虫厭う姫たち

今日も朝から容赦なく、強い陽差しが照りつける一日。
それでも街場に較べれば、木陰に入ればそこは別天地。
何よりも目の周りの筋肉が、ゆるんでホッとする。

さて、今日は、某中学校家庭科クラブのお嬢さんたちが来館され、
草木染めワークショップを開催。
折角、魔女山に来たのだから、この季節のここにある植物を
採取することから体験して貰うことに・・・。

ところが・・・これが、またこんなに大変なことだったとは・・・。
当館周辺の林の中を歩くのに、おっかなびっくり、へっぴり腰。
一歩踏み出す毎に、草におおわれた地面から飛び出してくる虫に大騒ぎ。
なかなか草木に近づけない。
どうにか近づけても、葉っぱをむしり取ることができない。
葉っぱの陰に、ヘンな虫がいやしないか？飛び出しては来ないか？
　　うわぁー！きゃぁー！・・・賑やかだこと。
これじゃ、虫たちの方から逃げ出していくよなぁ。


　　　


それでも、何とか無事に採取完了。
ようやく、草木染めの作業に入ることが出来た。

虫厭う姫たちが、集めた染材は・・・


　　　 　　　　　

　　　　　　コアジサイ　　　　　　　　　シダ

布を相手に作業するは、さすがに家庭科クラブのお嬢さんたち。
手慣れた様子で、どんどん作業が進んでいく。


　　　　　　　　


仕上げにアイロンをかければ出来上がり♪


　　　　　　　

姫たちにぴったり、優しい色合いに染め上がりました 　
お疲れ様でした。

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折しも、魔女の森周辺では、数校の中学校陸上部ロング（長距離）選手の
合同練習（合宿？）が、行われていた。
昨日の夕方、麓から魔女の森までの標高差400mあまりを
走り登って来た強者ども。
草と格闘しながら素敵な作品を仕上げていく中学生の目の前を
　「がんばりましょう！」「はいっ！」
　　　　　　　　　「@☆〆υξ@*しょう！」「はいっ！」・・・
互いに声を掛け合いながら、走り抜けていく己と格闘する中学生たち。

二組の一見違って見える中学生たちだが、
汗まみれになりながら、生真面目で、一所懸命な姿が重なって見え、
それぞれの努力が報われることを祈りたい気持ちになった。

陸上部も家庭科部も山を下り、静けさの戻った森からは、
さざ波のように、カナカナカナ・・・が聞こえてくる。

穴があったら・・・

箒が戻って来たが、どこにも異状は見つからなかった。
って、ことは・・・やっぱり・・・

路上に鼻を突き出してエンストしたという状況が、
焦りを生み、早く早くと気がせくばかり。
落ち着け　落ち着け　と思っても、パニくるばかりで
クラッチを踏みこんだつもりで、踏み込んでいなかった。
それで、エンジンがかからなかった　というのが、真相だ。
　　　　　（ ↑ 他人事みたいだけど・・・ちゃんと反省しました ）　

クラッチを踏み込まないと、エンジンがかからないと言うことを
頭で理解していても、軽のオートマに身体が馴染んでいたせいか、
身体の動きはオートマバージョンだったらしい。

あぁ・・・まったくぅ　穴があったら入りたい心境よ
どうも　お騒がせいたしました

なんでぇ？？？

今日は、貴重な休み。朝から家の片付けやら何やら・・・
大汗かきながら、端から片付いていくと爽快だなぁ♪

外向きの片付けも、午前中の涼しいうちに済ませたくて、
買い物や片付ける用事のリストを手に、愛箒で出かける。
一軒目の用事を済ませて店舗の駐車場から出ようと、
箒の先端を車道に出したその時、事が起こったのデス！

ストンッ・・・うん？　エンスト？
ついこの前までの代車が、軽のオートマだったからなぁ
ちょっぴり焦りながら、クラッチ踏んでキーを回すが・・・
エンジンは、ウンともスンとも言わない。
へ？　落ち着け、落ち着け、落ち着いてもう一度・・・
やっぱり、ウンともスンとも言わない。
少し間をおいて、もう一度・・・やっぱり・・・

　　　うっそぉーー！！！！　なんでよぉー！

箒の鼻先を突き出しているのは、日中で交通量が少なめとは言え、
一応、国道なので、焦る焦る焦る・・・・
車外に出て、行き交う他の車に謝りながら迂回して貰う。
同時に、いつもお世話になっている（数日前もお世話になった）
○○モータースに携帯から助けを求める。

箒は、○○モータースのお兄ちゃんに託して、
代車・軽のオートマに逆戻り。
代車が身体に馴染んでいるアタシって、どうよ？？？

朝から、冷や汗かいて、一日仕事したよりもどっと疲れ・・・
残りの用事は、全て後日に持ち越して、
家に帰り着いた途端、家中の他の用事を放り出して、
これをネタに、こうしてパソコンに向かっているアタシって・・・？

山のエビ？

箒が修理を終え戻ってきた。
もう、よそ見をしないゾ！　まっすぐ通勤するんだ！
って、思っていたのに・・・やっぱり、林道の途中で停車。
それも、先日の現場のすぐ傍。

あらっ？　目の端に何やら紅いものがチラチラ・・・


　　ザイドブレーキを力一杯引いて！
　　エンジン止めて！
　　ギアをローに入れて！


　　　


おぉ・・・真っ赤に色づいたイチゴだわ。
イチゴがアタシを呼んでいるぅ♪
　　　イッタァ！！！痛・痛・痛・・・

よく見れば、茎（蔓？）にも葉の表面にも、細かく固い毛が密生し、
その毛の間に棘が生えている。
そっと、紅い実を指先でつまんで口に入れてみると、
それは、耳の下あたりがキュッとなるような甘酸っぱい実。

これも木イチゴの一種で、『エビガライチゴ』という名が付いている。
茎や葉に、紅紫色の粗毛が多いので、これをエビの殻になぞらえ、
日本名は「蝦殻苺」と書く。

しかし・・・こんなにトゲトゲしていたら、
お近づきになってくれるお方がいないのでは？
なぁんてことは・・・
ちゃんと実がなっているのだから、いらぬお節介か・・・

おひさま浴びて

ようやく、梅雨明け宣言が出された今日も、
朝からジリジリ・・・暑い陽射しが照りつけた。

そんなおひさまを　いっぱい浴びて育った真っ赤なトマト。

　　　　　　


暑い日に、暑いキッチンで、ダラダラ汗をかきながら・・・
　　　　　　　我が家には、クーラーがない。
　　　　　　　扇風機と団扇、家を通り抜ける風のみ。
　　　　　　　
美味しくなぁ～れ！


　　　　　　

湯むきしたざく切りトマトに、塩とベイリーフを入れてコトコト。
すり下ろしたタマネギとニンニクを入れ、さらにコトコト・・・。

あぁぁ良い匂い♪

パスタに絡めて、さぁ　召し上がれ

　　　　　　


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魔女山の空には、真っ赤な夕焼け雲。
明日も暑くなりそうね。