修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

山笑う

2009-04-19 | ひとりごと
     


山麓の芽吹きは いつの間にか 柔らかな新緑へと変わり
芽吹き前線は 魔女山の稜線に向かって 目下上昇中!
ひと雨ごとに 芽吹きが進む様子は まるで山全体が笑っているかに見える。

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気持ちの良い朝で始まった今日の勤務なのだが・・・
今年度最初の毒吐き・・・お許しあれ!

開館早々入って来られたひとりの男性(50歳代半ば?)が 館内を丁寧に観て
置いてあるチラシやセルフガイドシートの全てを手にしている。
どうやら 何かの下見に来たらしく 館内の資料をくまなく手にとって見ている。

そこまでは良いのだが 資料の子ども向け 野生動物の写真絵本を手に
絵本に載っている写真について訊かれたので 撮影場所はいろいろだが
掲載した全ての動物が 魔女山に棲息している旨を説明した。
ところが その男性は絵本をパラパラ見るなり「全部じゃないですね!」と
言い置いて こちらの返事を聞かずに サッサと館外に出て行かれた。  

はあ??? 
全部 魔女山にいる動物たちだって言ってるじゃん! 何も訊いちゃいねぇ
何を根拠に 「全部じゃない」と言い切るのだろう。
実際に全部の動物と 魔女山で出会っているからこそ言っているのに・・・
因みにこの写真絵本の著者は森番だが 著者がここの職員であるとは謳っていない。 
たまたま 森番が不在だったのだが おばさんの言うことでは信用出来ないらしい。

森の館で仕事をしていると こういう対応をされることが多々ある。
魔女山の登山道を訊いてくる人 それも決まって年配の男性に多い。

また いっぱしのネイチャー気取りの厚顔無恥の若者も 
最初からこちらの話を聴く姿勢では無く 見下した態度でくる。
面倒だし 不愉快になることも多いので 森番がその場にいれば 出て貰う。
ところが内容によっては 自分が専門のこともあるので 森番からバトンタッチすると
知ったかぶりしていた相手は 決まって目を白黒させ 話に付いて来られず
返答が しどろもどろになったりする。
そこで きちんと向き合ってくる相手であれば こちらもより丁寧に対応する気になるが
こちらより知らないことを認めたがらない輩は最悪・・・早く帰るのを待つのみ。

こういう人種は 老若男女問わず 時々出没するんだなぁ。
これから魔のGW過ぎまで 特に多くなるんだよなぁ・・・ヤダヤダ・・・

仕方ねぇ・・・ ケ・セラセラ♪ 山笑う季節 嫌なこともみ~んな笑っちまぇ♪

季節の輝き

2009-04-17 | ひとりごと
     


枝先で目覚めたばかりのポヤポヤ緑が 雨の降るたびに 少しずつ少しずつ・・・
生命力に溢れた存在感を現してくるこの季節が大好き♪
霧の中から聞こえてくるは ホ~ホケキョッ♪ これだけで癒されるぅ~

春は 草木も鳥もけものも そしてニンゲンも活気づいてくる季節だ!
年上でも年下でも 前向きに生きている人と接すると こちらまでパワーを貰い
元気が出てくるし 嬉しくなってくるから不思議! 
ウキウキ ワクワク ドキドキ ときにシュン でも ガンバルゾォー

恋の囁き

2009-04-15 | ひとりごと
湖畔に響く重低音♪ あっちから こっちから聞こえてくるのは・・・
♪ゲロゲロ・・・グワッグワッ・・・ゲロゲロゲロ・・・♪


          


春を謳歌する この方たち↑の 恋の囁き??? 
そのときを待ちわびていたこの方たち 昨日の雨で 一斉に行動開始したようだ。
ほんの3,4mで水際に着くのに 何もこんな往来で・・・  
    
ゲコゲコ・・・ケロケロ・・・軽やかな鳴き声のアマガエルと違って
繰り出すその声も 身の丈に合わせたかのような重低音のヒキガエルの親分さん。
いつぞやの湖畔のリサイタルと また違った趣があるような ないような・・・。

