森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

神仏の息づく国、日本

2017年07月30日 | 日記


今回の日本では、初めて深川、門前仲町のホテルに泊まりました。ふだんは横浜や品川だったのですが。

門前仲町には富岡八幡宮や深川不動尊をはじめ、いくつもの神社やお寺がありますね。朝8時頃から街を散策に出かけ、出勤途中の方々がたくさん八幡宮などにお参りしているのを見かけ、感銘を受けました。

それも年配の方に限らず、学生風の若い方が長々お祈りしていたり。ハアハア息を切らせて駆けつけ、お賽銭を投げて鈴を鳴らす方がいたり。もしかしたら願掛けでもしていらっしゃるのかもしれませんが、どうも毎朝の日課のように参拝している? と見受けられる方が多かったのです。

...門前仲町には昔、姉家族が住んでいたので、馴染みがないわけではなかったのですが。朝8時から街を散策することなんてなかったので、そんな早朝の街の様子は知らなかったのです。なんて皆さん、信心深いんでしょう!

そして同時に、反省しました。なぜなら私、よく言っていましたよね。「私達日本人が失ってしまった神への畏敬、畏怖の念を、ハワイの人々は持ち続けています」「ハワイアンは今も自然の中に神を見出し…」とかって。

でも! 今も日本の生活の中には、しっかり神仏が息づいているんですね! こんなにも濃厚に。私が知らなかっただけで…。神仏を忘れた日本人は、どうも自分のことだったようです。バカな私!

そんなことの顕われでしょうか…。深川不動尊でおみくじを引いたら、まさかの「凶」! 今時珍しい凶を引いて、いろいろ考えさせられました。「神々はハワイにだけいるのではないゾ」、そんな風に、お叱りを受けた気分がしています。

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