修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

蘇るとき

2013-08-25 | ひとりごと
カラカラに乾いた猛烈な暑さも昨日今日の雨で ほっとひと息つけた感じです。
ようやく夏の猛暑も峠を越したのでしょうか その勢いも弱まり 朝晩はだいぶ涼しくなりました。
と云うより 今日の森の館は 半袖では寒いです。

今年は 例年にない多雨になった地域があるかと思えば 猛烈な暑さに加え雨が降らず渇水対策に明け暮れた地域もあり異な夏でした。
山の木々も 街路樹も 渇水に対する自衛策なのでしょう 早々と葉を落とす姿が目につきました。
そして公園の芝生は茶色に枯れ 花壇の花々は成長できずに花も小さいまま 結実できるのかどうかさえ危うい状況。 
まだ抜水前の田圃の土はひび割れ 畑の土はサラサラと風に舞い 雑草は抜かずとも地上に出ている部分は枯れ・・・・・

ところがこれらの状況は 昨日今日の雨で 一気に蘇った感があります。 
一面茶色にしか見えなかったところに ポヤポヤと緑色が広がってきました。
雑草の生命力って 凄い!!!!
丸まっていた木の葉が シャキッと蘇り 葉を打つ雨音が賑やかにきこえています。



さて 森の館の2013夏のワークショップは 今日で全てお終いです。
秋は 依頼を受けて学校や各種施設へ 出向くことが多くなる季節です。
まだ 夏休みも取っていないし 今年の秋も鼻先にニンジンをぶら下げて 疾走しましょうかねぇ♪

ナマズの正体

2013-08-22 | くぬぎ林の大家さん
相変わらず猛暑が続き 一滴も降らない日が続いている当地。
天気予報を見ると 近県では激しい雷雨に見舞われて大変のようだが 雨雲は当県を迂回している模様。
それでも 微かな雷鳴と稲光だけは 姿を現していくので 毎晩のようにブッちゃんは恐怖に慄いている。
ブッちゃんったら いつまでもゴソゴソガシガシやっているので 覗いてみたら・・・・・・



おぉ そう云うことだったのねぇ 先日の局地的大地震は。
スヌーピーじゃあるまいし・・・・・・屋根の上の壊し屋の証拠写真を撮って はい オヤスミ

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昨夜は遅くまで ガシガシバリバリ・・・やってるなぁ と気にはなっていたけれど
今朝 新聞を取りに玄関を出てびっくり!!!!! あちゃー そうきたか・・・・・



ブッちゃんちと 我が家の玄関を隔てる柵が キレイサッパリ消失していた

現状把握

2013-08-20 | ひとりごと
先週末 久しぶりに職場のある山の山頂(2053m)まで登り 新設されたルートを歩いた。
何処の山でも近頃は シカの食害で高山植物が激減しているが ココもご多分に漏れず酷い有様なのである。
10年前と云えば 春・夏・秋と代わる代わるいろいろな花が咲き乱れていたのだが 7,8年前くらいからだろうか
徐々に花の種類も数も減り始め 数年前に登った時には お花畑だったところがすっかり裸地になり
イネ科の植物が生えるのみとなっていた。

巷でシカの食害が話題になり始めた頃で 当地でも『シカの食害』だろう・・・・・と簡単に口にする人が多い中
この地の高山植物の激減が まだ シカによるものとは断定できないと 真っ先に調査に乗り出したのが 森番であった。
その頃から調査している 稜線上のシカ糞の分布と量については現在も継続調査中である。 
また 部分的に金網で被うことで柵の中と外での植生調査を始めたことで ある程度 シカの食害によるところが大きいと判断され 
行政を巻き込んだ保全活動へと結びついていったという流れがある。

保全活動を続けてはいるが 全山を金網で覆うことなど到底無理な話で 稜線の登山道沿いの木々は
シカにより樹皮をはがれ 痛々しい姿を曝していた。
また 明るく開けたところでは 従来 他にも植物が繁茂していたはずだが 現在ではマルバダケブキの群落となっていた。



これだけ他の植物が消滅し 樹皮がはがされているにも関わらず マルバダケブキが群落になって残っていると云うことは
マルバダケブキって 相当に不味いか シカにとっては猛毒の成分を含んでいるのではないだろうか。
あの恐ろしい毒草のトリカブトの花でさえ シカの食害にあっているのだから。

稜線上 かつてお花畑が広がっていたところは シカが入り込まないように金網で覆ってある。
金網に覆われた内側では マツムシソウ フシグロセンノウ ツリガネニンジン タムラソウ等 秋の花が復活し始めていた。



所によっては 広く柵で囲い 登山者は扉を開け閉めして通れるようになっている。
その柵の内と外 それは 草地と裸地のはっきりした違いが見て取れる。



此れより先は 新設されたルートを辿り スタート地点へと戻る。
新しいルートを造るとき 行政は展望の良さをアピールしていたが・・・・・・・



ルート上の樹木は 当然伐採したわけだが 全く展望のきかない 土が剥き出しのつまらないコースだった。
途中には カラマツが落葉する冬には 雪を被った3000m級の山々が一望できる展望台の案内標識が立っているが
冬場は このコースに取りつく登山口までの林道は閉鎖されているし 仮に冬のポピュラーなコースで登山しても
わざわざここまで遠回りしなくても 十分に素晴らしい眺望が得られるのである。
まったく・・・・・・机上の空論!おバカ役人のお役所仕事の典型だわ