下見の下見♪

2009-04-14 | おでかけ
     


日本一の↑お方のお膝元にある 某研究所↓からワークショップの依頼があり
秋に草木染めに伺う予定なので その下見の下見に・・・。






研究所と言っても 建物一階は 展示室・図書室・小ホールになっていて
誰でも自由に利用出来るスペースになっている。
ここの環境教育事業の講座に出向くことになっている。
以前にも 何度か来館している場所なのだが 今回は少し意識を持って
だけど内緒で こっそり訪問。

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せっかくなので すぐ近くにある別の施設も見学。
そちらは設立当初 町の担当職員の熱意で 展示及びプログラム共に
中身の濃いものが提供されていたが 職員の異動により次第に衰退し
いつの間にか 中身の無いものに変わっていったという経緯がる。

そして 数年前から指定管理制度が導入されたらしい。
展示は一新され イカニモのネイチャーさんが常駐し 
どこのネイチャーセンターとも変わりばえのない内容・・・いや それ以下かも???
狭い館内に 動植物の写真が中心の展示・・・しか 目に入らなかったような。僅かに溶岩もあったかな。 
この いかにものネイチャーさんがクセモノ。
迷彩服なんか着ちゃって 首から提げたネームプレートには 『 ネイチャーガイド 』
なんて表記してあるけれど・・・どの程度勉強しているのか疑問だな。
まっ その展示を見れば おおよそのことは見当つくけどね。

せっかくなので セルフガイドに申込み シートを購入して散策に・・・。
セルフガイドだけど 申込が必要 有料である。←何の代金かよくわからなかった
ガイドに従って歩くも・・・地図上の番号と実際の案内板の番号が別物だし
めちゃくちゃだよ! でも これは反面教師になった事例だ。
魔女の森について 利用者の立場で考え 工夫する必要性を再認識したからね。



                     横臥型溶岩樹型


セルフガイドシートを手に 周辺の溶岩大地を散策し 溶岩樹型を観察。
トレイル中には 中に入る事の出来る樹型もある。
 
立っている樹木をみればわかることだけど 奥へ行くに従い穴が細くなり
四つん這いにならないと進めなくなる。 
この樹型の元になった木は かなりの大木だったと言えるのだろう。
ちょうど中間地点で入り口 ( 木の下部にあたる ) 方向を撮影して引き返した。

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探検から帰還した後は 水分とエネルギーの補給も忘れずに♪


             


ワークショップの下見ならば れっきとした業務の一環だが
今回は 下見のそのまた下見だから 単なる観光だけど 収穫はあったな♪

ハンパない!

2009-04-12 | ひとりごと



ついこの間まで 寒々としていた木々の枝先に やわらかな芽吹きを見つけ
ハッとするこの頃である。
連日の夏日に 魔女山も活気づき始めている。

・・・と 嬉しいことばかりとはいかないのが 自然っていうヤツなんだ。
今年は ヒノキの花粉がハンパじゃない!

夕方退勤する頃に 愛する箒が花粉まみれになるのは いつものことだが
今年は 朝の出勤時に 既に 森の館の玄関先に花粉が降り積もっている状況。
バタバタ・・・と歩けば もうもうと花粉が舞上がる。
かといってホウキで掃けば 更に花粉を巻き上げる始末。
  きゃぁ~~~~ カンベンしてよぉ~
仕方なく そっと水を撒くが・・・あちゃぁ・・・まだら模様になっちまったぁ


   

あぁぁぁぁ・・・・山肌が ヒノキの花粉で煙っているじゃん
花粉が落ち着くまで まだしばらくは ヤク(花粉症の薬)を手放せないな。

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追記) 案の定 帰る頃の箒は 花粉まみれ。
     慌てず そっと乗って 発進!


     


    乾燥しているので 箒に積もった花粉が 表面を流れる風に
    あっという間に 吹き飛ばされていく。
    でもこのとき どんなに車内の温度が高くなっていても 
    決して窓を開けてはいけないのは いうまでもないこと!