かって うす暗くなってきた道を ウサギさんの赤いテールランプが下っていくのを見送る頃には
いつの間にか 心もカラダも軽くなっているのでした。  
ウサギさんの突然の訪問は カンフル剤であり 安定剤でもあったようです。

ウサギさん ありがとうございました。 
また いつでも寄ってください お待ちしてまぁ~す♪