うーむ・・・・・せっかくの山歩きが・・・・・しかしまあ 新設されたルートを一度は歩いてみないことには
森の館に問い合わせがあったときに 案内できないからねぇ。
でも・・・・・「そのルートはつまらないし 何とも不愉快になるだけだから やめた方がイイですよ。」 って云っちゃいそう

今回辿ったルートを ガイドマップで確認すると所要時間5時間とあるが 後半プリプリしながらとばしたせいか
所要時間たったの3時間半で歩けちゃった♪ (時計の読み間違いじゃないの? なんて失礼なことを云うヤツが若干1名いるけど無視)
うふっ♪ アタシ まだいけるかしら・・・・・・そうそう 筋肉痛も出なかったんだから!(えっ?これからだってぇ?うーむ・・・・・)

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魔女湖の現状もついでに・・・・・ 



魔女湖の隣にある池は 水位が半分以下になり大きな水溜り状態。 
魔女湖は今も水位が下がり続け 岸から剥き出しの土の部分が どんどん広がっている。
どこぞの湖では 水位が下がったために湖底に乗用車が沈んでいたのが見つかり 中から白骨化した遺体が見つかったとか。
まさか まさか・・・・・魔女湖は大丈夫だよねぇ

破壊エネルギー

2013-08-16 | くぬぎ林の大家さん
近隣の集落毎に盆踊りがあり その際には花火も数発打ち上げられる。
どれも ヒューーーパンッ! 程度の小さな花火だが ブッちゃんには恐怖だったらしい。
昨夜もパニクって リビングの窓ガラスをドンドン・・・大騒ぎをしていたけれど 
すぐに止む花火なので 無視をして二階に上がって寝てしまった。

ところが今朝 リビングの窓を開けると そこには・・・・・



おぉぉぉぉ・・・・・・昨夜 局地的な大地震があった模様
当のブッちゃんは とうちゃんに朝ごはんと イイコイイコをして貰い 大ナマズになったことなんてどこ吹く風。
横目でチラッとコチラを見て・・・・・ハヤク アタイノ オウチヲ ナオシナサイヨ!・・・・・と訴えていた 否 命じていた。

そういえば一昨日も夜中に遠くで微かに雷鳴がしていた。
音に敏感なブッちゃんは その微かな雷鳴にもパニクって 騒いでいたけれど 無視して階下に下りて行かなかった。
翌朝 新聞を取りに玄関を出ると・・・・・



うん??? 何かが変だと思ったら ブッちゃんちと我が家の玄関を仕切ってある柵がバキバキッと壊されていた。
犯人は ブッちゃんしかいないよねぇ。
えーえーそうですとも ブッちゃんの恐怖に共感せず無視をしたアタシが悪ぅございましたとも

恐怖心から起きるパニックのエネルギーって 火事場の馬鹿力に通じるものがあるようだ。
また無視したら 次に破壊エネルギーが向けられるのは何だろう・・・・・・ 

真夏の夜の戯言

2013-08-14 | ひとりごと
8月13日は 毎年恒例 乾杯の日。
今年も 徒歩10分で行きつくいつものお店で♪  

たまたま他に客はなく 手の空いた店主とゆっくり話をする機会を得た。
店主の趣味のヘラブナ釣りと 子どもの頃からの川あそびについてが 話の中心だったが いつの間にか今年の水不足が話題に。

ブタまんになった日に見た川が 少し下流でとうとう完全に干上がってしまった。
魔女湖の水位も 日に日に下がっているということは 相当量 麓の田畑に落としていることになるが
水利権を巡って 小さなイザコザが絶えないようで 下方の集落まで上手く届いていないのが現実だと云う。

早朝 ひとりの農夫が水を自分の田んぼへ引き入れると安堵して自宅へ帰る。
すると 少し遅れて別の農夫がやってきて 水の流れを自分の田んぼへと導いてしまう。
その後にまた別の農夫が同じことを繰り返す。
水を田んぼに引き込むときに 他への流れを完全に断ってしまうので 溢れた水は用水路と別の川へ無駄に流れてしまうのだ。
自分の田んぼへ水を引き込むときに 欲をかかず たとえ僅かでも下への流れを残しておくことで 他の田んぼも救われるのに。
こんな簡単なことが何故できない??? と思うのは部外者だからだろうか・・・・・。
 
魔女湖の水を使い果たすのが先か 作物の収穫が先か 水を巡って事件が起きる前に真剣に雨乞いをすべきかなのか・・・・・真夏の夜の戯言。

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心地良く酔って足取りも怪しくなった頃 ふ~らふ~らと自宅へ向かう真夏の夜のお散歩。
昨年は この日がお店の休日だったため いつもと違うお店に向かったが 一昨年までは同じコースをふらふら・・・・・。
二年ぶりに 同じ道を辿ったのだが 何かが違う! やけに静かなのだ。

お盆と云えば 都会に出た姉弟妹たちが 家族を伴って帰省してくるため 家々の庭先で花火に興じる賑やかな声がしたものだが
ここ数年 じいちゃんやばあちゃんたちが旅立ち 戸主が若返ったことで花火に興じる年齢のお子たちがいないらしい。
また ココを辿るたびに つれあいがアイサツをして回っていたワンコたちの姿が見えないのが 静かになった理由の一番かもしれない。
ワンコたちも寄る年波には勝てず 虹の橋を渡って逝ったと云うことだろう。

もしかしたら 家々のじいちゃんばあちゃんと一緒に きゅうりの馬に乗って来たかもしれないなぁ 南無。
あっ! ルドじいのために きゅうりの馬を作るの忘れたわ ルドじいごめんよぉ