山麓の芽吹きは いつの間にか 柔らかな新緑へと変わり
芽吹き前線は 魔女山の稜線に向かって 目下上昇中!
ひと雨ごとに 芽吹きが進む様子は まるで山全体が笑っているかに見える。
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気持ちの良い朝で始まった今日の勤務なのだが・・・
今年度最初の毒吐き・・・お許しあれ!
開館早々入って来られたひとりの男性(50歳代半ば?)が 館内を丁寧に観て
置いてあるチラシやセルフガイドシートの全てを手にしている。
どうやら 何かの下見に来たらしく 館内の資料をくまなく手にとって見ている。
そこまでは良いのだが 資料の子ども向け 野生動物の写真絵本を手に
絵本に載っている写真について訊かれたので 撮影場所はいろいろだが
掲載した全ての動物が 魔女山に棲息している旨を説明した。
ところが その男性は絵本をパラパラ見るなり「全部じゃないですね!」と
言い置いて こちらの返事を聞かずに サッサと館外に出て行かれた。
はあ???
全部 魔女山にいる動物たちだって言ってるじゃん! 何も訊いちゃいねぇ
何を根拠に 「全部じゃない」と言い切るのだろう。
実際に全部の動物と 魔女山で出会っているからこそ言っているのに・・・
因みにこの写真絵本の著者は森番だが 著者がここの職員であるとは謳っていない。
たまたま 森番が不在だったのだが おばさんの言うことでは信用出来ないらしい。
森の館で仕事をしていると こういう対応をされることが多々ある。
魔女山の登山道を訊いてくる人 それも決まって年配の男性に多い。
また いっぱしのネイチャー気取りの厚顔無恥の若者も
最初からこちらの話を聴く姿勢では無く 見下した態度でくる。
面倒だし 不愉快になることも多いので 森番がその場にいれば 出て貰う。
ところが内容によっては 自分が専門のこともあるので 森番からバトンタッチすると
知ったかぶりしていた相手は 決まって目を白黒させ 話に付いて来られず
返答が しどろもどろになったりする。
そこで きちんと向き合ってくる相手であれば こちらもより丁寧に対応する気になるが
こちらより知らないことを認めたがらない輩は最悪・・・早く帰るのを待つのみ。
こういう人種は 老若男女問わず 時々出没するんだなぁ。
これから魔のGW過ぎまで 特に多くなるんだよなぁ・・・ヤダヤダ・・・
仕方ねぇ・・・ ケ・セラセラ♪ 山笑う季節 嫌なこともみ~んな笑っちまぇ♪